ラ・ロシュフコー
よもや他人の迷惑になるまいと思っているときに、
他人の迷惑になっていることがよくあるものである。
◇私たちの教育は、本音と建前の間にある。学校の先生も親も「他人の
迷惑になるようなことはするな!」と子どもに言い聞かせるが、そんな
建前だけでは、子どもはついてこない。
◇それよりは、他人に迷惑をかけるのが人間だから、「その迷惑をかけ
た他人には恩があるのだ。受けた恩は、自分が一生かかっても返せよ!」
と言った方が、真実に近いはずだ。どうしたって私たちは、生きている
間に他人に迷惑をかけ、他人に迷惑をかけられて生きていかなくてはな
らないのだ。本音の部分をもっと教育の場で、大人が語られるようにな
ればいい。
◇今日の言霊は、人間の存在の本音の部分だ。迷惑をかけるつもりは毛
頭ないが、いるだけで、存在しているだけで、私たちは、他人に迷惑を
かけているところがある。
◇椅子に自分が座ってしまったら、自分以外の人は、その私が座ってい
るところには座れないのだ。だから、私たちが、自覚しなければならな
いことは、自分の存在の本質的なことなのだ。どうしたって、人間は、
他人の迷惑になるように出来ているのだ。
◇だからこそ、私たちは、そのことを自覚して生きていこう。迷惑にな
ることがあってもいいのだ。迷惑になったならば、私たちは、どこかの
時点で恩返しをスタートさせればいいのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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