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« 大佛 次郎 || 清水 雅 »

情宣活動の重要さ!

『はじめに』

◇9月7日のMBAセミナーに20代の塾経営者が参加した。約6時
間に及ぶセミナーの最後に、その経営者が、勇気を振り絞って、参加
者40数名の前で質問をした。

  経営者:6月に開校して、今ゼロなんですが、HPを作ったほう
がよいのか、チラシを蒔いた方がよいのか、どっちがよいでしょうか?
  中土井:ゼロって、生徒数ですか?
  経営者:そうです。
  中土井:チラシを蒔いてください。後で話しましょう!

◇こんなきっかけで、若い経営者との付き合いがスタートした。


『何をどう告知するかが重要だ!』

◇セミナーの最後に質問した彼の勇気をかって、セミナー後、色々と
話を聞いたが、折込で2万部、ポスティングで2万部、開校時に情宣
活動をしたそうだ。それなのに、1件の問い合わせもなかった。私の
経験知から言えば、常識外の結果だったので、さらに突っ込んで話を
聞いた。


◇そうしたら、定石を外していた。折込と言えば、新聞折込だと思っ
ていたら、地域のコミュニティー紙だった。ポスティングは、彼が一
度やってみたいと言うことで、やったそうだ。開校時に折込をケチっ
て、ポスティングに賭けるような人は、いないだろう。ということで、
お節介にも指導をし、経営サポート会員になってもらった。


◇まずは、ポスティングをしてもらおうと、以前に蒔いたものを見せ
てもらったら、コース設計もそのポスティングチラシの内容も、それ
はそれはひどいものだったので、生徒数ゼロをいいことに、全て変更
した。


◇取り組み出してから、1週間程度で、ポスティングチラシが完成し、
いよいよポスティング開始だ。9月20日前後に、1名入会者があっ
た。この1名をバネに、10月第1週までに6名が入塾した。


◇やっと生徒がその塾に存在するようになった。これからが正念場だ。


◇今回のこの事例で、伝えたいことは、簡単だ。まず、学習塾の定石
を知って、そのことを実行すること、そして、コース設計を利便性の
あるものにすること、チラシの内容は、何を伝えたいのか、誰に伝え
たいのかを明確にすることだ。そして、定期的告知をし、情宣活動を
やめないことだ。


◇彼は、関西の大手学習塾の経験者だが、それでも学習塾の本質を理
解し、その本質に沿った業務を知ることはなかった。本質に届かない
業務は、何をしても上手くはいかない。このことを彼は、最近になっ
てようやく少し知るようになった。今後の彼の活躍に期待したい。


『経営者の視点』

◇学習塾は、顧客の二重構造が必然だから、中身を徹底的に知っても
らうことだ。そうして、顧客の二重構造を打破し、良質なコミュニケ
ーションを取っていくことなのだ。このことを理解して、日々の業務
に臨むことだ。本質を理解し、本質に沿った業務を心がけよう。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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