フランツ・グリルパルツァー
自分の限界を知る者こそ、自由な者である。自分を自由だと妄想する者は、
その妄想のしもべである。
◇人間は、基本的に完全な自由を持ち得ない存在かもしれない。肉体と
いう制約もあれば、人間関係という制約もある。そして自由意志だと言
ったって、時代の制約を受けるわけだから、完全に自由ではない。想像
する自由だって、まったく知らないことを想像できるわけではない。ま
た夢を見る自由すら、もしかしたらないのだ。
◇今日の言霊も言うように、自由と言うのは、限界の中でどれだけ自由
に考え、自由に行動できるのかと言うこと以外にはないのかもしれない。
自由と言うのは、ある制約条件を自覚したところから、本当の自由が生
まれるものだ。
◇そういった意味では、制約条件の自覚のない自由は、妄想であって、
現実的に何も生み出しえないものだ。現実を直視しないものは、実際は
現実に縛られた不自由な存在だ。
◇自分の限界を知ろう。限界があることは、別にダメなことではない。
それよりは、限界を知らないことのほうが、恥ずかしいことだ。自分の
限界の中で最大限の自由意志を行使して、現実と向き合おう。
◇そうすることが、人間としての自由を謳歌することになるのだ。現実
逃避の自由論は私たちにとっては必要のないものだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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