ツルゲーネフ
人間なんて、たった一つの見本があれば、
他のすべての人間を判断するのにじゅうぶんです。
◇人間は、百人百様だという考え方もあれば、本質的なことは共通して
いるはずだという考え方もある。今日の言霊は、後者の考え方を言って
いるのだが、その時、問題になるのは、どの次元で語っているかという
ことだ。
◇たとえば、個人の好き嫌いを考えてみると、現象的には、百人百様で、
個人差が非常にあって、人それぞれの好き嫌いがあるように思うが、も
っと深く考えると、共通している部分が浮かび上がってくる。
◇絵が好きだ、写真が好きだ、山が好きだというのは、実は綺麗なもの
を見るのが好きなのかもしれないし、嫌いなもので考えてみると、大概
の人は、生理的に不気味なものは嫌いだと思う。
◇よく巷で客観的なことは共通で、主観的なことは個人個人別々だとい
う考え方があるが、実は、主観的なことの方が共通かもしれない。怒る
とか悲しむとか、大概の人は、同じことでそういう感情が喚起されるも
のだ。
◇だから、他人をしっかり知るためには、自分をしっかり知ることが早
道なのだ。今日の言霊で言う「一つの見本」とは、自分のことなのだ。
自分の心に照らし合わせて考えてみると、案外他人のことがよくわかる
かもしれない。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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