■ 人の話の聞き方は既に備わっている ■
◇前回まで、「私達が話をしたくなる人」という視点で、どんな聞き
方が理想的なのかを考えてきました。今回は、聞く姿勢をまとめてみ
ます。
1.日頃から、自分の身なり、表情を意識して、相手にできるだけ
リラックスして話をしてもらえるような環境づくりに心がけます。
2.「君の話しを興味深く聞いているよ。」「話は理解しているよ。」
と声にならないメッセージを送り続けます。
3.2.の声にならないメッセージは、姿勢、相づち、要約をさし
ます。その他に、マッチングといって相手の話のペースにあわせる
手法も大切です。
最後の手法について少し補足します。
◇要約は、話す人が一通り、話し終えたところで、「~ってこと?」
のように聞き手の言葉で返します。ちょうど連想ゲームでヒントを
出している人に「○○!」と答えを言い当てるようなものです。
仮に間違えてもOKです。誠実に聞こうという姿勢も大切ですからね。
◇マッチングは、相手と同じ行動を心がけることです。同類だと感じる
と親近感が高まり、話しやすくなります。相手の言葉を繰り返す方法、
相手の表情やしぐさを真似る方法、相手の話すスピードに合わせて聞
く方法などがあります。
◇さて、今までお伝えした相手の話を聞くときの方法全体を通して、
何かお気づきになりませんか?
◇そうです。やさしいお母さん、お父さん、おじさんや、おばさんが、
小さいお子さんの話を聞く姿勢そのものではありませんか。
◇つまり、私達は、先天的に人の話を聞く姿勢を身につけているのです。
小さな子どもの話は上手でないけれど、子どもが一生懸命話をしようと
している気持ちを大切にしようとするこの大人の姿勢こそが、万人に通
用する話の聞き方なのです。
◇これが、相手の話を聞くことがスキルだけでは、
達成できない理由です。
うまく話が聞けないと感じる方!
「かわいい小さな子どもの話を聞く姿勢を日頃の友人や大人社会で
実践する為に、何が必要ですか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先週、我が子の小学校の運動会に行ってきました。
低学年の生徒は、いつかお兄さんお姉さんのように
組み体操が出来るようになりたい。
保護者は、家の子もあんなにたくましくなるのかしらと
高学年生を見つめ、
高学年の生徒や親は、自分も我が子も
あんなにかわいい時期があった、
そしてよくもここまで成長したと感慨深かったことでしょう。
複合的な集団は、夢と希望、自信と成長を感じることの
出来る貴重な機会であるとしみじみ感じました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

