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« 社会の規範が、空洞化しているのか、それとも! || フランツ・グリルパルツァー »

「決断はいつも表裏一体!」

◇私たちが成長する過程で、よく「人に迷惑をかけるな!」と親から言
われつづけ、私がしでかした、失敗や悪行を戒められたものです。皆さ
んも今までの人生で一度くらいは、言われた経験があるのではないでし
ょうか。

◇でも、ちょっと考えれば全く人に迷惑をかけずに生きることは不可能
です。私たちが社会生活を営む以上、迷惑は避けて通れないことではな
いでしょうか。

◇ところで、よく多くの人から相談を受けることの一つに、「生徒ある
いは部下を叱れない。どうしたらいいでしょうか?」ということがあり
ます。このような相談を受けると、「叱りたければ、叱ればいいじゃな
いか。叱る必要があるのなら、叱ればいいじゃないか。」としばしば思
います。

◇その反面、自分自身もずいぶん似たようなケースで悩んできたことを
思い出しもします。

◇この悩みの背景にあるのは、「叱りたいし、この場面では叱らなけれ
ばいけない。」という思いと、叱ることによって、「相手を傷つけ、結
果的に相手の行動が更に悪化したり、結局は、叱った人自身の評価が下
がったり、相手から嫌われるかもしれない。」という思いが交錯して悩
むケースが多いのではないでしょうか。

◇他者を思う存分叱って、相手の心や態度や行動が変わり、人間関係が
深まり、感謝されるようなことは稀だと思います。稀にあることも、叱
ったことがきっかけにはなっているでしょうが、叱る側の日頃の発言や
態度が布石になっていたと考えた方が良いかもしれません。

◇さて、話を戻すと、私たちにできることは、「叱る」か「叱らない」
という2つの選択肢しかないとすると、どちらかの行動を選択する決断
をしなければなりません。どちらの選択にも、長所と短所があります。

◇叱らない長所は、今現在人間関係を悪くしないということです。また、
時間が解決してくれるかもしれません。短所は、人間関係が希薄になる
ことや謝った行動が改善されないといったことかもしれません。

◇そして、決断をします。すると、どちらかの長所を捨てることになり、
選択した行動の短所を受け入れることになります。つまり、リスクを負
うことになります。リスクを好む人は誰もいないでしょうが、選択や決
断をするということは、必ずリスクを伴うのです。

◇ですから、悩みから解放され、より良い決断をする為には、リスクを
理解し、踏まえた上で、期待する可能性が私たちが信じるもの、手に入
れたいものであれば、おのずと決断ができるのです。つまり、私たちは
知らず知らずの内に、敢えてリスクを取っているのです。

◇私たちは、日々、1分1秒決断の連続です。時間に流される行動を捨
て、意識して捨てることに取り組んでみたいものです。

「あなたは、本当は何を望んでいるのですか?」
「何を手に入れたいのですか?」
「そして、あなたは本当にほしいものを手にする為に何を捨てますか?」

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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先週末は、実家の田植えをしました。田植え自体は機械を使うわけですが、
田植え全体の仕事の中で、機械に頼る部分は、あまり多くありません。
日本の農業は、まだまだアメリカのような大規模農業とは月とすっぽんで、
人力に負うところが多いようです。

田植えを終え、あんな小さな苗が秋には黄金色に輝き、私たちの生活のまさ
しく糧になることの自然の偉大さを感じずにはいられませんでした。

そんな訳で、筋肉痛に悩まされた1週間でした。そして、今日は、明日の
セミナーに向け仙台に入ります。東北の皆様よろしくお願いします。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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