梶井 基次郎
希望をもてないものが、どうして追憶を慈しむことが出来よう。
◇希望とは何だろう。希望とは、現状の延長線上の出口ではない。希望
とは、現状を超えて出て行く出口だ。現状から出て行くことに期待をか
けることを希望というのだ。だから、希望を持っている人間は、現状を
振り返って、現状に感謝することを忘れないものだ。
◇なぜならば、現状が、後押しをしてくれたお陰で、現状からの脱出を
企てることを思いついたからだ。
◇過去を慈しむということは、過去にしがみつくことではない。過去が
なければ、今の自分はないのだと感謝することだ。希望を持った人間は、
明らかに希望を持つ前よりは、強くなっている。それは、希望を持つと
いうことが、意志を獲得することと同じだからだ。だからこそ、希望を
持つ人間は、過去に感謝し、その感謝の気持ちをエネルギーにして、未
来=希望に進んでいくのだ。
◇現状を超え出よう。現状を構成するのも自分なら、現状を乗り越えよ
うとするのも自分だ。だとすれば、未知なる自分に期待して、希望を語
ろう。希望を自分のものとしよう。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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