「子育てに我思う」
◇少女が父親を包丁で刺殺するという悲惨な事件が起きてしまいました。
亡くなった方の冥福をお祈りするとともに、事件の真相が明白になり、
少女も家族も早く立ち直ってもらいたいものです。
◇さて、今回のような事件は、子育て中の保護者には、大きなショックと
不安がつのります。今回も、少女が通う学校の保護者の方々に大きな精
神的な傷を与えているという報告もあります。
◇ところで、保護者の不安は、やがて子どもに伝わり、親子関係にひず
みが入る可能性があります。
◇子どもたちの間のいじめが社会問題になり、我が子を心配する余り、
怪我をして帰宅したり、落ち込んでいる様子を見て、「あなた、いじめ
られているんじゃないの?」と結果的に問い詰めることによって、親子
関係が気まずくなったという報告もありました。
◇親が過剰な余りの不安を抱え、結果的にその不安解消を子どもたちに
向けることは、悪循環を引き起こします。
◇また、不安解消に向けて、どんな行動をとればいいのか即効性のある
ノウハウやスキルを求めがちです。勿論、これは大切なことですが、
ノウハウやスキルを多種多様です。その中から何を取捨選択するかは、
子育てにおける保護者の理想や目標があって初めて決まることです。
◇一般的に人を育てる目標は、
(1)自律した人にすること
(2)社会に貢献できる人にすること
ではないかと思います。更に、保護者の理想とする、自律した人間像、
社会に貢献する人間像を目標として、各子どもの発達段階に合わせて、
アプローチすることが大切でしょう。
◇そうは言っても、理想像が浮かばないという保護者も多いでしょう。
そんな時は、子どもを宿した時、誕生した時、ハイハイをした時、
初めて二本足で歩いた時のことを思い出してみませんか?
「節目節目で親としてあなたは何を感じましたか?」
「あの時、子どもにどんなことを願いましたか?」
「あの時の願いが達成していることは何でしょうか?」
「今、あなたは子どもに何を願っていますか?」
これは子育てだけでなく、すべての人造りの原理だと私は思っています。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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