匂いの経営!
『はじめに』
◇顧問先の社長が、初めて大阪のリッツ・カールトンに泊まったそうだ。
サービスはまあまあだったようで、その社長曰く、「ハイアットとそれ
ほど変わらない。」そうなのかと思って、私は、匂いはどうだった?と
聞いてみた。そうしたら、その社長は、「いい匂いがしていた。」と言
う。リッツが他のホテルと違うのは、匂いなのだ。
◇一度、リッツに泊まると、次に出迎えてくれるのは、リッツ独特の匂
いだ。匂いが、一番記憶に残ると言われているが、そういうところも考
えてのことだろう。私たちの塾経営もそこまで考えて行なっていきたい
ものだ。
『五感を駆使した教室作り』
◇最近、教室はどの塾でも綺麗にしてあるところが多いが、匂いに関し
ては、それほど意識している塾はない。大きな塾に行けば、トイレの芳
香剤はあるが、それだけだ。
◇校舎全体の匂いを考えてみてはどうだろうか。塾の入り口、教室、自
習室、トイレ、階段、色々なところを同じ匂いで、満たしてみてはどう
だろうか。ただし、下水の匂いを消すために行なうような感覚ではなく、
教室の雰囲気作りのためのものだ。
◇その他にも、五感に訴える校舎作りを考えたい。BGMは、徐々に増
えてきたが、その他に、教室のカラーの統一や掲示のある程度の統一感
を考えてみることだ。生徒や保護者が、リラックスできる雰囲気、記憶
に残る雰囲気を醸し出す工夫をぜひ考えてみてほしい。
◇こういう配慮が、実は日頃の業務の中で役に立つ。それは、顧客志向
を私たちは、ついつい忘れてしまうからだ。私たちのサービスは、会員
サービスだから、一旦入会すれば、後は自然と来てくれる仕組みになっ
ている。大切な顧客だが、その大切さを意識できない仕組みになってい
るのだ。
◇だから、いつでも顧客について配慮をしていこうとすることが、大切
になる。生徒や保護者の五感を大切にしようと思えば、何を生徒や保護
者は、求めているのか、意識せざるを得ない。常日頃、そういう風に考
える習慣化が出来れば、きっと良い校舎になっていくはずだ。
『経営者の視点』
◇9月から12月は退学者が一学期にも増して出る時期だ。その時期に
退学者を多く出さない工夫を考えるために、職員の意識をどう生徒や保
護者に向けさせるかだ。退学を出すな!というよりも、行動を示して、
顧客満足を上げる努力をすることだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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