西田 幾多郎
竹は竹、松は松と各自その天賦を充分に発揮するように、
人間が人間の天性自然を発揮するのが人間の善である。
◇このメルマガでも何回となく、人間が自分自身になることが重要なこ
となのだと書いてきた。自分らしくありたいと思う、その自分らしさは、
言葉で言うほど簡単に見つけられるものではない。自分と向き合って、
自分がどういう人間なのかを自分自身が、発見しない限り、自分らしさ
は、分かったことにはならない。
◇だから、竹や松が、その天賦を発揮するのと、人間が自分の天賦を発
揮するのでは訳が違って人間は難しいのだ。竹や松に、迷いはないから、
そのまま生きていくだけで天賦が発揮されるのだが、人間は、欲があり、
迷いがあるから、そのまま生きていくことなどなかなかできないのだ。
◇あれこれ、欲と迷いの中でもがいてこそ、自分自身と私たちは、出会
うことが出来るのかもしれない。それは、様々な欲や迷いを自分自身が
真正面から受け止められるようになった時なのだ。
◇何かに変身することも出来ない私たちなのだから、少なくても自分自
身を全うすることを目指そう。生きている目的がそこにあるはずだ。自
分自身になることだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

