奴隷扱いされた教師が子ども達を教える、この事実をどう思うのか!
【記事】都立高校長、教委に反旗「職員会議で挙手禁止おかしい」
朝日新聞(2008年5/21)より以下抜粋
○東京都教育委員会が都立学校の職員会議で挙手や採決を禁じた通知に、
都立三鷹高校の土肥信雄校長(59)が「現場の言論の自由が失われて
いる」と撤回を求めている。都立高校の改革に現職校長が異議を申し立
てるのは異例だが、都教委は「方針を変えるつもりはない」としている。
○通知は06年の「学校経営の適正化について」。「職員会議を中心と
した学校運営からの脱却」を掲げ、校長の意思決定に影響を与えないよ
う、職員会議での挙手や採決で教職員の意向をはかるのを「不適切であ
り、行わないこと」とした。翌年、通知が守れていないとして4校の校
長を厳重注意した。
○これに対し、土肥校長は「教員に何を言っても仕方がないという空気
が広がり、職員会議でほとんど意見が出なくなった。生徒に日々接する
教員の声が直接反映されないと、活性化につながらない」と昨年秋以降、
校長連絡会などで通知の撤回を求めてきた。自校では職員会議で多くの
教員に発言を求め、意思決定の参考にしているという。
○土肥校長は東京大学卒。学生の頃は東大紛争の時代で、クラス討論や
集会に参加。商社に就職後、「平等や平和主義を生徒と考える仕事を」
と免許をとって高校の政治経済の教師になり、02年から校長に。「都
教委は校長主導といいながら、校長を自らのロボットにしている。民主
主義を教える教育の世界で言論の自由がないのは許されない」と語る。
○都立校の校長の一人は「土肥校長の言う通りだが、教職員組合に決定
権を握られると困る。都教委か組合かと言われれば、多くの校長は都教
委につくしかない」と話す。
○都立高校の保護者や教員、市民らでつくる「自由の風ネットワーク」
は土肥校長の主張を5月に入って知り、「教育者としての信念を貫かれ
る校長先生に敬意を表する」と校長を支援し、通知に反対する署名活動
を開始。1200人を超えたという。それを21日午後、都教委に渡し、
通知の撤回を求める予定だ。(編集委員・氏岡真弓、大隈崇)
*私からのコメント
◇都教委は、いつから軍事政権のようになってしまったのだろうか。教
師という立場は、子ども達に自律を促す大人なのだ。その教師を奴隷扱
いして、なんで子ども達に自律を促すことができるというのか。教師の
セルフ・エスティーム(自己重要感)をずたずたにして、何で子どもた
ちのセルフ・エスティーム(自己重要感)を高めることが出来るのか。
◇今回の三鷹高校の校長先生の異議申し立ては、当然だ。しかし、これ
また何で、この校長先生だけが、立ち上がったのだろう。何で他の校長
先生は、異議申し立てをしないのだろう。こんな馬鹿げた決定を都教委
がしているのだ。その決定に従っている自分が恥ずかしくないのだろう
か。こんな校長だらけだから、都教委もこんな馬鹿げた決定をしても、
安穏としていられるのだ。もし、これが民間であれば、社員の反乱(=
退職者続出か労働基準監督署に駆け込むかユニオンに駆け込んで、労働
争議になる)が起きて、その決定をした人間は、責任をとって降格にな
るか、退職に追い込まれるだろう。
◇こんな横暴が、日本の首都で、教育の現場で起きているのだ。なんと
恥ずかしいことだろうか。こんな厚顔無恥な人間たちに未来の宝である
子どもたちの教育を任せていいはずがない。もし、このメルマガを読ん
で、奮起した教師の方々、校長の方々がいれば、幸いだ。ぜひ、異議申
し立てをしてほしい。これは、「夜スペ」以上に大きな問題だ。教師の
人権問題にも発展しかねない問題だと私は思う。教師を都教委は何だと
思っているのだろうか。信頼関係のないところに、教育的な行為は、成
立しないことぐらい分かっているだろうに!
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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