ジャン・ラシーヌ
正義もゆきすぎれば不正になることがよくあるものだ。
◇日本には、その昔犬公方という将軍がいた。彼が出した「生類憐みの
令」は、当初は、動物愛護の側面からは画期的な法律だったが、その行
き過ぎが祟って、人民を苦しめ、最後には悪法として今日まで私たちの
記憶に残っている。
◇今日の言霊の言うこともこの「生類憐みの令」と同じことだ。正義も
それを無理やり徹底すると、正義の名を借りた暴力になって、私たちを
苦しめることになるのだ。
◇人間のやることには、それ相応のバランスが必要なのであって、その
バランスを欠いた行為や思考は、結局は、人間のためにはならないもの
なのだ。
◇「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言ったものだ。何事にもやり
過ぎることは良い面もあるがが、いいことでもやり過ぎると悪い結果に
なってしまうものだ。昨今の何事にも過剰に対応してしまう風潮は、や
はりいいことではないのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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