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« 倉田 百三 || 「居残り」(後編) »

夏期講習の企画を考えよう!

『はじめに』

◇夏期講習の企画を考える時期になった。毎年、毎年夏期講習の規格が、
同じだという塾は、多いと思うが、何年かに一回は、改良して、9月以
降の売上げ、生徒増に寄与するものを考えたい。順調な時は、別段構わ
ないが、停滞傾向にあるならば、尚更、改良してみることだ。

『4月の状況で、夏期講習の規格を変える』

◇たとえば、中学3年生。昨年よりは、生徒数が減少しているとすれば、
考え方は二つある。一つは、合格実績のことも考えて、夏期講習の間口
を広くして中3生を取りに行くか、それとも、勉強量を増加させて、合
格実績を確保し、売上げを確保する方向で行くか、その二つだ。

◇メイン中学の3年生が、去年より減っていて、シェアが同じであれば、
生徒獲得がそれほど期待できないから、勉強量・売上げ重視の設計にな
るだろうし、まだまだ中3生を取り逃していると判断するならば、間口
拡大の設計をすることだ。同様に、中1生の人数増を目指すならば、軽
い設計にするし、中2生の勉強量を増やそうとするのならば、重たい設
計になる。まずは、狙いをしっかり決めることだ。

◇次に、夏期講習のメニューだが、全体の売上げ増を目指すならば受験
学年に合宿を企画することだ。定員にもよるが、粗利率は、25~30
%、売上げは、2泊3日で一人当たり4万~5万にはなるから、大きな
売上げになるはずだ。

◇また、小学生には、夏休みにしか出来ない企画を考えてみてもいい。
親子工作講座や理科実験講座、読者感想文お助け講座や体験プログラム
などだ。非受験の小学生は、何か目玉を作って、集客に寄与するものを
企画しよう。

◇最後に設計の話で、一つ付け加えておくと、中学生は、連続日程を極
力避けることだ。10日間ぶっ続けとかを避け、3日行ったら1日休み
とか、そういうテンポで日程を組むようにしよう。

◇また、非受験の小学生は、土日を避けた設計にしよう。時間帯も部活
がまだある時期には中3生を軽くし、部活が引退している時期は、重た
くするように、メリハリをつけてみることだ。25日前後をベタで通さ
ないようにすることだ。


『経営者の視点』

◇毎年毎年同じ夏期講習でよいはずがない。年々、自塾の置かれている
状況は、変わっているのだ。その変化に対応することを怠ってはいけな
い。物事は水面下で進行していることを忘れないようにしよう。学習塾
経営に対する思いは変わってはいけないが、手法は、どんどん変えてい
くことが必要なことなのだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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