ヴォルテール
寛容の精神はわれわれすべてを兄弟にするにちがいないと思います。
ところが不寛容の精神は人間を野獣にするのです。
◇人間が、許すことを忘れてしまえば、それは、ただの野蛮な生き物に
成り下がってしまうだろう。人間誰もが、失敗をし、過ちを犯し、そし
てその失敗や過ちを修正して生きているものだ。だから、その失敗や過
ちを許して、もう一度チャンスを与えることは、人間として当然のこと
なのだ。
◇この当然のことを最近の私たちは、あまり出来ていないように思う。
誰かの失敗や誰かの過ちに対して、非常に厳しく注文なり批判をし、そ
して謝罪をさせ、賠償金を取ろうとする。当事者同士で、何かを解決し
ようとする前に、その努力をすっ飛ばして、第三者を立て、裁判をし、
何でもかんでも対決姿勢で臨もうとする。こんな風潮に私たちの世界は、
徐々になっている。
◇こんなことでは、私たちの世界は、面白くなくなってしまうだろう。
人間としてお互いが、理解しあい、助け合い、対等な関係で、生きてい
く時、面白さも出てくるというものだ。その前提が、寛容の精神だ。考
えの違いを許し、行動の違いを許し、そして悪を許し、人間を許す。こ
ういうあり方が、私たちを幸福にしていくのだ。
◇私たちは、寛容の精神を世界に広めよう。忘れ去られようとしている
寛容の精神をもう一度私たちの精神とするべきだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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