「保護者会」(前編)
人前で話すのはやはり緊張する。
授業ではいつも生徒の前で話しているではないか、と思われるかもしれな
い。そうなのだが、実は、授業で緊張することも少なくない。初めてのク
ラスで授業を行うときは間違いなく、ドッキドキだ。
ましてや、保護者の方々の前で話すとなると、これが数日前から、緊張し
て、もうたまらない。年に数回、校舎で行われる保護者会で、話す機会が
あったのだ。
最初に保護者会で話したのは入社2年目だったと思う。小学生(中学受験)
の保護者の方々に対して、現在の生徒や授業の様子と国語の学習について
話をすることとなった。
持ち時間は7分。最初、この時間を聞いたときは「長いなぁ、やだなぁ」
と思ったが、実際、話したい内容を書き出していくと、とても7分で収ま
らない。
現在、授業で行っていることや今後のカリキュラムの説明、生徒の面白
いエピソード、国語が苦手な生徒への家庭学習のポイントなど、話した
いことを全て話すと、20分はかかりそうだった。
当然、事前にリハーサルを行った。絞ったつもりでも、結果12分。ま
だ5分も短縮しなければならない。しかも、他の先生からのご意見によ
ると・・・・
「話しながら動きすぎて、落ち着かない」
「実際の教材などを見せたほうが分かりやすい」
「内容を盛り込みすぎて、結局何が伝えたいのか分からない」
などなど、厳しいものばかりだった。
次回のリハーサルまでに修正しなければならない。
ただ、自分としての目標があり、それは、ぜひ達成したかった。
○次回へ続く
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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