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「人生のミッション」

◇私は持病を持っていて、数ヶ月に一度、外科に通院しています。
外科=手術と連想する方も多いと思いますが、私も通院する時、いつ
「手術しましょう」と言われるかと覚悟しているくらいです。

◇私の20年来の主治医は、3年前に公立病院の院長を最後に定年退職
されてしまいました。長い間、面倒を見てくださった先生なので、非常に
残念でしたがやむを得ません。

◇ところが、最近通院すると、かつての主治医が診察されているではない
ですか、私は、懐かしさとうれしさで一杯でした。非常勤の医師として、
戻ってこられたのでした。

そして、なぜこの先生を私は慕っているのか?と思いました。

ところで、医師とは何をする人でしょうか?

◇病気を治してくれる人。という回答が多いかもしれませんね。確かに
正解です。そして、医師は病気を治す仕事に従事する人々です。しかし、
私は患者から評判の良い医師は、病気を治療するということより、更に
上位の理想をお持ちのような気がします。

◇私はこの先生の診察を受けると元気になれるのです。最近は治療らしい
治療はありません。問診と投薬が病気を治してくれるという医師らしいと
いえるところでしょうか。それなのに私は元気になるのです。

◇そこで、私は感じました。私がこの先生を慕っているのは、安心と元気を
いただけるからではないかと・・・。どの患者からも話をよく聞いて
くださり、病院の一般的なルールより、患者の都合を優先してくださること
すらあります。

◇以前、腹痛を訴えて診察に行くと、検査が必要だったのですが、3ヵ月後
の予約しか取れないことがわかると、すぐに検査した方が良いと、数日後の
他の患者さんの手術の前の時間に検査の予定を入れてくださったりするのが
ほんの一例です。(この時は、手術は大丈夫ですかと心配したほどでした。)


◇つまり、医師の仕事は、患者といわれる通院してくる人を元気にすること
ではないかと思うのです。もちろん、医師らしいというか、患者の苦痛や
不安を伴う治療をしなければならないこともあるでしょうが、それも患者を
元気にしてくれる一環なのではないかと思ったのです。

◇そういえば、高齢者の健康保険が問題になっていますが、健康そうな高齢
者が通院されるのも、実は医師のところに元気をもらいに来ているのかも
しれませんね。

◇話を戻すと、もし医師が病気を治すだけであれば、患者を人として認識
できなくなることもあるのではないでしょうか。数々の医療事故の原因に
医師の「病気を治すためだけに存在する」という意識があるのではないか
と思うわけです。

◇医師が患者を元気にすることが自らの使命であると考えておられたら、
患者の不安も医療事故もかなり防げると思う。というのは言いすぎでしょう
か。

◇私たち自身も、社会の中でどんな役割を目指しているのか、職業のある
べき姿という従来の枠組みを超えて考えてみると、かなり生き方、行動が
変わり、人生が豊かになると思うのです。

「あなたは、何をする人ですか?」

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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仕事の帰りが遅いと、家の小さなホワイトボードに、子どもたちがメッセージ
書いてくれます。内容もさることながら、『かわいい素敵な○○より』と署名
してあるのに笑わされます。

ところで、先日、自殺者が4年前の2倍と新聞で発表されていました。勿論、
様々な事情があるのでしょうが、自信を持つことでかなりの自殺が防げる
のではないかと思うのです。

小さな頃から自信をつけられるように育てることが、大人の役割ではないかと
思うわけです。根拠のない娘の自信も、ありですかね?
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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