イマヌエル・カント
徳行を根絶やしにしてしまうのは、だらしなさよりむしろいくじなさである。
◇「武士は喰わねど高楊枝」という言葉がある。私は、この言葉にそっ
て頑張ってきたところがある。
◇この言葉は、実は生きる上での美学なのだ。自分が自分として美しく
生きたいと思う、その表現なのだ。自分の信じるところのものと食い違
うならば、いくらヒモジイ思いであっても、食べ物をじっと我慢して、
自分のプライドを捨ててはいけないということだ。その場しのぎのもの
とプライドを交換してはいけないという意味だ。
◇今日の言霊を読んだ時、カントの言うとおりだと思った。だらしない
ことも徳行をだめにしてしまうが、それ以上に、自分の意地=プライド
のなさが、すべてをダメにしてしまうのだ。
◇美しいと言われる生き方は、大概は、みんなに賞賛される生き方だろ
うから、それをみんなは徳ある生き方だというはずだ。そういう生き方
を捨ててしまう人は、きっと自分自身に生きる美学がない人なのだ。プ
ライドのない人なのだ。
◇私たちは、自分を美しくするための大きなプライドを持とう。小さな
プライドは、自分を見苦しくするが、大きなプライドは、自分を美しく
してくれるはずだ。そういうプライドを私たちは、持とう!プライドが
高いことが悪いことではない。自分を見苦しくするプライドを持つこと
が悪いことなのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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