普通の生徒に定期テストで高得点を取らせるためには!
『はじめに』
◇私の塾歴は、どうしようもない補習塾から始まって難関国私立高校受
験専門の向学館という進学塾(日能研の子会社)、そして中萬学院とい
う総合大手進学塾で、中学受験から高校受験を経験し、つぶれそうな個
別指導を再建して、コンサルタントを始めた。色々な塾で、他流試合を
してきたから(通算5塾幹部として勤めた)、塾のスタイルは、それな
りにどんなものでも対応できるが、最近、定期テストの対策のやり方を
よく聞かれるようになった。当然、教科書の暗記からスタートするもの
だと思って、話しているとそういうことを知らない塾が多いことがわか
った。今回は、簡単にその辺のところを書いておきたい。
『定期テストで高得点を取らせるプロセス』
◇定期テストまでの流れだが、以下の通りに大体行うとよいと思う。
5週間前:目標設定と学習計画(生徒面談をして、学習計画を作らせる)
4週間前:ノート整理(学校のノートやプリントを定期テスト用のノー
トに整理させる)
3週間前:ノート整理の暗記(整理したノートを暗記させる)
2週間前:演習(教科書や教科書ワーク・過去問の演習)
1週間前:演習(過去問や教科書の演習)
次に各教科の進め方を簡単に書いておく。
■各教科指導
A.英語
1.教科書の新出単語の練習=新出単語を書き出して、生徒に暗記用のプ
リントを用意し、10回ずつ声を出しながら書く。
2.教科書の本文を読みながら、ノートに10回書く。
3.本文の訳を書いたプリントを用意し、そこに英文を書き込ませる。こ
の作業を何回かさせる。
4.仕上げに過去問や教科書ワークをやらせて、ミスを解消する。
B.数学
1.塾に教科書を持ってこさせ、教科書の問題を例題や問題を演習させる。
出来ない生徒は、少なくても例題は暗記させる。
2.章末問題まで演習させたら、教科書ワークや学力テキストの試験範囲
を演習させる。
3.過去問を演習させ、出来ない生徒は教科書の例題や問題を繰り返し解
かせる。
C.国語
1.教科の新出漢字を書き出して、生徒に暗記用のプリントを用意し、10
回ずつ声を出しながら書く。
2.教科の試験範囲を音読させ、教科書の単元の最後の問題を解かせ、作者
を覚えさせる。
3.教科書ワークを演習させ、誤答に関しては教科書を調べさせ、正解を書
かせる。
4.過去問を演習させ、合格点(生徒によって変える)が取れるまで、何回
も繰り返し行う。
D.理科
1.教科書の重要語句の線引きをする。
2.教科書の重要語句を書き出して、生徒に暗記用のプリントを用意し、10
回ずつ声を出しながら書く。
3.一行問題を作って、生徒に繰り返し解かせて、暗記させる。間違えた語句
は、10回書かせる。
4.教科書ワークや過去問を使って、合格点(生徒によって変える)が取れる
まで、何回も繰り返し行う。
E.社会
1.教科書の重要語句の線引きをする。
2.教科書の重要語句を書き出して、生徒に暗記用のプリントを用意し、10
回ずつ声を出しながら書く。
3.一行問題を作って、生徒に繰り返し解かせて、暗記させる。間違えた語句
は、10回書かせる。
4.教科書ワークや過去問を使って、合格点(生徒によって変える)が取れる
まで、何回も繰り返し行う。
F.テスト対策は、通常授業と日曜日などの特別テスト対策で目的を明確に
分けて行う。
1.通常授業では、テスト対策の前半が、学校のノートやプリントの整理を行
い、教科書の暗記や一行問題でのチェック。後半は、教科書ワークで演習を
行って、知識の抜けのチェックを徹底する。
2.テスト対策特別授業では、過去問の演習や、最後の確認としての一行問題
や重要語句チェックを徹底する。
『経営者の視点』
◇結果を出すことにこだわらない限り、私たちの仕事は生き残ってはいけな
いのだ。そのために、どういう指導を生徒と職員にするのかが重要なことだ。
テスト対策について、しっかり塾全体でコンセンサスを取るようにしよう。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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