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全国体力テストの実施は、全国学力テストの言い訳にしか見えない!

○文部科学省は1日、今年度から小学5年、中学2年の全児童・生徒
約243万人を対象にした「全国体力・運動能力調査(全国体力テス
ト)」を実施すると発表した。
 
○昨年度から始まった全国学力テスト(小学6年、中学3年)の体力
版となる。同省では「各学校や家庭が子供一人ひとりの体力を把握し
て、体力向上につなげてほしい」としている。

○体力テストは、握力、ボール投げ、反復横とび、50メートル走な
ど8種目。各学校では独自に体力テストを行っているが、子供の体力
低下は年々深刻で、国として都道府県間の体力格差などの実態を把握
するのが狙いだ。
 
○このテストは、各学校が7月末までに実施。同省は、今年12月ご
ろ、国や都道府県別のデータなどを公表する。テストでは、朝食を食
べているかどうかなども尋ね、体力と生活習慣、食習慣などの相関関
係も調べる。
 

*私からのコメント

◇穿った見方を二つ。一つは、表題にあるように、全国学力テストの
学力偏重とのバランスを取った施策ではないかということだ。文科省
は、学力だけではなく、体力にも関心を持って、子ども達の成長を考
えているということへのアピール作り。


◇もう一つは、改正教育基本法の中にある家庭教育に踏み込むために、
記事にもあるように、「体力と生活習慣、食習慣などの相関関係」を
調べて、家庭での子育ての統制を強くするためのもの。


◇どちらにしても、今まで学校単位で行なっていた体力測定を一元化
するようになって、地方分権と中央集権のバランスを微妙に崩して、
教育統制の道を徐々に整えようとしている格好になる。


◇どのくらいの予算を割くのか、不明だが、全国学力テストの今年の
業者に払う経費は、数十億単位になっている。この経費を違うところ
にかけていれば、随分と実際的な教育内容に影響を及ぼすはずなのだ
が、残念だ。また、今回の体力テストもそういう結果になるようで、
あまり賛成できるものではない。なぜ、わざわざこういう体力テスト
を文科省が、企画するのか、その意図を私たちは、しっかり探ること
だ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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