塾経営、塾の起業コンサルタントが語るブログのトップへ戻る
« 2008年08月 || 2008年10月 »

2008年09月30日

☆子どもの机の上を片付けよう!☆

◇子どもに勉強してほしいのならば、まずは勉強する空間を綺麗にし、子
どもの机の上を片付けることだ。子どもが机に座って、目のつくところに、
漫画本やゲームを置かない。基本的に机の周りには、勉強以外のものを置
かない。毎日同じ時刻に勉強するという習慣をつける。そういうことをコ
ツコツやってみよう。

 
 お母さん:A君の部屋を一緒に綺麗にしましょう!
  A君 :何で?!嫌だよ!
 お母さん:お母さんやお父さんが、あなたのためにこの部屋を貸してい
るのよ。こんな汚くしたら、持ち主のお父さんやお母さんが、不愉快にな
るのよ。だから、綺麗にしたいの。A君一人で綺麗にしてって言っている
わけではないからいいでしょ。
  A君 :分かったよ。でも、勝手に僕のものを捨てたりしないでね。
 お母さん:もちろんよ。勝手になんか捨てないわ。お母さんが、机のと
ころを綺麗にするから、A君は、入り口からベッドのところを綺麗にして。
  A君 :わかったよ。

◇こんな感じで、どんどん片付けて、机の中も周りも勉強に関係したもの
だけを置いて、ルールを決めるのだ。

 お母さん:ほら、綺麗になった!机の上が、綺麗になると勉強したくな
るでしょ。
  A君 :全然!
 お母さん:折角、綺麗にしたんだから、約束してほしいんだけど。まず、
机の上には、勉強に関係ないものは、置かない。勉強をし終わったら、必
ず机の上を片付ける。毎週毎週勉強の計画表を机の前に張って、確認する。
こういうルールを決めたいんだけど。どう?
  A君 :どうって。・・・。そうしなさいって言うことなんだろう?
 お母さん:A君が、嫌だって言うんなら、仕方がないけど。でもほら、
こんなに綺麗な机を前にすれば、断然、やる気になるでしょ。
  A君 :分かったよ。頑張ってみるよ。
 お母さん:そう来なくっちゃ!頑張ってね!(力強い握手!)

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

P.F.ドラッカー

すでに起こった未来は、組織の内部ではなく外部にある。
それは、社会、組織、文化、産業、経済構造における変化である。

◇どんなリーダーにも、予見能力が求められる。未来を予想し、そ
の集団が直面する未来の課題に対して、今から準備を促し、来るべ
き将来に備える。その出発点をリーダーが指揮してこそ、部下たち
は、安心して将来に向かえるのだ。


◇しかし、将来は、予測不能なものだ。誰も預言者のように将来を
見ることは出来ない。リーダーとて同じことだ。それでは、どうす
るかということだが、ドラッカーが言うように、既に起こっている
未来を探すことだ。


◇未来は、世界同時的にやってくるものではないのだ。世界のどこ
かで、未来は、密かに進行し、気がついた時には、世界のすべてが
塗り替えられているというものなのだ。


◇だから、リーダーは、集団の外に出て、来るべき未来の姿を、他
の集団、他の文化、他の世界の中で発見し、自分の集団の将来だと
断定し、自分の集団の未来像を打ち立てていくものだ。


◇私たちの能力は、天才ではない限り、有限なものだ。だから、ゼ
ロからの創造などなかなか出来るものではない。何かのヒントをど
こに求めるのか、そのヒントを他人の中に見ることなのだ。


◇リーダーは、自分の能力の限界を知って、他者の能力を活用でき
ないではいられない人間なのだ。自力本願と他力本願の両方を身に
つけている人間をリーダーだというのかもしれない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月29日

9月15日号 冬期講習へ向けて~経営者・経営幹部の4ヶ月  

◆目次
■巻頭所感
■Pick Up教育ニュース&ポイント                   
■達人の小技:ゲーム感覚で授業をする                        
■MBA特集:冬期講習へ向けて~経営者・経営幹部の4ヶ月          
■学習塾標準化計画:外観チェック
■イノさんのコミュニケーション道場:第58ラウンド
【教えを請う姿勢】              
■誌上セミナーレポート:2006年10月生徒数500名を目指す
経営勉強会より~付加価値サービス

「塾経営サクセスネットMBA」122号を皆様にお届けします。

 今号の特集は、「冬期講習へ向けて」ということで、夏期講習の総括から冬期講習の設計に関わるものを考えています。

 会社経営のポイントは、PLAN-DO-SEE(CHECK)―ACTIONサイクルをまわし続けることです。大きなイベントが終了したら、その検証をし、次の大きなイベントに備えることです。学習塾業界は、反省会が好きですが、行動を伴う反省にしなければ、毎年同じ反省に終始し発展がありません。ぜひ、今号の特集の行動を検証するという点を参考にしていただき、冬期講習の成功を企ててください。

 また、今号では、誌上セミナーレポートで、付加価値のサービスを取り上げています。不景気の中、いかに付加価値をあげて、集客を拡大させるのかのヒントになるものだと思います。併せて参考にしてください。

 この9-12月は、退学者が多く出るタームです。生徒・保護者とのコミュニケーションを徹底的にとって、冬期講習まで、活力あふれる教室を作り目指してください。
 
マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

戦略的な思考とパッチワーク的な思考

『はじめに』

◇成功体験の呪縛が、どの本にも書いてある。世間で特に有名なの
は、セブン&アイの鈴木会長だ。成功体験を捨てよ!とどの場面で
も徹底して主張している。しかし、この成功体験が、なかなか捨て
られないし、何を捨てて何を残すかが難しい。今回は、塾の成功体
験的な思考を取り上げたい。


『パッチワーク的な思考を捨てて、戦略的な思考をとる!』

◇生徒100人の塾にしようというのと、3000人の塾にしよう
とするのでは、その手法が当然違う。100人の塾にしようとする
のであれば、今目の前にある問題や課題を塾長が解決していけばよ
い。これは、パッチワーク的(=対処療法的な思考)な思考だ。


◇兎に角、問題を個人的な力量で解決していけばよいのだ。だから、
100人の塾にするというのは、個人芸で出来る。逆に言うと、
100人にならずに駄目になる塾も数多くある。このパッチワーク
的な思考での成功体験が強い塾では、1000人になろうとすると
ころで、思考的なパラダイムチェンジをしないとその後に発展がな
くなる。


◇私の経験知で言うなら、1000人を境にして、パッチワーク的
な思考では、塾は発展しない。逆に言うと衰退してくる。パッチワ
ーク的思考には、全体像が、希薄だからだ。

◇組織は、有機的に結びついているものだ。その有機的に結びつい
ている各要素を部分部分で改良していっても、対処療法的には良く
はなっても、全体的には、悪影響を与え、その全体像を歪んだもの
にしてしまうのだ。その結果、伸びない塾に変わってしまう。


◇生徒100人の塾は、直ぐに結果を出さないと明日はないが、
1000人の塾は、直ぐに結果を出さなくても、我慢が出来る規模
だ。3000人、5000人にしようと思ったら、今までのパッチ
ワーク的な思考(=対処療法的な思考)を転換して、全体像を意識
した戦略的な思考を持つことだ。


◇戦略的な思考は、時間軸と全体像を求める。段階的な成功と発展
を計画することだ。人的な資本を最大限活用しなければならない塾
は、大きくなればなるほど、戦略的な思考が、重要になるのだ。人
の能力が、一晩で拡大するものではないから。


『経営者の視点』

◇塾長は、カリスマでなくてはならないが、社長は、カリスマでな
くてもいいのだ。経営者が、後継者を作っていく段階で、組織化を
意識しないと事業の継承は難しい。また、ある程度の規模を持って
おかないと、継承自体に意味がない。


◇そのためにも、戦略的な思考を意識してほしい。創業当時の成功
体験(成功してきた手法)は、捨てて、創業当時の成功スピリット
は、残しておこう。成功体験における精神は保持し、成功体験にお
ける手法は捨ててしまうことだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 聞く態度を考える ■

◇私達の中にある先入観という壁を越えて、話す環境が出来たとしま
しょう。この場になっても話し手は
「聞いてくれる相手は、本当に安全かどうか」を吟味し続けます。


◇「批判されはしないか」、
「馬鹿なやつだと思われはしないか」と
話し手の不安はつきません。
そして、次の関門は、数秒で決まってしまうことでしょう。

◇「足を組む。」
「腕を組む。」
「ふんぞり返っている。」
「貧乏ゆすりをする。」
「ペンや自らの身体の一部に触れている。」
という態度は、快く話を聞いてもらえていないことが
薄々感じられるものです。

◇たとえ無意識であっても、このようなしぐさは、
不安を表現した態度だと考えられます。
心が落ち着いていない人に話すなんていやですよね。

◇「聞いている?」「私の話は伝わっている?」と
話し手はその話の内容と平行して言葉にならないもう一つの
メッセージを送りながら話をしますよね。
そして、安心をするためには、
受け手には「聞いているよ!」と言葉にはならない
メッセージで返して欲しいですよね。

◇その一つが、以前お伝えした、
「なるほど~。」「そうなんだ~。」
といった相づちです。
他にあなたは、どんな態度が「聞いているよ!」
のメッセージとして受け取れますかね。

◇「身体を乗り出してくれる。」「面白いね~」と言ってくれる。
また、「もしかしたら、~ということ?」なんて言い当てられたら、
「そうそう、そうなんだよ!」とうれしくなりますね。

◇是非、あなたがこんな聞き方をされたら、「話したくなる。」という
態度で話に向かい合ってみましょう。そうすればかなり高い確率で、
相手から沢山の話を聞きだせるようになるでしょう。

◇話を聞くスキルなんて神様が決めたことではありません。自分達が
どんな聞かれ方をしたら話がしやすくなるか考えた結果の集大成が
スキルにまとめられただけなのです。

◇ですからスキルだけを一人歩きさせても期待される効果は現れません。
尋問や詰問といった強制力を伴う聞き方ではなく、自然に話したく
させることが、相手を理解する第一歩なのです。

◇コーチングは呪文を唱えて夢をかなえる魔法ではありません。
人と人の間のコミュニケーションなのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
事故米がわが町の学校給食にも混入していたようで、
親族の怒りが爆発!

しかし、当の本人、我が娘は、
『だから、私よくお腹が痛くなるんだ』という冷静な反応に苦笑い。
一個人や一企業、行政の行いが、良くも悪くも、
社会の隅々にまで影響を与えることを再認識しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

武者小路 実篤

傲慢というものはよくないものだ。しかし鷲は烏のような顔をする必
要はない。烏にこびる必要は更にない。虎は猫の真似をする必要は毛
頭ない。


◇今日の言霊は、自分の能力や立場をしっかりわきまえて、堂々と
行動しろということだ。自分を誤魔化して、仲間に迎合する必要は
ないと言うことだ。ただし、俺が俺がと自己主張することもない。
自分の持つ自然体で生きていけということだ。


◇私たちは、状況に左右される動物だから、自分よりも弱い相手と
か立場が低い相手だと、ついつい威張りたくなってしまう。逆に、
自分に余裕が出来るから、「能ある鷹は爪を隠す」とか何とか言っ
て、相手に迎合して、存在価値を示そうとする。どちらも傲慢な態
度だ。誠意ある態度ではない。相手を尊重し、自分が真正面を向い
ているわけではないからだ。


◇そういう傲慢な態度は、いつか自分自身を奈落の底に落とすだけ
だ。せっかく与えられた自分を上手く活かすことが出来ないのは、
実にもったいないことだ。


◇だから、今日の言霊は、自分を上手く活かす方法として、上記の
ことを言っているのだ。自分の持っている自然を十分意識し、その
自然のままで生きていこう。自然体とは、自分の持っているものを
素直に出すことなのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ヘロドトス

自ら賢い人間も、他人のすぐれた助言に耳を傾ける人間も、
わたしはともに高く評価する。


◇今日の言霊は、能力の高い人間ほど、他人の優れた助言をしっかり
と受け止め、その助言を生かすことが出来るということを言っている
ものだ。


◇私たちは、他人に相談するが、大体が、自分で結論を薄々持ってい
る。だから、実際には、他人の助言を受け入れているわけではない。
ただ、自分の持っている結論を確認したいだけだ。こういうことだと、
結局は、大きな飛躍を遂げるようなことはない。自分の今までの経験
知がそのまま承認されるケースが多いからだ。


◇それに対して、能力の高い人間は、相談する時は、自分よりも能力
のある人間を選んで相談する。自分の結論、先にありきよりは、その
他人の助言を検討し、その助言の中に優れたものがあれば、その優れ
たものを受け入れ、実行しようとする。当然、今までの自分の経験知
を超え出て、物事が動く場合が多くなる。

◇私たち凡人は、自分と同じような人に相談するケースが多いが、実
は本当に他人の意見を聞きたければ、自分とは全く違う人間に相談し
た方がよいものだ。自分の視点では見えなかったものが、全く自分と
は異質な他人の視点で見えてくるからだ。


◇他人の意見を何でもかんでも鵜呑みにするのは、意味のないことだ
が、他人の優れた助言には、耳を傾けよう。そのためには、自分の視
点を柔軟にしておくことだ。可能性をいつも吟味することだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月26日

フンボルト

ほうとうにまじめに努力することは、なかば到達したことと同じです。

◇何かの目標を持って、それに向かって必死に努力することができれ
ば、その目標は達成できるはずだ。しかし、自分の目標に向かって純
粋に真面目に努力できる人は、そうそういるものではない。


◇それは、目標達成を完全に信じることが、難しいからだ。本当にこ
の目標でよかったのか、本当にこの目標が達成出来るのか、ついつい
不安になってしまって、心に邪念が生まれるためだ。


◇だから、今日の言霊も言うように、本当に目標に向き合うことが出
きれば、その目標は、ほとんど達成できたと同じだ。集中するための
準備が整ったら、あとは、その目標に向かって、自分の持てる最大の
力でぶつかっていくだけだ。そこまで取り組めば、達成しない目標な
んてないものだ。


◇そのためには、自分を信じなくてはならない。自分の可能性を信ず
ることだ。自信とは、自分の可能性を信じることだ。自信があれば、
目標は達成できる。邪念を捨てて、目標に集中することだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

正論を堂々と主張して、教育論争を全国に巻き起こそう!

【記事】橋下知事に宣戦布告。教育は点数だけではない―吹田市長 

 朝日新聞(2008年9/19)より以下抜粋


○全国学力調査の結果をめぐり、大阪府の橋下徹知事が強く求める市
町村ごとの平均正答率の公表について、同府吹田市の阪口善雄市長は
19日、記者会見し、公表に反対する意向を市教委に伝えたことを明
らかにした。「教育で点数だけに焦点を合わせる馬鹿なことはできな
い。知事に対する宣戦布告です」と話した。


 
○橋下知事の意向を受けて府教委は10日、市町村教委に平均正答率
の公表を要請。これまでに堺、東大阪市など5市教委が公表を決めて
いる。
 
○これについて、阪口市長は「公表の雪崩現象が起きている」とし、
「教育の本質の論議が失われている。アホな大騒ぎにつきあっていら
れない。点数だけで評価できないのは自明の理。学校が塾になりかね
ない」と持論を述べた。
 
○橋下知事は公表するかどうかを予算編成の「重要な指標にする」と
しているが、阪口市長は「うちはいじめられても大丈夫。点数だけが
正しいという風潮に警鐘を鳴らしたい」と話した。
 
○阪口市長は吹田市職員を経て、87年から大阪府議3期を務め、
99年の吹田市長選で初当選し、現在3期目。
 
○自治体ごとの平均正答率の公表については、貝塚市の吉道勇市長も
否定的な見解を示している。

*私からのコメント 

◇教育問題は、学力問題だけではないとこのメルマガで何回となく言
ってきたが、全国学力調査の公表問題を通じて、このテーマが全国に
広がっていくことを望みたい。吹田市長が、記事の中で言っているの
は、至極当然なことだ。「教育で点数だけに焦点を合わせる馬鹿なこ
とはできない。」


◇そして、平均正答率の公表が、市町村ごとに出てくれば、それは学
校ごとにも拡大される可能性がある。そうなれば、学校で行なわれる
教育行為は、点数を獲得するための直接的な行動になって現れること
になる。そうなれば、学校と塾の違いは、どんどん消えていくことに
なる。


◇学校が塾のようになれば、学校のモラルハザードが起きる可能性が
出てくる。なぜかといえば、点数の向上を目指すシステムは、塾の方
が圧倒的に優れているからだ。


◇学校に求めるものと塾に求めるものが、同じになれば、どんどん学
校の評価が低くなり、児童・生徒の学校に対する信頼感が相対的に低
くなっていく。そうなれば、学校の教育効果は、どんどん減少してい
くことだろう。ここが平均正答率公表の問題点なのだ。


◇学力問題だけが、教育問題ではない。吹田市長のように、勇気を持
って教育の本質的議論をしていこう。全国の保護者や子どもたちが、
この教育論争に参加していけば、日本の教育風土の改善につながるは
ずだ。


◇全国学力調査もこんなところで副次的にいい面があった。それを今
まさに活かしていこう。そして、早くこんな税金の無駄使いをやめる
ようしよう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月25日

シラー

狭いところに閉じこもっていると心が狭くなる、
人間は夢を大きく持つことで成長するのだ。

◇夢を持つとは、現状からの脱却を意味する。現状に十分満足してい
れば、夢なんて持てないだろうし、夢を必要としないだろう。今の自
分に甘んじて、もうこれ以上は、何も望まないということになってし
まうだろう。


◇夢を持つということは、今の自分を問うことだ。このままの自分で
いいのかと。自分を客観視出来る人でなければ、自分を問えない。だ
から、今日の言霊は、ちょっと修正する必要がある。


◇狭いところに閉じこもっている人間には、夢を持つことが出来ない
のだ。広い世界を想像できない人間には、夢を持つことは難しいのだ。
成長するためには、可能性を想像することが必要だ。可能性の追求が
夢なのだ。


◇現状をまず把握しよう。そのために、現状を支えている広い世界を
想像したり、見たりしよう。その次に、その現状から見える夢を見よ
う。その次にその夢を大きくしていこう。そして、現状を乗り越えて
いくことだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月24日

「名言」

突然だが、あなたの好きな言葉は何だろうか。


知人に尋ねてみると、「一期一会」や「全力」といった熟語や、高杉晋作
の「面白きこともなき世を面白く」というような偉人の名言までいくつか
挙がった。

僕もいくつかあるが、スポーツ選手の言葉に好きなものが多い。


千代の富士が1千勝を達成したときのインタビューで、次の目標を聞かれ、
「1001勝です」と答えたのを聞いたときには「おぉ、なるほど、スゲェ」
と思った。


また、元日産のサッカー選手、木村和司さんの引退会見での「もっとサッ
カーが上手くなりたい」の言葉にも、非常に感動した。


さて、最近、やはり「名言」に出会った。


『引かずに足せ』。


これを見たときには震えた(僕だけかもしれないけど)。
この言葉からは、「守るな、攻めろ!」、「下向いてんじゃねぇ!」、
「失敗を恐れるな!」なんていうメッセージがビンビン伝わってくる。


本人は、「マイナス思考でなく、プラス思考になってほしい」という意味
でこの言葉を作ったそうだ。マイナス思考、プラス思考で、引く・足す
という発想だ。


僕を振るわせたこの言葉。実は作ったのは、知り合いのお子さんで、な
んと小学5年生の男の子。


嬉しいです。天才に出会うと嬉しくなります。


本人に会ったとき「キミは天才ですね。これからも頑張って下さい」と
言うと、「いえいえ、そんな・・・」とおっしゃっていた。


能ある鷹は爪隠す。天才の謙遜。これもまた、素晴らしい。
彼はどんな大人になるんだろう。めちゃくちゃ楽しみだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

レッシング

誤ち一つゆえに人を断念したりするものではない。


◇生きている限り、様々なトラブルが、私たちを襲う。自分が他人
のために、良かれと思ってやることでも、その他人から見たら迷惑
なことだったり、自尊心を傷つけられることだったりする。


◇そうなると、顕在的にか、潜在的にか分からないが、トラブルが
発生する。意図した行動の結果、トラブルが発生することもあれば、
意図しない行動でもトラブルは発生する。生きているというのは、
トラブルを発生させながら、それでも何とかなっていくものなのだ。


◇だから、今日の言霊も言うように、失敗や間違いで、自分や他人
を見切ってはいけない。取り返しのつかない失敗も間違いも、時に
は、起こすだろうが、それでも自分や他人を諦めないことだ。


◇そういう失敗や間違いをしっかり受け止めて、自分の生き方を変
えていくことだ。そういう形で、失敗や間違いに対峙していくこと
だ。


◇失敗や間違いを避けてはいけない。失敗や間違いは、人生の伴侶
だ。だからこそ、人生が、豊かになっていくのだ。そう考えれば、
失敗や間違いは、自分という存在を豊かにしてくれるものになるは
ずだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月23日

☆子どもと握手をしよう!☆

◇皆さんは、子どもと握手をするだろうか。学校に行く時、習い事に
行く時、試合か発表かに子どもが出る時、子どもにお説教をして、そ
のお説教を約束させる時、色々な時に握手をしているだろうか。


◇子育ては、コミュニケーションだ。このメルマガでも何回も言って
きたことだが、コミュニケーションの手段には、色々なものがあって、
言葉もジェスチャーも顔の表情もすべてコミュニケーションの手段だ。
声のトーンだって、重要な手段だ。私たちは、このことをもう少し
意識して、子ども達と接した方がよいかもしれない。


◇握手は、力を与えるコミュニケーションの手段だとも言えるものだ。
また、相手に自分の意志を伝える手段にもなる。ぜひ、子ども達と握
手をしてほしい。お母さんは、あなたのことをこう考えているのよ!
というメッセージが伝わるように、握手をしてみてほしい。
 
 お母さん:明日、運動会でしょ。何が、一番の楽しみなの?
  A君 :何だろう?・・・・。
 お母さん:ここんとこ、ずっとA君が朝練に行ってたから、お母さ
んは、リレーが楽しみよ。
  A君 :そうだね。リレーかな。でも僕・・・。
 お母さん:「でも僕」ってなによ。何を心配してるの?
  A君 :3組のB雄が、僕と一緒なんだけど速いんだよ。僕より。
 お母さん:もともとA君より速いんでしょ。気にすることないわよ。
それよりも、全力を出せばいいのよ。一生懸命走ればいいのよ。
  A君 :もし、B雄に抜かれたら、どうしよう?!
 お母さん:大丈夫。抜かれてもA君が、一生懸命走れば、そのこと
をみんなは分かってくれるから。あなたは、兎に角、全力を出して走
るだけでいいのよ。抜かれても抜かれなくても、何事にも全力を出す
ことが大切なことなの。運動会は、そういうことを教えるためのもの
なんだから。

A君 :わかったよ。
 お母さん:じゃあ、明日頑張ろうね(力強く握手)


◇子どもが自信をなくしている時は、握手をしながら抱きしめてもい
いかもしれない。私は、子どもが小学生の間は、握手プラス抱きしめ
て、子どもとコミュニケーションを取っていた。元気を与える握手、
約束を守ってもらう握手、色々な握手をしてみよう。言葉以上に、ボ
ディランゲージは、気持ちを伝えるものだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

サン=テクジュペリ

過去という、すでにできあがった花崗岩のかたまりで歯を傷つける
のは愚か者である。取り返しのつかぬことにからだをぶつける代わ
りに、きょうという日を、与えられるままに肯定することだ。

◇私たちが、変えられないものに、私たちの過去がある。通ってき
た道は、どうあがいても変更できない。だから、その通って来た道
についてあれこれ思い悩んでも時間の無駄だ。


◇自分の過去を振り返って、どうして自分はダメなんだろうと自分
自身を責め立てても、何も生まれない。今日の言霊は、そう言うの
だ。


◇それでは、そういう思いをどうしたらよいのか。過去に心を囚わ
れるのではなく、今日という今をまずは自分自身で真正面から受け
止めて、今生きている自分をどうするかを考えることだ。


◇今まさに生きているのだ。そのことを肯定し、その生きている自
分を今どういう風にしていくのかを真摯に考えることだ。今日を肯
定したら、実は、過去の意味が違ってくる。


◇過去を変えたい人は、実は今日という今に満足していない人なの
だ。今日を肯定していない人なのだ。今の自分を肯定的に捉えられ
れば、通って来た過去は、どんな悲惨な過去であれ、どんな自暴自
棄な過去であれ、今という視点で、今を支える意味を持つ。どうし
ようもない自分だったけど、そういう自分があったから、今の自分
があるんだなと思えるのだ。


◇どうしても、今の自分を受け止めない限り、未来は自分のものに
はならない。今の言い訳に過去を使ってはダメだ。今を全面的に肯
定していけば、過去は輝かしい過去となり、未来は、素晴らしい約
束になる。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月22日

パラダイムチェンジをして、地域に存在価値を示そう!

『はじめに』

◇9月7日の東京会場から全国セミナーが再開した。今回のテーマは、
三つだ。一つは、生徒・保護者に対して、受容と共感を示すためのス
キルの伝授。もう一つは、口コミを引き出す異化作用の表現方法、最
後が、学習塾に特化した広報宣伝や口コミ誘引の方法論。


◇その中で、異化作用の参考例として、シアトルにある魚屋のビデオ
を見てもらうコーナーがある。このビデオは、『フィッシュ』といっ
て、本にもなっているものだが、5年前にセミナーではじめてみてい
ただいた時は、ちょっとした衝撃を与えたものだ。今回は、このビデ
オを参考に、学習塾のパラダイムシフトについて考えてみたい。


『魚を売ることをやめる!』

◇このビデオの主人公は、シアトルにあるしがない魚屋だ。この魚屋
は、あるコンセプトチェンジによって世界で一番有名な魚屋になった。
魚屋が嫌いなオーナーが、まずこの魚屋を売りに出した。その店を引
き継いだ新オーナーも、魚屋はあまり好きではなかったが、ある日、
社員のモチベーションを上げるセミナーに出た。


◇そのオーナーは、自分の考えが間違いだと気がついた。恐怖によっ
て社員を働かせるのは間違いだと知ったのだ。それでどうしたか。ど
んな魚屋にしたいのか、社員に聞いて回った。


◇若い社員が、「世界で一番有名な魚屋になりたい」と発言したのだ。
最初は、皆で大笑いしだが、「世界で一番有名」になるためには、ど
うしたらよいか、みなで考え出した。


◇その結果、一つの結論が出た。「魚を売るのではなく、エンターテ
イメントを売る!」つまり、「魚を売ることを通して、お客さんに楽
しんでもらう」というコンセプトに到達した。


◇この続きは、私たちのセミナーか本で読んでもらうとして、そうい
うコンセプトチェンジをした結果、お客さんが一杯来店し、魚が多く
売れ、質の良い魚が入荷でき、好循環を引き起こした。まさに魚屋の
パラダイムを変え、世界で一番有名な魚屋になったのだ。


◇この事例が、学習塾にも参考になるはずだ。勉強(学習指導)を売
るのではない。勉強(学習指導)を通して、生徒の態度変容(元気さ、
自信、明るさ=セルフ・エスティームの向上)を売るのだ。


◇まずは、生徒を多く集めるために、楽しさの演出も必要だし、生徒
にフォーカスしたコミュニケーションも大切だ。生徒が増えだしたら、
学習指導の質を向上させることも大切な要素だ。教務的側面も忘れて
はいけない。


◇が、しかし、まずは、生徒を元気付け、生徒を明るくし、やる気を
出させる。保護者を元気付け、保護者のやる気を引き出す。そういう
側面が重要なのだ。その次に、教務的側面が出てくるのだ。


◇「学習塾は、生徒に勉強を教えるところです」から「学習塾は、生
徒のやる気を引き出すところです」、「学習塾は、生徒と保護者のセ
フル・エスティームを高めるところです」というように、パラダイム
チェンジを企てよう。そういうコンセプトチェンジを来年はしていく
ことだ。不景気に対抗する手段は、自塾のコンセプトの中にあるのだ。

『経営者の視点』

◇閉塞状況を打破するためには、従来の文脈から外れてみることも大
切なことだ。文脈を裏切って、特異な状況を作り出し、新しい意味を
生むことを異化作用と私は言っているのが、そういう状況を作り出し
てみてはどうだろうか。


◇私が現場で生徒を集めていた時は、この異化作用をさんざん使って
いた。期待をいい方向で裏切ることが、トンガリを生むのだ。来期に
向けて、企画を充実させよう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本田 宗一郎

みんなの苦労や努力こそが、私の成功を支えてくれたんです。

◇今日の言霊は、本田宗一郎が、成功は神様のお陰だとは言えない
と言って、その後に述べたものだ。本田宗一郎は、自分の努力や苦
労も並大抵ではなかったが、それ以上に、みんなの苦労や努力があ
ったからこそ、成功があるのだと言うのだ。


◇成功を勝ち取るには、自分だけが頑張ってもなかなか無理だ。そ
うかといって、他人が頑張るだけでも無理だ。その船に乗った全員
が、自分なりに頑張ってこそ、成功が手に入るのだ。


◇その出発点は、リーダーだ。リーダーが頑張るからこそ、そのリ
ーダーについてくる仲間がリーダーに負けないように頑張るのだ。
努力の相乗効果が、私たちに意外な力を生むのだ。


◇今日の言霊は、俺についてきてくれてありがとう!俺は、みんな
のために、間違った道を進まなかったぞ!という本田宗一郎の感謝
と自己賛美の言霊のように感じる。


◇自分の努力と仲間の努力を素直に認められるように、生きていこ
う。力の出し惜しみは、いい結果を生むことはない。全力を出して、
自分の道を歩んでいくことだ。気がついたら、みんなが応援してく
れているはずだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月20日

■ 自分の見え方をチェックしよう ■

◇コーチングは、原則的に相手に話をしてもらわないと始まりません。
ですから、相手が「こいつなら話してもいいかな~。」と思ってくれ
ないと始まらないのです。

◇では、どんな人だったら「話をしてもいいかな~。」と感じるで
しょうか?
是非、街を歩いている時のことを思い出してみてください。


◇電車の中で、私なら、笑顔が見られる人がいいですね。

たまたま、身体が触れた時に「ごめんなさい」と言ってくれる人が
いいですね。

私が「ごめんなさい」と言ったら、「いいえ」と応えてくれるか、
笑顔で返してくれる人がいいですね。

乳母車に乗っている赤ちゃんを笑顔で見ている人もいいですね。

お年寄りに席を譲ってくれている人もいいですね。
「すいません。降ります。」といって、車両の中から出てくる人
もいいですね。

◇一方絶対に話したくないと感じるのは、明らかに私とは服装の
センスが違う人は駄目ですね。

ブスッとした表情の人は駄目ですね。

本を読み出す人も駄目ですね。

イヤホンをつけている人も駄目ですね。

ゲームに興じている人も駄目です。

携帯電話を操作している人も駄目ですね。

いかにも疲れている様子の人も駄目ですね。

いかにも忙しそうな人も駄目ですね。

と考えてみると、いい意味でスキがある人がいいんだなと感じます。

◇言葉を交わす前に、私は、心の中で話していい人と
そうでない人を直感で決めています。

◇「話をしたいな~。」「話をしてもいいかな~。」と感じさせる
人とは、ご自分自身の外に心や意識が向いている人ではないかと思
うのです。

◇「いろいろな質問をして、本音を引き出そうとしているのですが、
なかなか話をしてくれません。」
とおっしゃる方がいらっしゃいます。

こんな時、スキル以前に相手にどのように感じられているか
振り返ってみると気づきや新たな発見があるかもしれません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸です。酷暑、局地的な大雨と最近は
迷走の台風13号と異例の夏もいよいよ幕を閉じます。

季節は夏を清算し、実りの秋に向かいます。

皆さんは、どんな実をふくらませますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スマイリー・ブラントン

幸せになりたいならば、「あの時ああしていれば」と言う代わりに、
「この次はこうしよう」と言うことだ。

◇今日の言霊は、失敗することをどう処理するかということを言っ
たものだ。私たちが、生きているということは、失敗をすると言う
ことと同義だ。生きていれば、成功も失敗もともに色々と経験する
が、成功よりは、失敗の機会のほうが、圧倒的に多いはずだ。


◇だからこそ、成功は貴重なものになるのだ。その成功を勝ち取る
ためには、数ある失敗をどう処理するかが、重要なポイントになる。
失敗の中に成功の芽が用意されているからだ。


◇今日の言霊は、失敗から成功の行動を学べというメッセージだ。
失敗を後悔するだけではなく、失敗をした行動を振り返って、その
行動を次の成功のために改善し、次の機会では、こういう風にやっ
てやるぞと決意し直せと言うのだ。


◇失敗から学ぶというのは、失敗の原因を行動レベルで振り返り、
その行動をどう改善したら、成功に結びつくのかを考えることだ。
失敗の原因を知るだけでは、学んだことにはならないのだ。具体的
な改善点まで考えて、最後に決意することなのだ。もう同じような
失敗をすることがない、それほど、この失敗から考えた、と。


◇失敗したことを悔やむだけではなく、失敗したことから何を引き
出すかだ。それが学びだ。現実で役に立つことを失敗から引き出そ
う。精神論ではなく行動論を引き出すことだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月19日

マーク・トウェイン

常に正しいことをやることだ。
周囲の人の賞賛や噂話に構っていてはいけない。

◇私たちは、意味を求める動物だから、どうしても自分と他人の関係
に意味を求めて、自律=自立的な行動なり判断なりが出来ない。つい
つい他人の評価を気にし、他人の態度を気にしてしまう。そして、そ
ういう他人の視線に拘束されて、身動きが出来なくなってしまう。


◇私たちは、色々と心に思うことはある。しかし、その心に思うこと
を他人がどう受け止めるかを気にし過ぎて、どうしても心に溜め込ん
でしまいがちだ。


◇しかし、よくよく考えてみると、私たちは、今を生きているだけで
はなく、未来に向かって生きているのだから、他人は、今ここいる他
人と未だめぐり会っていない他人なのだ。


◇だから、今ここで意味を求めることも将来に向かって意味を求める
ことも出来るはずだ。そうだとすれば、今ここを飛び越えてしまって
もいいかもしれない。そうすることを今日の言霊は、求めているのか
もしれない。


◇今目の前の他人に縛られて、不自由な思いをしているのならば、未
だ見ぬ他人に思いを馳せて、自分の心を解き放とう!それが、自分の
心に忠実に生きていくことだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

国家の再生産装置としての教育を日本は、意識していないのか!

【記事】教育への公的支出、日本最下位 家計に頼る構図鮮明 

 朝日新聞(2008年9/9)より以下抜粋


○経済協力開発機構(OECD)は9日、加盟30カ国の教育に関す
るデータをまとめた08年版「図表で見る教育」を発表した。05年
現在の調査結果で、国や地方自治体の予算から教育機関に出される日
本の公的支出の割合は国内総生産(GDP)比3.4%と、データの
ある28カ国中最下位になった。


○公的支出の割合を見ると、アイスランドが7.2%でトップ、次い
でデンマーク6.8%、スウェーデン6.2%と北欧の国が続いた。
 
○日本は03年の調査でも最下位だった。04年はギリシャに次いで
下から2番目になったが、再び、最下位に。日本は、公立学校の教職
員数減少に伴って給与額が減ったことなどで、公的支出が減った。O
ECDは、少子化や他の国の支出が伸びたことなども影響したとみて
いる。
 
○また、家計などから出される私費負担の割合は、小学校入学前の就
学前教育と、大学などの高等教育で、加盟国の平均を大きく上回った。
 
○私費負担も加えた教育機関への支出は、05年がGDP比4.9%
となり、26カ国中20位。教育機関への支出のうち私費負担が占め
る割合は、初等中等教育は9.9%で平均の8.5%とほぼ同じだっ
たが、就学前教育では55.7%(平均は19.8%)、高等教育は
66.3%(同26.9%)となった。
 
○家計支出に頼る割合が他国より大きく、OECDの担当者は「教育
に戦略的投資をどう確保していくかが日本の課題だ」と指摘した。
 
○公的支出をめぐっては、「教育振興基本計画」(7月に閣議決定)
にGDP比5.0%まで引き上げると明記するよう文科省が求めたが、
財務省などが反発。見送られた経緯がある。(大西史晃)

*私からのコメント 

◇教育への公的支出をみる場合には国家予算の額をはじき出し、教育
関係支出の総額で考えたほうが良いのかもしれないし、また人口に対
する割合で、云々したほうが良いかもしれない。しかし、それでも、
今回の記事を見る限り、日本は教育に対する認識が非常に低いことが
よく分かる。


◇明治の初め、伊藤博文が明治政府の高官に宛てた書簡の中で、教育
の重要性を十分に意識して、徴兵令に先だつこと10年先行して、学
制を布くべきだと強調した。それとはまったく正反対に、今日の日本
は、教育(教育=学力ということではない)についてそれほど重きを
置いていないようだ。


◇記事にあるように「教育振興基本計画」のGDP比5%の予算引き
上げに対して財務省が反発して、見送りになったのもその一つの表れ
だろう。これは、基本的なインフラとしての教育環境について、しっ
かりとした認識が日本には欠落しているということだ。


◇国として、どういう人間を育てることを理想にし、それに国の予算
をどう割き、教育投資をしていくのかという問題について、政府はあ
まり考えていないように見える。


◇将来の国家像がないからそういうことになるのか、あるいは日本に
とって、どういう人間像が理想なのかをしっかり持っていないから、
そういうことになるのかという問いにはここでは深入りはしないが、
それでも、教育の国家に置ける重要な役割については強調したい。


◇教育は、国家の再生産装置としてある。教育行政に携わる官僚はも
とより、政治家が、そのことを徹底して意識することだ。このことを
忘れてはいけないのだ。


◇国家の再生産装置として教育があることを、私たち庶民も、覚えて
おいて良い。教育を無条件でいいものだとは思ってはいけない。国家
のための装置として教育が機能することを知って、それを前提として
教育を利用することだ。


◇教育はそれを受ければ受けるほど、他律的な人間になりやすいとい
う面をもっている。誰かに教えを請わない限り、何もできない人間に
なってしまう可能性があるためだ。自律的な人間になりたければ、教
育を相対的に眺める視点が必要だ。このことを私たちは、覚えておい
ても良いと思う。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月18日

有島 武郎 

己を主とする以上、他人にも同じ心持ちのあるのに注意しよう。

◇私たちは、意識しないと、自分を中心に物事を考えてしまいがちに
なる。自分の気持ちを優先させて、相手には、自分と同じような気持
ちが存在しないとでも言うように、振る舞う時がある。


◇しかし、自分も人間なら相手も人間なのだ。自分と同じように相手
も自分の気持ちを優先したいと思っているし、相手から尊重されたい
と思っている。


◇この単純な事実を私たちは、ついつい忘れてしまうのだ。だからこ
そ、今日の言霊が注意を促しているのだが、なぜこんなことを忘れて
しまうのか。それは、私たちが、自分の視点だけで世の中を見てしま
うからだ。自分の目で見えるものだけが事実だと思ってしまうからだ。


◇自分には見えないが、現に存在しているものがあると、謙虚になれ
れば、きっとこの単純な事実を忘れることはないだろう。相手も自分
と同じ人間だから、きっと自分が悲しくなるように、相手も悲しくな
るし、自分が嬉しくなれば、相手も嬉しくなるという想像力を私たち
は、謙虚さの中に持つことだ。


◇自分と同じように相手には感情があるのだ。その感情は、ほとんど
の人間で共通しているはずだ。自分あっての世界ではないのだ。相手
あっての世界なのだ。このことを忘れないようにしたいものだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月17日

「完璧主義者」(後編)

前回のあらすじ

居酒屋にてI先生との会話は、仕事のことから、お互いの性格の話になる。
『完璧主義者』のI先生は、「どうして、そうなったのか」という僕の質問
に興味深い話をしてくれた。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「中学生の頃、自転車通学だったんだよ」


「自転車通学となんか関係があるんですか?」


「まぁ、ちょっと聞いてよ」と制して続けるI先生。「自転車通学とする
のに、テストがあったんだよ。実技試験と筆記試験。おかしいでしょ?」


「はい、何か、田舎っぽいです(笑)」。


「それで、筆記試験は、80点以上で合格なわけですよ。で、僕は85点
で合格したんだけど、その結果を知った親父が、何て言ったか分かる?」


「いや、ちょっと分からんないっす」


「『なんで、満点じゃないんだ!』と言ったの。この一言をこの前、思い
出しちゃって。たかが、自転車通学の筆記試験だよ」


「そうですね、厳しいですね」


「こうやって、育てられてきたんだなぁ。だから、完璧主義者になった
んだなぁ、って思って」


「自転車通学のテストがそれですから、勉強なんて凄かったんじゃないん
ですか?」


「もう、それは凄かったよ。勉強は一番じゃなきゃダメ。テストは満点じゃ
なきゃダメ。常に親父からそういうプレッシャーを受けて、ビクビクして
してたね。いつも、『ちゃんとやんなきゃ』って思ってたよ」


「あぁ、それ、ですか?」


「うん、僕はそう思うね。あぁいう育てられ方をされたから、こんな性格
になったんだと思うんだよね・・・」


「性格って小さいころの教育によって変わってくるんですかね?」


「それだけじゃないとは思うけど、でも、やっぱり、関係はしてるよね」


さて、アナタは小さい頃、どんな教育を受けてきただろうか。
私の勉強嫌いは、小さい頃、やたらと「勉強しろ!」と言われたせいだと
思っている。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
     ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

西堀 栄三郎

探検家は、調査をしてから、やるかやらないかを決めるという方法は
執りません。やると決心してから調査をはじめます。
やる決心をしての調査は、いかにして失敗のリスクを減らすかに専心
します。

◇今日の言霊で重要なことは、決心をして物事を考えるか、決心をす
る前に物事を考えるかで、結果が違うと言うことだ。後には引けない
状況に自分を追い込んで、様々なものを考えるのとそうではないのと
では、明らかに自分の真剣度が違ってくる。


◇真剣になると言うことは、自分の最大の力を引き出すということだ。
自分のあらん限りの力が出れば、大概のものは解決できるだろう。決
心をして事に当たると言うのは、そういうことなのだ。


◇今日の言霊でもう一つ大切なことがある。それは、やるためにどの
リスクがあるのかを検討することと、やらないためのリスクを挙げる
ことの違いだ。


◇私たちは、何かに挑戦しようとする時に、やらないためのリスクを
挙げて、これこれこういうリスクがあるから、やらない方がよいとい
う思考になる。そうではなくて、やる決心をした後のリスク探しは、
やることが成功するために何に注意した方がよいのかというリスク探
しだ。姿勢が前向きか後ろ向きかの違いが出てしまうのだ。


◇やることを決心しよう。それからやることを成功させるためのリス
クを探そう。リスクの少ないことをやるのではなく、自分でやりたい
ことをやろうと決心し、リスクに注意をすることだ。決心が先にあり
きだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月16日

E・アラン

小さい子供がはじめて笑うとき、その笑いは全然何かを表現してい
るのでもない。幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸
福なのだと言いたい。

◇人間は、身体と心の両方で生きている。身体が心に影響を与える
し、心が身体に影響を与えるものだ。そういう相互関係の中で、人
間は生きているのだ。


◇だから、今日の言霊もように、幸せだから笑うこともあるが、笑
うから幸せになることもある。特に、苦しい時に、苦しい表情や弱
音を吐こうとすると、たちまちその苦しさは二倍にも三倍にもなっ
てしまう。


◇苦しい時は、無理してでも笑ってみる、無理してでも明るくして
みることだ。そうすれば、その苦しみは、少しは軽くなって、苦し
みを乗り越えようとする意欲が湧いてくる。


◇人間は、状況状況で心も身体も変化するものだから、自分で意識
してその状況に向かっていけば、実はその状況をもろにかぶってし
まうことが少なくなる。状況に心も身体も影響されることが少なく
なる。たとえば、嬉しい時は、さらに笑って嬉しさを倍増させ、苦
しい時は、空元気を出して明るく振る舞うことだ。


◇笑うから幸せになるし、泣くから悲しくなる。自分の気持ちを自
分の身体で奮い立たせよう。元気は、元気を出すところから始まる
のだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆子どもの気持ちを受容する☆

◇子どもが、学校や塾でカンニングをしたら皆さんは、どうするだろうか。
先日、学習塾の講師の方に、そういう場合の対処は、どうすればよいのか
と聞かれた。


◇その講師の先生は、生徒を思いっきりどやしつけ、随分と二人で話をし
たそうだ。しかし、納得してもらえなかったらしい。そこで先の質問をし
てみたそうだ。私が答えたのは、以下のようなロールプレイだ。
 
 中土井:どうしてカンニングなんかしちゃったんだ?
 生 徒:・・・・。
 中土井:君は、カンニングが悪いことだと知っていただろう?でも、カ
ンニングをしなければならなかった。その理由が先生は、知りたいんだよ。

 生 徒:いい点取らないと居残りになるから。
 中土井:そうか。居残りになると思ったからカンニングしたのか?
ドキドキしただろう?
 生 徒:ちょっとね。
 中土井:居残りが嫌な理由はなんだい?
 生 徒:お母さんに、点数がばれちゃうから。居残りの連絡を先生がす
るだろう?

 中土井:そうか。お母さんに悪い点数を知られたくないからか?お母さ
んは、君が悪い点数だと叱るのか?

 生 徒:そうなんだよ。だから、ついついカンニングしちゃったんだ。
 中土井:そうだったのか。居残りが嫌だったんじゃなくて、お母さんに
悪い点数を知られるのが嫌だったのか。でも、なんでカンニングで切り抜
けようと思ったの?勉強してくればいいんだよ。何か出来ない状況でもあ
るのかな?

 生 徒:家にいると勉強できないんだよ。お母さんが、勉強しろしろっ
て煩いし、好きな理科をやってると数学や英語をやりなさいってすぐ言う
んだよ。

 中土井:そうなのか。勉強に集中できないわけだ。じゃあ、しょうがな
いな。カンニングでもして切り抜けなきゃな。でも、君もカンニングは、
悪いと思っているんだから、ちょっと辛いよな。カンニングをしなくても
良い点数が取れる方法はないのかなあ?


◇子どもの気持ちを受け止めることが、重要なことだ。それなくして正論
を説いても、子どもは、その正論を聞き入れてはくれないものだ。まずは、
子どもを受容し、子どもの気持ちを理解して、その次に子どものために、
正論を説かなくてはダメだ。


◇頭ごなしに叱ってみても、子どもは、受容してくれないだろう。それよ
りは、子どもの何が、悪いことをさせているのかを受容することだ。相手
を受容してはじめて、その相手も自分の意見を聞いてくれるのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月15日

匂いの経営!

『はじめに』

◇顧問先の社長が、初めて大阪のリッツ・カールトンに泊まったそうだ。
サービスはまあまあだったようで、その社長曰く、「ハイアットとそれ
ほど変わらない。」そうなのかと思って、私は、匂いはどうだった?と
聞いてみた。そうしたら、その社長は、「いい匂いがしていた。」と言
う。リッツが他のホテルと違うのは、匂いなのだ。

◇一度、リッツに泊まると、次に出迎えてくれるのは、リッツ独特の匂
いだ。匂いが、一番記憶に残ると言われているが、そういうところも考
えてのことだろう。私たちの塾経営もそこまで考えて行なっていきたい
ものだ。

『五感を駆使した教室作り』

◇最近、教室はどの塾でも綺麗にしてあるところが多いが、匂いに関し
ては、それほど意識している塾はない。大きな塾に行けば、トイレの芳
香剤はあるが、それだけだ。


◇校舎全体の匂いを考えてみてはどうだろうか。塾の入り口、教室、自
習室、トイレ、階段、色々なところを同じ匂いで、満たしてみてはどう
だろうか。ただし、下水の匂いを消すために行なうような感覚ではなく、
教室の雰囲気作りのためのものだ。


◇その他にも、五感に訴える校舎作りを考えたい。BGMは、徐々に増
えてきたが、その他に、教室のカラーの統一や掲示のある程度の統一感
を考えてみることだ。生徒や保護者が、リラックスできる雰囲気、記憶
に残る雰囲気を醸し出す工夫をぜひ考えてみてほしい。


◇こういう配慮が、実は日頃の業務の中で役に立つ。それは、顧客志向
を私たちは、ついつい忘れてしまうからだ。私たちのサービスは、会員
サービスだから、一旦入会すれば、後は自然と来てくれる仕組みになっ
ている。大切な顧客だが、その大切さを意識できない仕組みになってい
るのだ。


◇だから、いつでも顧客について配慮をしていこうとすることが、大切
になる。生徒や保護者の五感を大切にしようと思えば、何を生徒や保護
者は、求めているのか、意識せざるを得ない。常日頃、そういう風に考
える習慣化が出来れば、きっと良い校舎になっていくはずだ。

『経営者の視点』

◇9月から12月は退学者が一学期にも増して出る時期だ。その時期に
退学者を多く出さない工夫を考えるために、職員の意識をどう生徒や保
護者に向けさせるかだ。退学を出すな!というよりも、行動を示して、
顧客満足を上げる努力をすることだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ラ・ロシュフコー

人は決して今思っているほど不幸でもなく、
かつて願っていたほど幸福でもない。

◇私たちは、無意識の内に他人と比較してしまう。自分よりも幸せそ
うな人を見ると、自分の幸せが色あせて見えてしまう。逆に、自分よ
りも不幸そうな人を見ると、自分の幸せをありがたく思ってしまう。


◇今日の言霊のように、人間は、自分の幸せを自分の価値判断で明確
に実感できるものではないのだ。いつも、移ろいながら、幸不幸の間
を行ったり来たりしているものなのだ。


◇しかし、そういう幸福を私たちが、全面的に認めているかというと
そうでもない。出来れば、自分自身が幸福だと感じて、そのことに満
足することを望んでいるはずだ。では、どうすれば、自分自身の幸福
で満足できるようになるのか。


◇それは、自分が、何に価値を置いて生きているのかを自覚すること
だ。その価値は、他人とは違うものだと自覚することだ。そうすれば、
他人と比較して幸不幸を計っても意味がないことに気がつくものだ。


◇他人の価値観と自分の価値観は違うのだから、幸せそうな人を見て
も、自分の幸せは色あせない。比べる土俵がないからだ。


◇幸せは、自分の心が決めることだ。他人との比較で、決めるもので
はない。幸せだと思えることが、私たちの幸せなのだ。幸せを比較す
る土俵は、世界のどこにもない。安心して、幸せを味わうことだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

岡本 太郎

フェアな態度でぶつかり合えば、お互いに親近感を感じるものだよ。

◇人間、意見の違い、考え方の違い、生き方の違いがあるから、当然、
他人と対立することがある。だから、始めから対立を避けて皆で何か
をやり通そうとすることは、無理だ。


◇意見の違いを乗り超えて何かを成し遂げていくことになるが、その
時に、対立する相手と対立する事柄だけで真正面から向き合うのが、
フェアな態度だ。


◇私たちは、ともすると対立してしまったことに対して、マイナスの
感情を持つものだから、相手を対立すること以外の事柄で批判したり、
攻め立てて、対立構造を乗り越えようとしてしまうところがある。


◇そういう態度は、フェアじゃない。そういう態度を取って、対立点
を解消しても、対立相手との関係にしこりが残ってしまうだろう。


◇今日の言霊も言うように、フェアな態度で相手と対峙すれば、お互
いが、お互いの違いを同じ地平で、理解できるものだ。


◇人間なんだから、意見の違い、考え方の違いは、当然あっていい。
そういう違いを認め合ってともに何かをやり遂げようとするのならば、
お互いの対立点を認め合い、より良い選択が出来るように、フェアな
態度で向き合おう。目的は、自分を守ることではなく、良いことをお
互いがすることなのだから。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

聞けば効く

◇私たちは、小さい、大きいにかかわらず常に問題や課題を抱えていま
す。

◇例えば、「今日はどんな服装で出かけようか?」「何か二日酔いで頭
が重い。」「朝から雨が降っていて気分がさえない。」というような日
常の様々な決断は小さいものであっても、それが問題を抱えている瞬間
なのです。

◇そして、私たちが抱える問題や課題は、とかく環境や他人から与えら
れているかのように思いがちですが、実は、私たち自身が作り出してい
るものなのです。

◇電車が事故で運休してしまいました。お客としてあなたは、どんな
ことを考え、どんな行動に出るでしょうか?
「しかたがないな~。」と他の交通手段を考えたり、動き出すまで待ち
ますか。それとも、怒りが最高潮に達し駅員に食って掛かりますか。

◇また、普通なら「しかたがない。」と諦める人であっても、大事な
約束がある場合であれば、感じ方や行動は変わるかもしれませんね。

◇このように、同じ現象であっても、人によって、または時と場合に
よって、異なった捉え方をするのです。

◇だから、他の人が成功した方法でも、そのままでは役に立たないこと
も多いのです。そこで、コーチングなのです。

◇自分自身で作り上げた問題だから、自分自身で解決できるということ
です。親友のように問題を抱えている人に寄り添い共に問題解決に取り
組もうとする姿勢がコーチングの基本なのです。「共に」が大切です。

◇自分を見守ってくれている仲間がいることで、勇気をもって自分に
直面できるようになり、今まで気づかなかったリソース(能力、人間
関係など)を発見できます。これが解毒剤となるわけです。

◇ちょっとやってみようかなと思った貴方に・・・
相手の話の後で「なるほど~。」「そうなんだ~。」を意識して話を聞い
てみてください。聞けば聞くほど、何かが効いて来ますよ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私の近所にある田んぼの中に何十体もの、かかしが並んでいます。
そこは恒例のかかし祭り会場です。

鳥たちが稲穂を荒らさないようにと考えられて登場したかかしですが、
今や芸術作品です。本日表彰式があります。

鳥を追い払う仕事から、人間の観賞用に任務が変わったかかし達はどう
思っているのかな?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月12日

全国学力テストを毎年行なう意味はあるのか!

【記事】学力テスト市町村別結果、秋田知事「公表したい」 

 読売新聞(2008年9/9)より以下抜粋


○全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、2年連続してトッ
プクラスの成績を収めた秋田県の寺田典城知事は8日、県内25市町
村別の平均正答率について「私の責任のもとに公表したい」と述べた。


 
○文部科学省は「序列化や過度な競争を招く」として、都道府県教委
が市区町村別の成績を公表することを実施要領で禁じており、これま
でに公表した都道府県はない。
 
○寺田知事は定例記者会見で、「国の税金で実施しているテスト結果
の公表は理にかなう。競争主義とかではなく、結果を良い意味で活用
すべき」と述べた。寺田知事によると、全25市町村が全国平均を上
回ったという。
 
○文科省は、市区町村や学校が自主的判断で関係分を公表するのは問
題ないとしている。このため、秋田県教育庁は各市町村に平均正答率
の自主的公表を要請してきた。しかし、本紙の取材に全市町村が公表
しないとしている。寺田知事はさらに説得を試みるが、市町村が応じ
ない場合は昨年度の1回目、今年度の2回目とも公表する方針。
 
○文科省学力調査室は「公表されるとどうしようもないが、来年度の
テストに参加しない市町村が出るかもしれない。適切でないと言うし
かなく、県の話を聞きたい」としている。


*私からのコメント 

◇今日で、このメルマガも300号を迎えることが出来ました。約6
年間、お正月以外休むことなく、続けてこられたのも、スタッフのみ
んなのお陰と読者の皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
これからも、力の続く限り、頑張って発行しようと思いますので、宜
しくお願いいたします。


◇さて、去年から始まった全国学力テストだが、莫大な予算を使って、
毎年、毎年、調査する意味があるのか、非常に疑問だ。定期的に抽出
した生徒の学力を調査して、データとして使うものでいいはずなのに、
何で全国一律に大々的に行なうのか。データの公表は、好ましくない
というのであれば、なおさらのこと、毎年全国で行なうことはない。


◇文科省の言うように公表が、「序列化や過度な競争を招く」のは、
全ての都道府県を土俵にしているからだ。しかし、実際は、公表しよ
うがしまいが、県別の平均点は、新聞紙上で公開されるのだから、県
教委等は、内心穏やかではないはずだ。もうすでに競争心を煽ってい
ることにならないだろうか。このことをどう考えるかだ。


◇学力は、さまざまな生活環境に影響されて形成される。だから、地
域によって、そうそう学力が大幅に向上することもなければ、大幅に
下降することもない。学級別であれば、そうではないが、地域という
広い範囲ではそうなのだ。


◇だとすれば、毎年毎年、この調査結果に一喜一憂することはないの
だ。県知事もどこかの府知事もこんな結果に右往左往する必要はない。
しっかりした学習計画を考えてコツコツ行なっていけばよいのだ。こ
の調査をネタに学校教育をつるし上げる必要はない。もうそろそろ税
金の無駄使いはやめたほうが良い。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

エリック・ホッファー

過去の不幸の記憶を大切にするのは、よいことである。
それは、いわば不屈の精神の銀行をもっているようなものである。

◇今日の言霊によれば、私たちは、「不屈の精神の銀行」を誰でも
持っているということだ。ということは、誰でも、自分自身で自分
を勇気付けられるということだ。


◇しかし、前提がある。それは、過去の不幸な記憶をしっかり覚え
て、自分の糧にすることが出来る勇気を持っているかどうかという
前提だ。


◇私たちは、不幸なことを忘れようと自分の記憶から遠ざけようと
思ってしまう。頭の隅へ、隅へと追いやって、そんな不幸なことが
起こらなかったとでもいうように記憶から締め出そうとしている。


◇しかし、考えてみれば、そんな不幸なことを招き寄せたのは、自
分なのだ。自分が招いた不幸をしっかり記憶し、その不幸をしっか
り乗り越えたことを誇りに思って、今があるのだと自覚した方が、
よほど素直な生き方のように思える。今日の言霊は、そういうこと
だ。


◇私たちは、失敗も多いはずだ。その失敗で人生が終わったわけで
はない。その失敗を乗り越えて、ここまで来ているのだから、今度
苦しいことがあるならば、今までの失敗を乗り越えた体験を思い出
して、失敗を無条件で受け入れ、全力を尽くして、その失敗に立ち
向かっていくことだ。


◇その経験は、十二分にあるのだから、どんな苦しいことも乗り越
えられるはずだ。そういう「不屈の精神」を体現した経験が、私た
ちには一杯あると言っているのだ。


◇どんな苦しいことでも、人間は乗り越えることが出来る。過去の
苦しいことを乗り越えた経験を思い出そう。自分の力はそれほどや
わなものではないことが実感できるはずだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月11日

竹内 芳郎

自然は文化よりははるかに深いものであるから、(中略)文化は一旦は
自己を否定して、ふかく自然から学んだ文化、自然を内にふかぶかと包
摂した文化にならねばならぬ。


◇私が、大学時代に私の考えを否定されていなければ、どんな人間にな
っていたかと思うと、ちょっと恐ろしいものがある。きっと今以上に野
蛮人だったことは確かだが、自己中心主義で、尊大な態度の鼻持ちなら
ない人間だったように思う(もしかすると今もそうなのかもしれないが、
それでも大部修正されているようには自分で思うのだが)。


◇その大学時代に出会った考えが、この竹内芳郎だったり、丸山圭三郎
だったり、岸田秀だったり、イバン・イリイチだったり、パウロ・フレ
イレだったりする。彼らの考えに接し、自己否定を余儀なくされ、それ
でも何とか自分で立とうと思い、自分自身の考えに彼らの考えを取り入
れて、徐々に学びなおしてきた。


◇そんな経験から考えると、今日の言霊は、文化と自然のことではなく、
学びのことのように思える。私たちは、一旦は、自分を否定して、新し
い何ものかを受け止めない限り、学ぶことは出来ないのかもしれない、
ということだ。


◇はじめから対立構造をもっいては、自分自身を変えることは出来ない。
私たちは、自分の考えの中に他者の考えをしっかり根付かせながら、自
分の考えを確立していくことが重要なことなのだ。そうしない限り、唯
我独尊に成り下がってしまうからだ。


◇自分自身以外のすべてのものから学ぶことが重要なことだ。自分とは
異質なものから自分にはないものを学んでこそ、学びの意義がある。学
ぶこととは、自己拡張していくことだからだ。頭ごなしに、異質なもの
を排除しないようにしていくことだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月10日

「完璧主義者」(前編)

「そんなことにまで、言われちゃうんだよ」。

そう言って、I先生は、ジョッキに残ったビールをクイッと呑む。

「僕が完璧主義になったのは、やっぱり、ああいうことの積み重ねのせい
だと思うんだよね」


とある居酒屋で知り合いのI先生と久しぶりに呑んだ。話題は、仕事のこ
とから、お互いの性格の話になる。


I先生はご自分のことを「完璧主義」だという認識があり、僕もそれには
非常に納得した。


「そうですよねぇ、あまりいい加減なところってないですよね」


「意識して変えようと思うんだけど、体に染み付いちゃってるんだよね」


「でも、いいじゃないですか。『完璧主義』なら。『適当主義』だと、仕事
してたら、困ることが出てくるかもしれませんけど」


ここで、眉間にシワを寄せ、「いや、結構、厳しいものあるよ。仕事が遅
くなるんだよ。完璧を求めすぎるから。しかも、遅いだけならいいけど、
手がつかないこともある」とI先生。


「どうしてですか?」


「『失敗したらどうしよう』とか考えちゃうんだよね。もう、そうすると
駄目だよね。なるべく考えないようにしてるけど」


「どうして、そんな性格になっちゃうんでしょうね?」


「そう。それなんだけど、この前、ふと思い出したことがあってね」


「なんですか?」


「自転車通学」


「はい?」


「中学生の頃、自転車通学だったんだよ」


「自転車通学となんか関係があるんですか?」


「まぁ、ちょっと聞いてよ」

そして興味深い話をしてくれた。


○後編に続く

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
     ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

種田 山頭火

・身のまはりは日に日に好きな草が咲く
・秋風、行きたい方へ行けるところまで

◇このメルマガも1800号を迎えることが出来ました。年末年始の1
週間と日曜日を除いて、休まずにここまでくることが出来ました。これ
も私を支えてくれた荒木さん、井上さん、高橋さん、関口さん、そして
吉川さん、吉田さん、佐々木さん、杉本さん、新旧スタッフの皆さんの
お陰です。そして、言うまでもなく、読者の皆さんのお陰です。


◇本当にありがとうございました。どこまでこのメルマガが続くか分り
ませんが、行けるところまで行こうと思いますので、今後ともよろしく
お願いします。


◇記念すべき1800号なので、私の好きな種田山頭火の句を二つ選ん
だ。まずは、このメルマガを発行して6年間、実に色々な花が咲いたな
あと思って、選んだ句が最初のもので、二つ目は、このメルマガは、こ
れからどこに行くのだろうかと思って選んだものだ。人生、行けるとこ
ろまでしかいけないのだから、自分の力を出し切って、行けるところま
で行こうと思う。


◇それにしても種田山頭火のように、自分の足で死ぬまで歩きたいもの
だ。自分と戦いながら、一歩、一歩、歩いていこう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月09日

全国2周目へ突入!『学習塾成功フォーラム2008 一刀両断!間違いだらけの塾経営』

4月からスタートした『学習塾成功フォーラム2008 一刀両断!間違いだらけの塾経営』。7月までに、東京、大阪、名古屋、仙台、広島、福岡と全国6都市で開催しました。


そして、全国縦断セミナーが2巡目(ライブ2)が、9月7日(日)東京でスタートしました!おかげさまで、満席で2巡目のスタートを切ることができました。ご出席の皆様、ありがとうございました。

%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BC%9A%E5%A0%B4%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%97%E6%97%A5026.jpg


今回のライブ2のプログラムは・・・。

・第1講座:生徒のやる気を引き出す教師アプローチ
・第2講座:在籍生から口コミを発生させるアプローチ手法
・第3講座:学習塾に特化した情報発信・広報宣伝

です。

「生徒のやる気を引き出す教師アプローチ」では、モチベーションの理論を学び、具体的な実践法へと展開しました。もちろん、第1講座では、ワークショップが欠かせません。『押し付けることなく他人を説得する方法』。皆さんの笑顔が印象的でした。


「在籍生から口コミを発生させるアプローチ手法」では、集客に直接結びつく「口コミ」を意図的に発生させる手法を公開。集客のためにどんなことをすればよいのか。具体的な教室運営・業務が見えてくる内容です。


「学習塾に特化した情報発信・広報宣伝」は、チラシなどの作成のヒントはもちろんのこと、情報発信を行う際の今までにない新しい視点もお伝えしました。第2講座の内容と組み合わせると、集客効果が高まります。

~~~アンケートでいただいた声をいくつか抜粋いたします。~~~


・「多くの情報を得ることができ、時間があっという間に過ぎてしまいました。知識として持っているだけでなく、すぐに行動していけるようにしていきたいと思います」


・「かなり勉強になりました。ストローク=エネルギーの話、生徒面談の話、とても印象的でした」


・「徹底した分析と豊富な具体例で、とてもわかりやすく目からうろこでした。大変参考になりました」


・「チラシの作成方法にはこまっていました。とても勉強になりました」


・「素晴らしい学びの機会に感謝!!」

%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BC%9A%E5%A0%B4%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%97%E6%97%A5013.jpg

%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BC%9A%E5%A0%B4%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%97%E6%97%A5025.jpg


今回、私はスタッフとして、客観的にセミナーを見ていましたが、ギリギリの内容(ここでは、書けないのが残念)が多く、「そこまで言っちゃっていいの?」とヒヤヒヤしながら、思っていました。


また、理論あり、ワークショップあり、ビデオ上映あり、事例発表あり、と全部で5時間半のセミナーですが、それでも時間が足りないくらい相当盛りだくさんの内容です。中身については、もちろん、どれも削れませんが、情報過多で、ご出席の方が消化不良を起こさないように注意をしなければならないと思いました。今回の反省点です。さらに良いものにしていこうと思います!


全国2巡目。申し込み受付中です。具体的な集客ノウハウを始め、さまざまな情報を公開しております。是非、ご参加ください。あなたの参加をスタッフ一同お待ちしております。

☆デメリットにはメリットがある!?☆

◇反抗期は、子どもが、自律=自立へ向かう親離れの時期だ。今までの親子関
係を脱して、新しい親子関係を築くための不安定な時期だ。反抗期に差し掛か
った子どもは、今までの親子関係を無意識のうちに振り返って、大体3つのパ
ターンでその時期を過ごす。


◇一つは、愛情をしっかり受けて育った場合(甘やかして育てたとは違う)は、
親子関係は、それほどこじれることもなく、子どもは大人になっていく場合が
多い。


◇もう一つは、ある程度愛情を受けて育った場合(=どこにでもある親子関係)
で、ちょっと反抗が強くはなるが、それほど問題ではないことが多い。


◇そして、最後の一つは、幼少時に愛情を十分受けることなく、育てられた場
合(親が子育てを放棄する寸前だったり、子どもに関心をもって接していなか
った場合)は、子どもは、親の愛情を確認しようとするために、強い反抗を繰
り返すことが多い。もし、親がそのことに気がついたら、今からでも遅くはな
いから、愛情を持って子どもに接してほしい。しかし、子どもの言いなりにな
れということではないので、勘違いをしないでほしいが。


◇子どもの親に対する反抗は、子どもにとっては、最終的にメリットになるか
ら行なうのだ。叱られる(=デメリット)は、叱られたことでメリットになる
から、叱られる行為を行なうのだ。このことを親はしっかり覚えておくことだ。


◇親に、叱られることで子どもは親の愛情を確認しようとしているかもしれな
いのだ。そして、そういう確認をとった後は、今度は子どもは、大人として親
が自分を扱ってくれるかを試そうとしているかもしれないのだ。


◇こういう風に考えて、子どもを見てほしい。そうすれば、子どもとの距離が
うまくとれ、徐々に子どもの行動を理解できる可能性が出てくる。特に母親は、
自分の分身として子どもを見てしまいがちだ。そうなると、子どもとどう接す
るかを分かっていても出来ないことが多い。


◇だから、子どもと距離をとるためにも、子どもの行動には、無意識のメリッ
トがあるからやってるんだなと思って、子どもの行動を見守ってほしい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

イマヌエル・カント

われわれは光のもとで暗やみを、幸福のもので悲惨を、満足のもとで苦痛を
思い起こすことはまれである。しかし、その逆はいつもである。

◇私たちに大切なことは、今日の言霊も言うように、暗闇の時に、悲惨
な時に、苦痛な時に、光や希望や幸福を感じ、想像して、自分にエネル
ギーを与えて、自分の置かれた難局を乗り切ることだ。


◇朝の来ない夜は無いのだから、もう一歩踏ん張って、苦しさや悲しさ
に耐えることだ。気が付いてはいないけれど、すぐそこにトンネルの出
口があるのだ。出口の前に諦めないように、私たちは、自分で自分の心
にエネルギーを与えよう。


◇人生は、この日常の時間の流れと同じようなものだ。良いことも悪い
ことも必ずやって来て、必ず去っていく。良いことも悪いことも自分の
ところに一生留まることはないのだ。


◇この幸せがずっと続いて欲しいと願っても、そうは問屋が卸さない。
何かの拍子で嫌なことがやって来て、その幸せ感を吹っ飛ばしていくし、
嫌なことなんか来ないで欲しいと願っても、図々しく嫌なことが来るも
のだ。


◇しかし、その嫌なことも何かの拍子に良いことがあると忘れてしまっ
て、何もなかったように過ごしていく。そういう日常と同じように人生
は流れていくのだ。


◇だから、不幸なことも、嫌なことも、ひと踏ん張りして、耐えること
だ。希望や幸せを思い出して、自分にエネルギーを与えることだ。陰が
あって光があるのだ。陰の後には、光が待っている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月08日

市場環境の動きに素早く対応する大手塾に要注意!

『はじめに』

◇今回で、このメルマガも300号になります。2002年の11月か
ら始めて約6年間、正月を除いて週刊で発行してきました。ここまでや
って来られたのも、MBAの仲間と読者の皆さんのお陰です。本当にあ
りがとうございます。これからも力の続く限り、発行していこうと思い
ますので、今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。


◇さて、今年の8月22日に大阪の大手学習塾の成学社が、ジャスダッ
クに店頭公開した。学習塾業界にまた公開企業が増えたことは、嬉しい
限りだ。そして、この公開にナガセが、対応した。今回は、そのことを
取り上げたい。

               ●

「8月27日のブルームバーグの記事(抜粋)」

成学社株が買い気配、ナガセによる大量保有が判明-関西地盤強化狙う

○学習塾「東進ハイスクール」を運営するナガセが、成学社株を7%超
保有していることが大量保有報告書で分かった。ナガセは、関西地方の
ネットワークを広げるために株式を買い増したとしており、今後の関係
強化を通じた相乗効果を期待する動きが広がっている。

○ナガセが26日、関東財務局に提出した大量保有報告書の最近60日間の
取得状況によると、ナガセは成学社の株式をジャスダック市場に新規株
式公開(IPO)した22日に800株、報告義務発生日の25日に200株それ
ぞれ市場内取引で取得。その結果、合計1000株を保有し、発行済み株式
総数に対する比率は7.14%になった。保有目的は「政策投資」と説明し
ている。

関西地方のネットワークを拡張

○ナガセはブルームバーグ・ニュースの電話取材に対し、成学社株取得
は短期的な売買目的でなく、関西など地方のネットワークを広げるため、
その一環として保有しているという。協力して事業を行っていきたいと
話した。一方、成学社IR担当の藤田正人氏は、「先方から当社株式保
有の通知は受けた。まだ具体的な申し入れはないが、何かあれば誠意を
持って対応していきたい」と述べている。また、成学社がナガセ株を取
得するかどうかは、現時点ではないという。


               ●


『ナガセは、四谷大塚を復活させる!?』

◇ナガセのコンテンツ政策は、明解だ。学研とは、対照的に一本筋が通
っている。だから、市場の動きに敏感に対応しても、政策自体が、ぶれ
ることはないのだろう。


◇今回の、成学社の株保有は、四谷大塚の弱点を補うものだ。四谷大塚
は、首都圏、特に東京において、ブランドが確立されていた。昨年から
全国統一小学生テストを実施して、四谷大塚を全国ブランドに育てよう
としていた段階で、今回の手は、関西地方にその基盤を求めたものだ。


◇四谷大塚は、従来テスト業者だったが、この20年来学習塾として日
能研、サピックスと戦って劣勢に甘んじてきた。この経緯を詳しく見る
ことはしないが、ナガセは、もう一度四谷大塚をテスト会社として復活
させようとしているように思える。そして、その戦略は、多分正しいも
のだ。


◇今回のナガセの動きを受けて、対応しなければならない塾がある。そ
れは、日能研だ。日能研は、学習塾としてスタートし、四谷大塚に対抗
すべく、模試を開発し、単独塾で、四谷大塚に匹敵するだけの人数を模
試で集め、ここ15年以上、首都圏の中学受験に君臨してきた。


◇しかし、昨今は、サピックスに押されて、難関校の合格実績は、低迷
してきている。そして、今回のナガセの動きなのだ。日能研関西や日能
研九州、日能研東海があるとは言え、まだまだ日能研ブランドは、全国
区ではない。日能研の閉鎖性が強過ぎて、広がりがないのだ。今回の動
きで、四谷大塚が、全国区に成長したら、首都圏でも力を発揮する可能
性がある。そうれなれば、日能研の勢力は明らかにダウンする。


◇昨年、日能研は、日能研リーグを立ち上げて、対応しているように見
えるが、ナガセのスキームと比べれば、明らかに小さいスキームに留ま
っているのだ。日能研も、そろそろ本腰を入れて、対応策を打たないと、
今までのポジションを維持できなくなるのではないだろうか。

『経営者の視点』

◇大手学習塾の資本提携、業務提携、M&Aは、これからも続くはずだ。
大手学習塾が、なぜこのような関係を結ぶかと言えば、スピード感によ
るところが大きい。大きなウェーブが来る前だからだ。準備を急ごう!
結果を急ぐのではなく、準備を急ぐべきだ。中小の学習塾は、大手のス
ピード感に負けてはダメだ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

信頼できる人=信頼してくれる人

◇前回まで、「ジョハリの窓」の理論に沿って、フィードバックと自己
開示の効果性と留意点について考えてきました。


◇さて、フィードバックの内容を受け容れたくなる相手、自己開示を
進んでしたくなる相手とは、どんな相手なのでしょうか?

◇そう、「信頼できる人!」ですね。そして、私たちが信頼できる人と
は、実は私たちを信頼してくれる人ではないでしょうか。

◇では、信頼してくれる人とは、具体的にどんな人でしょうか?

「話をきちんと聞いてくれる人」

「親身になって一緒に考えてくれる人」

「自分にあったアドバイスをしてくれる人」

「いいところもしっかり指摘してくれる人」

「広い見地を持っている人」

「前向きな視点を持っている人」

などなど。

◇さあ、あなたの周りで、あなたを信頼してくれる人はどなたですか?

◇その素敵な方は、他にどんな信頼を示してくれていますか?

◇それでは、そんな素敵な方にあなたが信頼の2倍返し、3倍返しを
してみませんか。

◇もし、そんな人はいないとおっしゃる方は、あなたからまず信頼を
示してみませんか?

◇2倍、3倍返しや、自分から信頼するとは、
「どういうことですかね~。」

そうなんです。それがコーチングの姿勢・態度です。

◇最近、おかげさまで、このメルマガも沢山の方に読んでいただき、
途中号から参加の方々からは、是非コーチングの基本を知りたいと
のお声もいただいています。

そこで、以前から参加してくださる方にはおさらいの意味を込め、
「U30のコーチングのススメ」の復古版・ルネッサンスを
次回からお伝えしたいと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年も、ポケモンを見るために映画館に行った。ポケモンを見るのが楽
しみで仕方のないチビッコ達がいっぱいだった。親に連れられ、実に幸せ
そうだった。

一方、今週埼玉で判決の出た幼児放置事件は私にとって悲しすぎた。幼い
子どもたちの心情を想像すると胸が締めつけられる。この事件が氷山の
一角だとしたら・・・更にやりきれない。

世界中の子どもたちが夢を語れる環境にしたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

プラトン

公共心をいだけぬ者は、友情をもいだけない。

◇最近は、私的空間と公的空間の区別がない人間が多い。電車の中でお
化粧をしている若い女性や電車の通路にどっかり腰を下ろしている高校
生。新幹線や特急列車の中で大声で談笑している年配のご婦人グループ
や初老の紳士グループ。なんでこんなことになってしまったのだろうと
思う。


◇周りの人間が、どう思おうと何もお構いなしだ。他人に対する思いや
りや配慮は、仲間内だけにしか適用されなくなってしまったのかもしれ
ない。そんな私たちは、今日の言霊をどう読むだろうか。


◇もっと言えば、仲間内に対する思いやりや配慮は、実は、自分以外の
他人に対するものではないかもしれない。自分のことだけを考えた結果、
自分が、楽しい限りにおいて、仲間内に対して配慮をしているだけかも
しれない。


◇自分にとって都合のよい時だけ、仲間内なのだ。自分が何をしている
のかを明確に分かっていない人間に、他人のことを慮る力なんてないも
のだ。今日の言霊も言うように、公共心(自分だけではなく他人ととも
に成り立っている空間を慮る心)がない人間に、他人のことなど考慮で
きるわけがない。よって、友情なんて成り立つわけがないのだ。


◇私たちは、公共心をもう一度新たに持ち直すべきだ。仲間内だけでは
なく、仲間でない他人のことも配慮し、思いやってはじめて、私たちの
世界は広がっていくものだ。


◇友情は、閉じられた関係の中ではなく、開かれた関係の中で育もう。
友情を開かれたものにしよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

シェリング

存在せよ!このことばの最高の意味で。見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ!

◇自分が自分の人生で存在するためには、自分の決定で、人生を歩むと
決めることだ。人間は、無意識の内に色々な小さな決定を行使して人生
を生きている。


◇この時、その決定をする段で、明確な意識があるわけではない。ただ
なんとなく歩んでいるだけだという感じだ。そういう感じを捨てて、節
目節目で、明確な意志を持って決定していこう。そうすれば、私たちは、
私たちの人生の中で、存在することになる。私たちの人生に自分で楔を
打つことが出来る。


◇最近の私たちは、自閉しているが、内省しているわけではないし、外
に向かって開こうと必死になっているが、異質な他者とは、繋がろうと
は思っていない。他人に批判されないように、形を繕っては、それで足
りている。


◇今日の言霊の言う「見かけだけ」を演じている。そういう「見かけ」
を超えて、自分の素で勝負してみよう。自分の素で勝負すると言うこと
は、自分の意志で決定して、他人の前に立とうということだ。


◇自分の固有性を信じて、他人の評価を気にすることなく、自分自身で
立とう。それが、存在すると言うことだ。あるだけではダメだ。存在し
なくてはならないのだ。少なくても自分の人生の中では。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月05日

ノヴァーリス

人間が人間たるゆえんは真実にある。人間が真実を放棄すれば、
自己を放棄したも同然である。真実を裏切る者は、自己を裏切る者である。
いま言うのはうそをつくことではない。確信に反する行為をすることを
言っているのである。

◇今日の言霊は重い。人間は、嘘をつける動物だし、嘘をつかなければ
ならない動物だから、嘘をつくことを全面的に禁止されると、人間とし
ての面白みがなくなってしまう。


◇だから、嘘は、人間にとって大切なことなのだ。したがって、今日の
言霊も嘘をつくことが自己を裏切ることではないと言っている。


◇今日の言霊が、言っている最大のポイントは、自分の中で自分を形成
している核(=確信)を捨ててはいけないということだ。それを捨てて、
世間に迎合することは、自分を裏切ることになるのだ。


◇自分を成り立たせているものだけは、捨ててはいけない。それは、俗
に言うプライドと言ったものではない。プライドは、自分のすべてを代
理するものではないからだ。そうではなくて、自分を自分として成り立
たせているもの(=確信)を簡単に捨ててはダメだ。


◇しかし、そうは言っても、人間は世間で生きていかなければならない
から、世間と迎合することが求められる。その時に、自分の捨てていい
ものは、小さなプライドだ。


◇自分を全面的に代理しているもの(=確信)の代わりに小さなプライ
ドを捨てて、自分を守っていこう。人間は、こういう場面で嘘をつくこ
とが許されているのだ。大きな確信を大切にするために、小さなプライ
ドを捨てて、自分を成長させていこう。自分自身を裏切らないために。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

形を繕っただけの対処のように思うが!

【記事】大分県教委の採用取り消し、12人が自主退職の意向 

 朝日新聞(2008年9/3)より以下抜粋


○大分県教育委員会は3日、08年度教員採用試験で不正に合格したと
して採用取り消しの対象とした教諭21人のうち、12人が自主的に退
職する意向を示したと発表した。この中には、引き続き臨時講師として
勤務することを希望した教員もいる。県教委は、自主退職しない対象者
は5日をめどに採用を取り消すことにしている。

○県教委は先月29日、08年度の採用試験の得点の改ざんが確認され
たとして、21人(小学校14人、中学校6人、養護教諭1人)の採用
を取り消すことを決めた。贈賄罪で起訴された浅利幾美被告(52)の
長男で先月辞職した元教諭を除く20人に対し、3日までに自主退職か
採用取り消し処分のいずれかを選ぶよう通知。ただ、どちらの場合も本
人が希望すれば臨時講師として雇用するとした。
 
○3日夜までに意向を示したのは自主退職を選んだ12人だけだった。
8人は未回答で、県教委は4日、意思を確認する。
 
○臨時講師として勤務し続けることにした教諭が在籍する県中部の小学
校は3日夜、教諭の担任学級がある学年の保護者に説明会を開き、校長
が「一生懸命やっているので、担任として受け入れてほしい」と呼びか
けた。教諭が「子どもたち一人ひとりを大切にしていきたい。これから
もよろしくお願いします」と涙を流しながら語ると、保護者から拍手が
起こったという。


*私からのコメント 

◇今回の一連の教員採用不正事件が、一応の決着を見た。07年度以前
の不正採用に関しては、データ不足でお咎めなしということにし、08
年度採用に関する不正について、今回の20人が対象になって、自主退
職か、採用取り消しかの処分を下した。これで一応は、教育委員会は対
応を示したが、しかし、この処分には、何か腑に落ちないところがある。


◇07年以前の不正採用問題をうやむやにした点と、不正採用された教
員が、意図的に不正採用を働きかけたのかどうかを何も明らかにしてい
ない点だ。


◇たとえば、不正採用を知っていた教員と親類や親が当人には内緒で不
正採用を働きかけたのでは、罪の重さが違うはずだ。それを一律に処分
するのはどうなのかと思う。


◇こう書くと、この両者をどう見極めるのかとすぐに反論が来るかもし
れないが、それは、自己申告以外にはないが、その事情を聴取しなけれ
ばならなかったように思う。


◇そして、そこから先は、教員としての良心でこの事態にどう応えるか
だから、対処法は分からないが、しかし、どちらにしても、自主退職
を一律に迫り、採用取り消しを一律にするというのはどうも納得がいか
ない。また08年度の採用試験を受けた者だけをスケープゴートにし、
一件落着というのは、不十分としか言えないものだ。

◇こんな不十分な対処なら、もっと徹底的に対応策を考えたほうがよか
ったのではないだろうか。たとえば、不正採用が分かっている年度の採
用教員は、もう一度その年度の採用試験を受け直せばよいのだ。


◇政治家ではないが、禊(みそぎ)をすませればよいのだ。年度途中で、
こんな事態になって、迷惑を受けるのは、子どもたちだ。だから、教育
委員会が全力を挙げて、不正採用年度の全ての教員を一度まな板の上に
にのせて再試験を行なったほうが、よっぽどいい。


◇もし、合格ラインに達していなければ、本人に通知し、来年度は、臨
時教員の身分になって、来年度新たに採用試験を受ければよいのだ。お
金も時間もかかる対処だが、そのぐらいの覚悟で、教育委員会は、対応
策を考えてもいいはずだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月04日

ウィリアム・ジェイムズ

真理を所有するということはけっしてそれ自体が目的なのではなく、
生活に必要欠くべからざる何かを満足させるための手段である。

◇私たちの人生には、生きる目的はもともと存在しない。強いて言うな
らば、ただ生きるだけだ。生きることを求められて、生まれてきたと言
ってもいい。


◇そういう人生だから、人それぞれが、生きる目的を発見するか、創造
するかしなければならない。その過程の中で、重要なのは、そういう目
的が、自分の生きていることを苦しめていないかということだ。または、
そういう目的が、自分の生きていることに貢献しているかということだ。


◇今日の言霊が、真理を所有することは、手段だと言っているのは、そ
のことだ。真理を所有することが目的ではなく、真理を所有して、その
真理をどう自分の生きていくことに役立てるのかということが、重要な
ことなのだ。


◇私たちは、ともすると目的と手段を混同しがちだ。たとえば、資格を
取得するのは、資格を取得した後に、現実世界で活かしたいからだと思
うが、資格を取ることが手段なのに、目的になってしまい、その後のこ
とは二の次になってしまうことが多い。


◇現実世界に自分自身がある夢を持って参画することが、目的なのに、
そのことを忘れて、資格の取得だけに拘るのだ。資格なんてなくても、
目的が達成されるのならば、資格に固執することはないのだ。


◇目的と手段を明確にして、毎日を過ごそう。自分のやっていることは、
目的に合っていることなのかを自問自答しよう。手段に振り回されるこ
とはない。目的に向かって歩むだけだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月03日

「邂逅」

日常のふとした瞬間に出会うことがある。


コンビニのレジで。
買い物途中の雑踏で。
仕事帰りの居酒屋で。
チョイ込みの電車の中で。


確信はあっても、僕からは声をかけられない。
「僕のことなんて忘れている」と思うからだ。


忘れられているのが悲しいのではない。
彼らに気まずい思いをさせるのが嫌なのだ。


だから、僕は、ただ通り過ぎる。
立派になったなぁ、すげぇなぁ、という気持ちでいっぱいになりながら。

でも、先日は、見つけてくれた。
横浜駅を歩いていると、「荒木せんせぃ!」と呼ばれた。


「ワタシのこと、分かりますか?」


教え子じゃぁないですか。もちろんですとも。
10年前と変わっているが、それでも変わっていない。
25歳の女性の姿から、15歳の頃の恵子が思い浮かぶ。


お母さんも一緒だったので、
「荒木です。ご無沙汰しております」とご挨拶すると、
「その節はお世話になりました」と答えてくださった。


「今、何をしてらっしゃるんですか?」恵子にたずねる。

「実は、もう仕事を辞めて、今度結婚するんです!」

「あぁ、そうですか!おめでとうございます!!」

「ありがとうございます!」と恵子。

「奇特な方がいらっしゃいまして・・・」と微笑みながらお母さん。

「いつですか?」

「10月です」

「あら、じゃぁ、もうすぐじゃないっすか!」


人が行き交う中、束の間の邂逅。
やはり、立派になったなぁ、すげぇなぁと思った数分だった。


みんな大きくなっていて、時間もそれだけ経っている。
いつまでも成長しないのは、僕だけだったりする。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

読者の皆様、いつもありがとうございます。
本当にありがとうございます。


メルマガを書こうと思い、番号を確認したら、300号でした。
それまで、全く気付きませんでした。
300の数字を確認した瞬間から、1時間ほど手が止まってしまいました。


僕の思い出の物語。そろそろ尽きかけています。
苦闘しながらのこのメルマガ、一体いつまで続くのでしょうか。(笑)


今後ともよろしくお願いいたします。


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
     ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

シュリ・ラーマクリシュナ

魂の数と同じだけ、神への道はある。

◇今日の言霊は、これからの世界を考えた時に、非常に重要なものだ。
これは、言い換えると、「人間の数と同じだけ、神への道はある」とい
うことだ。


◇「神」を「世界平和」や「理想の社会」に置き換えてもいいかもしれ
ないが、人間の求めるゴールは、よっぱど変な人でない限り、あまり変
わりはない。世界が平和になるとか、心の平安を得るとか、みんなが活
き活きと暮らせるようになるとか、そういうものだろう。


◇そういうゴールに続く道は、それこそ人の数だけあってもいいはずだ。
この道を通らなければダメだ!という偏狭で、絶対的な考えを持つこと
はない。人間の不幸の最大の点は、こういう考え方にあるのだ。


◇世界には幾多の宗教があるが、その宗教の神へ向かう道は、宗教各々
で違ってもいい。結局は、その道筋の違いで宗教名が違っているような
ものだ。そして、神の名前も違っているだけだ。


◇人間の求めるゴールが、それほど違わないように、神様もそれほどの
違いはない。絶対神だろうと何であろうと、最終的には、人間を幸せに
することにおいては、同じなんだから。


◇人間の数だけ、幸せに至る道はあるのだ。誰を非難する必要も、何を
強制する必要もない。魂の数だけ、歩き方はあるのものだ。そのことを
忘れないようにしよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月02日

夏休みに獲得したリソースを活用しよう!

◇9月に入った。12月までにどうなりたいのか、子ども達の気持ちを確認す
る時期だ。大学受験生なら、12月までに参考書や問題集を何冊仕上げるか、
高校受験生ならば、中学校の内申点をいくつ上げるのか、中学受験生ならば、
偏差値をどのくらい上げるのか、色々な目標があるだろうが、子ども本人の
目標に対する本気度が、非常に重要なのだ。


◇そこで今回は、子どもの本気度を確認しながら、目標を設定していこう。

  お母さん:12月までの目標を決めない?
   A 君:え~・・・。また!?めんどくさいな。
  お母さん:そう言わないで。人生なんてめんどくさいものなのよ。今の
       うちからそういうことに慣れているとこの先きっと良い事が
       あるわよ。
   A 君:そうかな?どうもこの先、良い事があるとは思えないけど。
  お母さん:ねえ、夏休みのよかった経験を思い出してみてよ。目を瞑っ
       て思い出すのよ。
   A 君:催眠術にかけられるみたいで嫌だよ。
  お母さん:そんなことしないから、やってみてよ。
   A 君:わかったよ。どうすればいいの?
お母さん:まず、目を瞑って深呼吸して。夏休みにあった、楽しいこと、
       感動したこと、何でもいいから自分にとって良かったことを
       思い出してみてよ。一つ。思い出した?
   A 君:まあ。
お母さん:今思い浮かんだことは、どこ?何が見える?
   A 君:え~・・・。運動場かな?サッカーの仲間が見える。
  お母さん:他に何が見える?どんな音が聞こえる?
   A 君:青い空。相手の選手。みんなの掛け声。
  お母さん:あなたは何をしているの?
   A 君:一生懸命ボールを追いかけてる。
  お母さん:どんな気持ちがする。どんな感じなの?
   A 君:なんか、暖かくなってきた。ワクワクしてきた。
お母さん:あなたは、この先、ゴールを決められそう?
   A 君:そんな感じがしてきた。


◇こういう会話をして、夏休みに獲得したリソース(自分の中の資源)を思
い起こして、目標設定をしてみると、目標設定の本気度が高まる。自分には、
やる能力があると感じるからだ。


◇子どもたちが、過去に上手くいった経験を再確認して、先に進むようにす
ると、やる気を引き出すことができる。子どもが、意気消沈している時にも
過去の成功体験を思い出させてほしい。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本田 宗一郎

天才とか聖人とかいう人を除けば、人間はみな似たりよったりの能力と、
感情の持ち主である。(中略)つまり、我も人なら、彼も人なのである。

◇私たちは、ちょっとしたことで、他人の能力を評定し、品定めをして
しまうところがある。ちょっと失言をしたり、ちょっとミスを犯したり、
ちょっとしたことで、人間に優劣をつけて安心してしまうところがある。


◇しかし、そんなちょっとしたことで全てが決まってしまうほど、人間
の存在は単純ではない。誰だって、素晴らしい能力があり、素晴らしい
存在なのだ。


◇今日の言霊は、同じ人間を見下した瞬間、自分も同じ人間として見下
しているのだ!ということだ。我も人なら、彼も人なのだ。こいつ駄目
だな!と思った瞬間に、そう思った自分も駄目だな!と返ってくるのだ。


◇私たちは、自分を諦めてはいけない。それと同様に他人を見くびって
はいけない。なぜならば、我も人なら、彼も人だからだ。未だ発見して
いない能力が、誰だってあるものだ。その発見していない能力を発見す
るまでは、誰も諦めてはいけないのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年09月01日

9月1日号 教室運営の手段と目的

◆目次
■巻頭所感
■Pick Up教育ニュース&ポイント
■達人の小技:個別課題
■MBA特集:教室運営の手段と目的
■月刊塾経営の視点:2008年9月度
■イノさんのコミュニケーション道場:第57ラウンド
「生徒を意図的に観察する」
■数で読む教育:高校生の“しごと観”と“進路選択”に関する調査より

「塾経営サクセスネットMBA」121 号を皆様にお届けします。

 9月在籍生の伸張は、どうだったでしょうか。9月への継続作戦は成功だったでしょうか。成功だった塾の皆さんは、12 月までの間、退学者を抑える努力を徹底してください。また、それほどではなかった塾の皆さんは、12 月までの間、イベントや補習や面談などで、内部活性化をして、一般生獲得に向けて、活動を緩めないようにしましょう。

 さて、今号の特集ですが、私どもの室長セミナーで徹底的にお伝えしている、校舎の室長のミッションに関わるものです。どんな商売でもそうですが、お客を集めない限り成り立ちません。しかし、なぜか学習塾だけは、ある程度、生徒を集めてしまうとその事実を忘れてしまいます。それは、会員サービスだからです。開業当時は、生徒を集めることに必死だったのに、ある程度、生徒を集めてしまうと忘れてしまって、手段が目的化してしまうのです。

 この特集は、今一度目的と手段を確認するためにお届けします。ぜひ、昔を思い出して、日々新たな気持ちで教室に向かいましょう!

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

■ 自己開示 ■

◇前回、他者から資源をもたらされるフィードバックの方法について考
えました。今回はもう一つの資源発見法の自己開示について触れたいと
思います。

◇自己開示は、相手がまだ知らない自分自身の情報(経験、価値観、
人生観、感情など)を相手に伝えることです。

◇自己開示された人は、自分を信頼してくれたと感じ、「実は・・・」
と自己開示で返してくれることになり、互いの相互信頼のもとに親密な
人間関係が築けるのです。

◇「よく自分は相手から受け容れられない」とか「本音を打ち明けて
もらえない」とこぼす人がいます。こんな時こそ、自己開示が相手に
なされているかどうか点検してみるといいでしょう。

◇相手に自分の情報を与えずに、「あなたの本音をきかしてください」
といったところで、それは非常識極まりないことですよね。

◇自己開示のもう一つの利点として、相手に話しながら、自分自身の話
を聞くことになり、話しながら(聞きながら)自分の考えを整理したり、
能力を発見したりすることも可能になります。

◇言葉として自分の外に一旦出すことで、自分自身を客観的に聞くこと
が出来るのです。

◇ところで、自己開示では、何でもかんでも自分のことを明かせば
いいというものではありません。

◇極端に偏った分野や社会的に非常識なもの、また、自慢話は避ける
ことが無難です。相手を不愉快にさせては本末転倒ですよね。

◇「こいつ面白いやつだな・・・」と感じさせることがポイントです。
失敗談が一番です。

◇人の失敗談は、楽しいものです。聞き手にとって、自分が傷つく
心配がないので安心して聞けるのです。

◇打ち明ける側も、過去の失敗談を語れるようになれば、心が浄化
され、過去の失敗に拘ることなく生活できるようになるのです。

◇皆が自分の失敗を語って笑いとばせるようになれば、それだけで
人生が楽しくなりそうですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近は8月の記録的な低温が「何処へ行ったのか夏」というように
マスコミで語られています。7月からの猛暑の折には、「記録的な暑さ
です。この猛暑いつまで続くのでしょう。」と語られていたのに・・・。
「涼しくなってホッとしましたね」じゃないんですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

夏期講習の総括をして、来期の計画をそろそろ議題にしよう!

『はじめに』

◇夏期講習が終わった。夏期講習は、どういう成果を生んだだろうか。
また、その成果を生んだ原因は、なんだろうか。まずは、夏期講習の総
括を9月中旬までにして、その結果を冬期講習や来期に活かそう。


『夏期講習の総括項目』

◇講習の総括については、以前にも何回も触れているので(バックナン
バーを参照してほしい)、簡単に触れることにする。

 1.在籍生の参加率を学年ごとに検証する。過年度と比較する
 2.一般生の集客結果を学年別、コース別に検証する。過年度と比較
   する。
 3.過年度と変更したところを検証する。
 4.通塾エリア別、学校別に一般生を検証する。
 5.問い合わせ数をチラシ折込時期で検証する。過年度と比較する。
 6.継続率を検証する。過年度と比較する。


◇たとえば、私の顧問先では、継続率が例年悪いので、今年は、継続率
を高めるために、夏期講習参加と同時に入会すれば、特典があるように
したところ大幅に継続率(入会率)が高まった。


◇システムとして継続率を確保したのだ。授業力に自信がない顧問先で
は、この策は、非常に有効なシステム変更なのだが、こういう変更をし
た結果、9月在籍生は大幅にアップした。こういうことを徹底的に検証
していくのだ。


◇以前に、夏期講習の中間報告で書いたことだが、コース設計を変更し
たら、一般生が3倍増になったところもある。数値に対する検証を行動
を含めて総括することだ。よい結果は、冬期講習や来期計画に活かし、
悪い結果は、改善策を次回に活かすことだ。

『来期計画を作り出す』

◇9月には、来期の設計や業務計画について考えはじめた方がよい。今
年度の設計の問題点は何かをそろそろ考えてみよう。今年変更したもの
であれば、変更した結果を検証し出すことだ。


◇ただ、気をつけなければならないのは、変更した効果が出てない場合
に、変更したこと自体の問題か、オペレーションの問題かをしっかり分
けて考えることだ。このことを分けて考えないと、イノベーションが定
着しないものになる。


◇また、業務計画の検証をはじめよう。半期が終わって、問題点も良い
点も見えてきているはずだ。来期に向けての準備をスタートしよう。


『経営者の視点』

◇この8月は、このメルマガで、学習塾の設計の本質を取り上げてみた
が、来期に向けて、自塾で検証する基準は、利便性や効果性や価格設定
だ。この視点を持って、冬期講習や来期計画を考えてみてほしい。本質
を表現することが、私たち経営者の使命だ。本質把握に努めよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

マルチン・ブーバー

共通の畏敬と共通の魂の喜びとが、真の人類共同体の基盤である。

◇私たちの失敗は、同じ人間だから分かり合えるはずだと無条件に思っ
てしまうところにある。人間としての形状は、なんだか同じように見え
ても、心のあり様は、人それぞれで違っている。


◇価値観だって、人それぞれで全然違うから、頭で分かったとしても、
それで同じ行動や感じ方や考え方が出来るかというと、そんなことは全
くない。頭で分かっても、自分の持っている価値観が、そのことを受け
入れない限り、実は何も分かったことにはならない。


◇人間が分かり合えるには、相当の違いを覚悟して、違うことを前提に、
相手を理解しようとしない限り、非常に難しいものだ。だから、共通の
何かを基盤にするのは、言葉では簡単に言えるが、実際はそんなに簡単
なことではないのだ。


◇だから、今日の言霊の「共通の畏敬」や「共通の魂の喜び」を持つた
めには、自分の価値観や信条を圧倒的に超え出る何かが必要なのだ。そ
れを前にして、その存在をお互いに認めるところでしか、共通の基盤は
出てこない。


◇それでは、自分の価値観なんて吹っ飛んでしまうような何ものかとは、
なんだろうか。地球という存在だと私は思う。生命という現象だと私は
思う。


◇そういうものを自分自身が真摯に受け止めていけば、他者との間に共
通の基盤が必ず出来るはずだ。そう私は信じたい。あなたにとって、自
分が吹っ飛んでしまうようなものとはなんだろうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

壷井 栄

突とばされて転んだら、ついでにひとりで起きあがって歩くとこを
見せてやらにゃいかん。

◇心意気というものを私たちは、持っていた方がよい。他人に突き飛ば
されようが何をされようが、そんなことには負けないというところをそ
の他人に見せてやらなければならない。そうしなければ、底意地悪い行
いは止めようがない。


◇これは、人生でも同じことだ。何かの失敗で、自分自身がどん底に突
き落とされても、そんなことで負けてはいけない。

◇苦難を我がものにして、どん底から這い上がって、今までと違う自分
で、今までと同じ人生を歩んでいかなくてはならない。そうしてこそ、
心意気というものだ。


◇どんな風が吹こうが、どんな雨が降ろうが、堂々と自分の人生を歩み
たいものだ。転ぶこともあるだろうし、飛び上がることもあるだろうが、
堂々と自分を生きていくことだ。人間は、自分を生きる以外には出来な
いのだから。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

塾の起業、経営に役立つMBAのメルマガへの登録はこちらから

MBAをお気に入りに追加する 塾経営のサクセスネットMBAのホームページはこちらへ

カレンダー

2010年08月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
塾の起業、塾経営についてお電話ください。045-651-6922まで。