〔前号のあらすじ〕
友人から私が受けた相談は、転職に関するものでした。ひょんなことか
ら友人の最近見た夢に話題は移り、夢を一つの物語として紐解くことで、
もしかしたら悩みの根源は転職ではないかもしれないと予測を立てたの
ですが・・・
〔今週のテーマ〕
私:「今、君が悩んでいるのは、もしかしたら、退職、転職云々という
レベルではなく、君が何を大切に生きていこうかということなんじゃ
ないのかな。だから、退職しようが、しまいが君にとって結論は同じ
なんじゃないのかな。だって、大きな電車に乗っても感覚としては
大差なかったんだもんね。」
私:「今度見る夢が楽しみだね。君の潜在意識がその大切なものが何か
を教えてくれるかもしれないね。」
友人:「実は、さっきの夢を見たとき、二度寝をして、また夢を見たん
だ。住宅の上に大きなきれいな虹が出ているだけなんだけれど・
・・」
私:「虹を見ているときの気分はどんなだった?」
「すごくきれいで見とれていた。すごくいい気分だった。」
私:「さっきの夢で、売店、つまり君の言う家(家庭)をやり過ごして
は、動き回れなかったよね。もしかしたら、君の本当の関心ごとは、
家庭だとか家族と自分のあり方についてじゃないのかな?今まで、
自分のわくわく感のためだけに仕事をしてきたという反省の表れか
もね。だから二度目の夢で住宅の上に大きなきれいな虹が出ていて、
さっきの大きな立派な電車より、すごく充実しているような気がす
るんだけれど・・・」
友人:「なるほど~。」
私:「とにかく、次の夢が楽しみだね」と言って、「何をする」といっ
た結論を出さぬまま、その日は別れました。
◇そして、2週間後、「おそるべし!コーチング」という件名でメール
が送られてきました。「今、大変前向きに生活できている」とのことで
した。
以下、彼から送られたメールです。
〔自分が変われたのは、自分の果たすべきミッションは、自分の理想の
中ではなく、現実の中にあることに気づけたから。今まで、なかなか変
われなかったのは、『もっと行けるはずだ!』という過剰な期待のせい
だったのかなと感じている。〕というものでした。
◇通常のコーチングでは夢は扱いません。しかし、課題を抱えている時
の夢は、色々な情報を与えてくれることがあります。悩んでいるときは、
全身の知恵や能力を総動員して解決に向けているからです。
◇現実の生活では、解決できそうもない困難な問題のときは、潜在意識
が夢という架空の物語を創造して、顕在意識にメッセージを送ってくれ
るのです。
◇コーチングが潜在意識にアプローチするコミュニケーションスキルで
すから願ってもないツールです。
◇夢でコーチングするのは、現実の話題の場合と同じスキルを使います。
質問ですね。質問の源は、私たちの直感と好奇心です。つじつまの合わ
ないことを質問でつなぎ合わせるのです。
◇現実の話と違うのは、登場人物や場面は、そのものを表しているとい
うより、象徴としている点です。かなり複雑なパズルのようなものです。
しかし、相談者本人も夢なので警戒せずに、解読に協力してくれるので、
協同作業としても魅力的です。
夢ですべてを解決できるとは思いませんが、夢は私たち自身の情報の宝
庫なのです。その宝を庫からだすのが質問なのです。
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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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新学期は、子どもは勿論親も担任の先生の当たり外れ?に一喜一憂する
と聞きます。
小1の息子が学級通信をもらって帰ってきました。そこには、生徒の作
品がふんだんにプリントされていました。文字あり、絵ありの作品を一
目見て、生徒の個性を大切にしたいと考えられている先生なのだなとい
う印象を受けました。
一律に作品を並べるのではなく、生徒によって作品の種類を変えている
からです。
他の保護者の評判で、担任の先生の評価を決めることなく、様々な角度
で指導方針や実践を理解して先生と親が協力して、我が子の教育に当た
りたいものです。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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