「ドラ」(前編)
のび太クンは学校に行ってるし、居間で寝転がってドラ焼きをかじりなが
ら、テレビで「昼ドラ」をボーっと見る。「ある意味、こんな贅沢な時間っ
てないよねぇ」とつぶやくネコ型ロボット。
彼女の頭の中で、きっとこんな映像が一瞬のうちに駆け抜けたに違いない。
「物語文の続きを書く」という記述問題がある。
たいていの入試問題は、その出題文で物語が完結するということはない。
もとの文章の一部分が問題文として出題されている。
だから、当然、その後に続く文章があるわけで、その後、どうなるのかを
予想して、物語の続きを書くのだ。
もちろん、ただ闇雲に書いては駄目だ。その他の設問を解きながら、文章
中の伏線に気付いていかなければならない。辻褄が合わないような「続き」
では、どんなに立派に書けていたとしても、文章が「読めていない」と判
断されてしまう。
その日の中学受験小6の授業は、中学生の淡い恋愛を描いた物語文だった。
主人公の女の子が男の子のことを好きだと思う気持ちがはっきりと描かれて
いる。
一方、男の子のほうは、気持ちが今一つ分からない。しかし、よく読んで
みると、彼の何気ない行動に女の子のことを想う気持ちが実は表れていて、
そこに気付けるかがポイントだった。
二人は両想いでハッピーエンド。この内容が書けていれば正解となる。
ところが、なかなか正解は表れなかった。
○後半へ続く
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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