キルケゴール
われわれが、自分の得ようとするものに達するには、まずその反対の
ものを経なければならないということは、われわれ人間の不完全さの
一つである。われわれは罪悪をとおして、はじめて至福を目にするの
である。
◇私たちには、修行時代が必要だ。自分がやりたくないことをやらせ
られながら、コツコツと実力をつけ、そのうちに、ことの本質に近づ
き、やっと自分のやりたいことがやれて、自分で判断しながら、自分
の求めるところを求められるようになっていく。
◇今日の言霊が言うところの自分の得ようとするものの反対を経なけ
れば、自分の得ようとすることに達せないというのは、そのことだ。
◇人生は、直線的に伸びた道ではないのだ。人生は、曲がりくねった
歩きにくい道としてあるのだ。人間が完全ならば、単純ですむだろう
が、不完全だからこそ複雑で、直線的には理解できないものなのだ。
◇苦しみを経ない喜びが、何か物足りないように、私たちは、苦しみ
の後の幸せを求めて、自分を我慢し、自分の夢を追うのだ。このこと
を若い人は、意識した方がよい。単純な直線的な道に何も深みはない
し、面白みもない。苦しみの先にある幸せを求めることだ。
◇自分の得ようと思うものに達したければ、自分の望まないものを経
験した方がよいのだ。修行時代を大切にすることだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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