ジャン=ジャック・ルソー
どんな悪も弱さから生まれる。弱いというだけで、もう子どもは悪くなる。
強くすれば、子どもはよくなるだろう。
◇ルソーの「エミール」に出てくる一節だが、子どものことに対する
言及としてこの言霊を捉えるよりは、人間一般のこととしてこの言霊
を捉えてみるといいかもしれない。
◇人間の悪は、どこからやってくるのか、それは、心の弱さから来る
ものだ。だから、どんな人間でも悪を犯す可能性を持っているのだ。
なぜならば、人間は誰でもが弱い存在だからだ。
◇その弱い存在の人間が、悪を乗り越えるためには、自分自身を見つ
める強さを持たなければならない。そのために、私たちは、人間的な
成長を成し遂げようと、生きているのだ。生きている限り、弱さは完
全にはなくならないものだが、それでも、自分の弱さと向き合って、
必死に悪を押えるのだ。
◇弱さの自覚を私たちは、正直に持つことだ。弱い自分が、ここにい
て、強い自分になることを隠してはいけない。弱さを隠してみても強
さは出てこないものだ。弱さの自覚が強さに転換していくだけなのだ。
◇弱さを私たちは、正直に語るべきだ。そうすれば、悪は自分の中か
ら逃げていってしまうはずだ。弱さの中に強さを感じられる感性を持
つことだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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