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マハトマ・ガンディー

賢明な人間は悪に報いるに悪をもってすることはなく、
つねに善をもってし、そうすることで悪を破滅に導くものだ。

◇不服従、非暴力を貫いたガンディーは、人間の可能性を体現した
グローバルシンキングでローカルアクティングな人だ。こんな人は、
早々出てくることはないが、それでも私たちは、彼の行動や思想か
ら多くを学ばなくてはならない。彼の中に世界平和に対する大きな
可能性があるからだ。


◇今日の言霊は、ほとんどの人が理解できるが、行なうことは難し
いだろう。いや考えることすら難しいかもしれない。自分に置き換
えて考えてみると、そのことが良くわかる。


◇たとえば、自分の子どもを誰かに殺されたとしたら、その犯人を
親は憎むし、子どもがその犯人にやられたように、親もその犯人に
同じことをしてやろうと思うはずだ。ハンムラビ法典の「目には目
を。歯に歯を」と同じように復讐心に燃えるはずだ。悪に対して悪
で報いることを考えるし、してしまうはずだ。悪の連鎖をなかなか
人間は、断ち切れるものではない。


◇しかし、ガンディーは、その悪の連鎖を断ち切って、少なくても
自分だけは、悪に転ぶなと言うのだ。悪に対して善で報いれば、必
ずその悪自体が消えていくのだから、悪を以って悪を征するなとい
うのだ。


◇親が子どもを殺されて悲しいからと言って、その犯人を殺そうと
考え、殺しても、またその犯人の親が今度はまたその親を殺そうと
思うだろうし、憎むだろう。そうなれば、その悪は、どんどん増殖
して、世界は、悪で満ちてしまうはずだ。自分が味わったと同じ悲
しさが、全世界に蔓延するだけだ。


◇その悪の連鎖を一人ひとりが断ち切ることだ。悪に対して善で応
えていくことだ。苦しいことかもしれないが、自分がされたような
悪を他人にしてはならない。少なくても自分だけは、悪を行なって
はならない。そういう決意を持って私たちは、生きていきたい。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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