子どもの言い分を聞いてあげよう!
子どもには子どもの言い分があるし、親には親の言い分がある。大体が、親の
言い分を子どもは聞いて育つ。子どもの言い分は、子どもの中で消えていくこ
とが多い。いや消えていくと言うよりも、心の片隅に積もって、人間観を形成
していくのだ。
◇先日、大阪の地下鉄に乗っている時に、3・4歳の男の子にお母さんが、大
人に話すように、お説教していた。関東の人だったら、小さな子に話をする時
に、もう少し易しい表現を使って話すだろうと思って、驚いたが、きっと小さ
い時から大人として話をして分からせるのだろうなと感心した。ただし、子ど
もは、きっと子どもの言い分を話せないだろうなとちょっと心配になったが。
逆に、だから大阪の子どもは大人びているのかなと思ったりもした。
お母さん:なんで宿題やってないの!?
A君 :・・・・・。
お母さん:どうして宿題をやってないの?お母さん聞いてるのよ!
A君 :・・・・・・。
お母さん:ゲームをやったら宿題やるって約束したじゃない!
A君 :だから、・・・・。
お母さん:だから、じゃないでしょ!約束したら、ちゃんと守らなくちゃダ
メ!分かった!
A君 :・・・・・。
この話の出だしでは、子どもはなかなか自分の言い分を言えない。もう既にお
母さんは、怒っているのだから。次のように切り出してみてはどうだろうか。
お母さん:宿題終わった?
A君 :えっ!まだだよ・・・。
お母さん:そうなんだ。終わってないんだ。てっきりお母さんは、終わって
いるのかと思った。何かあったの?
A君 :ちょっと、ゲームが終わらなくって。
お母さん:ゲームをやりたかったんでしょ!宿題より楽しいもんね。
A君 :そうじゃないよ。宿題やろうと思ってたよ。
お母さん:そう。だったら宿題やっちゃいなさいよ。
A君 :わかった。
約束を守らせようとして叱っても、それほど効果はない。それよりは、宿題を
実際やらせることが重要なことだ。約束は、実行して初めて約束の履行になる
からだ。そうだとすれば、子どもが自主的に宿題が出来るような感情を作って
あげたほうがよい。そのためにも、子どもの言い分を聞いてあげよう。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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