P.F.ドラッカー
すでに起こった未来は、組織の内部ではなく外部にある。
それは、社会、組織、文化、産業、経済構造における変化である。
◇どんなリーダーにも、予見能力が求められる。未来を予想し、そ
の集団が直面する未来の課題に対して、今から準備を促し、来るべ
き将来に備える。その出発点をリーダーが指揮してこそ、部下たち
は、安心して将来に向かえるのだ。
◇しかし、将来は、予測不能なものだ。誰も預言者のように将来を
見ることは出来ない。リーダーとて同じことだ。それでは、どうす
るかということだが、ドラッカーが言うように、既に起こっている
未来を探すことだ。
◇未来は、世界同時的にやってくるものではないのだ。世界のどこ
かで、未来は、密かに進行し、気がついた時には、世界のすべてが
塗り替えられているというものなのだ。
◇だから、リーダーは、集団の外に出て、来るべき未来の姿を、他
の集団、他の文化、他の世界の中で発見し、自分の集団の将来だと
断定し、自分の集団の未来像を打ち立てていくものだ。
◇私たちの能力は、天才ではない限り、有限なものだ。だから、ゼ
ロからの創造などなかなか出来るものではない。何かのヒントをど
こに求めるのか、そのヒントを他人の中に見ることなのだ。
◇リーダーは、自分の能力の限界を知って、他者の能力を活用でき
ないではいられない人間なのだ。自力本願と他力本願の両方を身に
つけている人間をリーダーだというのかもしれない。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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