イマヌエル・カント
われわれは光のもとで暗やみを、幸福のもので悲惨を、満足のもとで苦痛を
思い起こすことはまれである。しかし、その逆はいつもである。
◇私たちに大切なことは、今日の言霊も言うように、暗闇の時に、悲惨
な時に、苦痛な時に、光や希望や幸福を感じ、想像して、自分にエネル
ギーを与えて、自分の置かれた難局を乗り切ることだ。
◇朝の来ない夜は無いのだから、もう一歩踏ん張って、苦しさや悲しさ
に耐えることだ。気が付いてはいないけれど、すぐそこにトンネルの出
口があるのだ。出口の前に諦めないように、私たちは、自分で自分の心
にエネルギーを与えよう。
◇人生は、この日常の時間の流れと同じようなものだ。良いことも悪い
ことも必ずやって来て、必ず去っていく。良いことも悪いことも自分の
ところに一生留まることはないのだ。
◇この幸せがずっと続いて欲しいと願っても、そうは問屋が卸さない。
何かの拍子で嫌なことがやって来て、その幸せ感を吹っ飛ばしていくし、
嫌なことなんか来ないで欲しいと願っても、図々しく嫌なことが来るも
のだ。
◇しかし、その嫌なことも何かの拍子に良いことがあると忘れてしまっ
て、何もなかったように過ごしていく。そういう日常と同じように人生
は流れていくのだ。
◇だから、不幸なことも、嫌なことも、ひと踏ん張りして、耐えること
だ。希望や幸せを思い出して、自分にエネルギーを与えることだ。陰が
あって光があるのだ。陰の後には、光が待っている。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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