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« ゲーテ || 日本の教育は、急スピードで国家主義的なカーブを曲がってしまう! »

杉浦 重剛

世界を怖るるな。ただ自己を怖れよ。四面楚歌の声のなかにあっても、
屈せざるがこれ男子の本懐である。自ら信じて行なえば、
天下一人といえども強い。正義が常に念頭にあるからである。

◇今日の言霊で一番重要なところは、「正義」ということだ。この「正
義」が、最近は曲解されてしまって、勝手気ままな自分の思い込みに成
り下がってしまっているように思う。


◇ただ単に、力の証明だけの「正義」であれば、そんなものは、「正義」
ではない。昨今の、無差別殺人の人殺しが、あたかも力の証明のように
映り、何か注目を浴びているが、それを「正義」の証だと勘違いしては
いけない。現実と空想が区別できない未熟な人間の結末を表現している
だけだ。


◇「正義」が、世界の中で鍛えられ、自分が実現するべきことだとすれ
ば、今日の言霊の言うように、世界を恐れることはないし、誰を敵にま
わしてもひるむことはない。恐れるとすれば、自分の「正義」を信じる
心が揺らぐことか、自分自身が孤独感に負けてしまうことだ。


◇自分以外の他人にも広く幸せがくるようなことならば、その行為は、
まさに「正義」だと考えていいだろうと思う。そういう信念を持ったの
ならば、しっかり腰をすえて、自分ひとりでもしっかりコツコツと歩ん
でいくべきだ。誰の理解も得られなくても。


◇誰かのために生きることは大切なことだ。その時に気をつけなくては
ならないのは、誰か特定の人物の評価を得ようとしないことだ。誰かの
ために生きるのだ。決して特定の人のためだけに生きるのではないのだ。
自分のためでも他人のためでもある生き方をすることだ。それを「正義」
といってもいいように思う。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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