マーク・トウェイン
人間は顔を赤らめる唯一の動物である。
あるいは、そうする必要のある唯一の動物である。
◇今から20数年前にめぐり合った本「文化の理論のために」(竹内芳郎
著)の表題の後ろに、この言霊が印刷してあった。今でも覚えているが、
この言霊をその本で見た時の衝撃は、私の胸を貫くものがあった。
◇そうだ!人間は、自分自身の惨めさも、優秀さも、醜さも、頭のよさも、
全て客観的に振り返ることができるが、そういう振り返りが出来ても、動
物として恥ずかしいことを自然としてしまう存在なのだ。
◇今まさに「羞恥心」というグループが巷で流行っているが、まさに人間
は、「羞恥心」を感じることが出来るし、感じなければならない存在なの
だ。
◇この両義性が、人間の特徴だ。人間は、動物として極端に優秀ではある
けれども、動物として極端にどうしようもないところがある。まさに、そ
ういう人間の本質を私たちが、心の底から自覚しない限り、人間の未来は
ないように思う。
◇だからこそ、私たちは、この言霊の言わんとしているところをしっかり
と受け止めることだ。私たちには、どうしようもない変なところがあるの
だ。その自覚を持って、私たちは、人間として優秀な点を見つめていこう。
◇優秀さの裏返しとして、無能なところがあるとすれば、その自覚を持っ
て、人間の優秀さを使っていくことだ。そうしない限り、顔を赤らめなけ
ればならないことばっかりをしでかすことになるだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

