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全国学力テストを毎年行なう意味はあるのか!

【記事】学力テスト市町村別結果、秋田知事「公表したい」 

 読売新聞(2008年9/9)より以下抜粋


○全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、2年連続してトッ
プクラスの成績を収めた秋田県の寺田典城知事は8日、県内25市町
村別の平均正答率について「私の責任のもとに公表したい」と述べた。


 
○文部科学省は「序列化や過度な競争を招く」として、都道府県教委
が市区町村別の成績を公表することを実施要領で禁じており、これま
でに公表した都道府県はない。
 
○寺田知事は定例記者会見で、「国の税金で実施しているテスト結果
の公表は理にかなう。競争主義とかではなく、結果を良い意味で活用
すべき」と述べた。寺田知事によると、全25市町村が全国平均を上
回ったという。
 
○文科省は、市区町村や学校が自主的判断で関係分を公表するのは問
題ないとしている。このため、秋田県教育庁は各市町村に平均正答率
の自主的公表を要請してきた。しかし、本紙の取材に全市町村が公表
しないとしている。寺田知事はさらに説得を試みるが、市町村が応じ
ない場合は昨年度の1回目、今年度の2回目とも公表する方針。
 
○文科省学力調査室は「公表されるとどうしようもないが、来年度の
テストに参加しない市町村が出るかもしれない。適切でないと言うし
かなく、県の話を聞きたい」としている。


*私からのコメント 

◇今日で、このメルマガも300号を迎えることが出来ました。約6
年間、お正月以外休むことなく、続けてこられたのも、スタッフのみ
んなのお陰と読者の皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
これからも、力の続く限り、頑張って発行しようと思いますので、宜
しくお願いいたします。


◇さて、去年から始まった全国学力テストだが、莫大な予算を使って、
毎年、毎年、調査する意味があるのか、非常に疑問だ。定期的に抽出
した生徒の学力を調査して、データとして使うものでいいはずなのに、
何で全国一律に大々的に行なうのか。データの公表は、好ましくない
というのであれば、なおさらのこと、毎年全国で行なうことはない。


◇文科省の言うように公表が、「序列化や過度な競争を招く」のは、
全ての都道府県を土俵にしているからだ。しかし、実際は、公表しよ
うがしまいが、県別の平均点は、新聞紙上で公開されるのだから、県
教委等は、内心穏やかではないはずだ。もうすでに競争心を煽ってい
ることにならないだろうか。このことをどう考えるかだ。


◇学力は、さまざまな生活環境に影響されて形成される。だから、地
域によって、そうそう学力が大幅に向上することもなければ、大幅に
下降することもない。学級別であれば、そうではないが、地域という
広い範囲ではそうなのだ。


◇だとすれば、毎年毎年、この調査結果に一喜一憂することはないの
だ。県知事もどこかの府知事もこんな結果に右往左往する必要はない。
しっかりした学習計画を考えてコツコツ行なっていけばよいのだ。こ
の調査をネタに学校教育をつるし上げる必要はない。もうそろそろ税
金の無駄使いはやめたほうが良い。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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