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« 「探す」(後編) || セネカ »

フランシス・ベイコン

死は誕生とまったく同じように自然である。ひょっとしたら、われわれに
とって死が苦痛であるように、赤子にとって誕生は苦痛なのかもしれない。


◇赤ちゃんは、生まれると直ぐに大きな声で泣いて、思いっきり空気
を吸い込む。これから生きていかなければならない悲惨さを生まれた
瞬間に自覚するかのように、泣いてこの世に生を受ける。人間は、泣
きながら生まれてきて、泣きながら死んでいくのだ。


◇今日の言霊は、人間の必然を言っているように思う。人間は、誕生
と同時に死ぬことに向かって生き始めるのだ。生きれば生きるほど、
その生が伸びるわけではなく、死ぬことにどんどん近づいて、死から
逃れることは出来ない。どうしても、寿命が人間を襲う。


◇生きていくことと死んでいくことは、ほとんど同じなのだ。だから、
人間は生まれた時も死ぬ時も泣くのだ。どうあがいても、生まれた以
上は死ぬしかないからだ。


◇だからこそ、人間は、生きる質が問題になるのだ。限界の中でどう
生きていくのか、どう死んでいくのかを人間は問うのだ。そして、必
然的に来る死を前に、人間は、自分の生を振り返って、もうこれで良
し!とすべてを断ち切って、自分の生を終えるのだ。


◇誕生も死も私たちの必然だ。その必然にどう立ち向かうのかを私た
ちは試されているのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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