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こんなにも早く不況の波が、学習塾を襲う!

『はじめに』

◇リーマンショックに端を発した金融不安は、全世界に広がり、不況
が全世界を襲う様相を呈してきた。世界の主要経済国が、どういう対
応をとっていくかで、この先の不況状況の深刻度が、違っては来るが、
この時点での日本を見てみると、非常に厳しいものが見えてくる。


◇まず、海外依存度が高い企業は、円高が解消されない限り、非常に
厳しくなるだろう。自動車産業も家電産業も厳しい。日本の経済を引
っ張ってきたトヨタでさえ、厳しい状況になる。そうなれば、日本は
下請け構造だから、工場で持っている地方都市は、非常に厳しくなら
ざるを得ない。

『不況の波は、個別指導から始まる可能性がある?』

◇私の顧問先の個別指導の塾は、この11月からコマ数減の申し出が
十数件あった。在籍生の約5%に当たる数値だ。この塾は、工場を中
心にして経済がまわっている地域なので、生産量の減産調整で危機感
がもろに出てくるのだ。


◇だから、この塾の冬期講習の提案は急遽方針を変えることにした。
受験学年は、当初のままで提案し、受験学年以外は、最適な提案は面
談で話すことにして、次善の提案を受講ガイドに記入して前もって渡
した。


◇とにかく、コマ数減の希望があったら、次善の策を提案し、生徒を
繋ぎとめておくことだ。その間に面倒見を徹底し、この塾以外には、
塾を選択できないなという気持ちに、生徒も保護者もさせることだ。
ここは、凌ぐしかない時だ。個別指導は、単価が高い分、直ぐに不況
が跳ね返ってくるものだ。切り売りが出来るから、細かく削ることが
出来る特性を活かそう。


◇予断だが、個別指導は、時限数枠を来期見直すことも考えなけばい
けないかもしれない。1時限=90分、80分、60分と考えてみれ
ば、この3つならば、60分が大幅に優位だ。1時限の単価が小さい
し、細かく削られても、それほど痛手にならないからだ。不況の時は、
不況に対する対策を考えて望みたい。12月の月刊私塾界では、不況
に打ち克つ策を簡単に書いておいたので参照してほしい。


◇こういう不況の襲来には、付加価値をどういう風に提案し、どうい
う風に実行するかが、勝負だ。保護者は、お金にシビアになって、指
導効果の有無をしっかり吟味しだすのだ。何でもかんでもお金に解消
してしまってはいけない。


◇喩えていえば、「7つの習慣」のようなものをお金を取ってやる時
代ではない。ただ単なる能力開発のような得体の知れないものは、付
加価値にならない。そのことをしっかり考えて、付加価値を提案して
いこう。


『経営者の視点』

◇不況に迎え撃つ対策を今から考えよう。不況は待っていても、乗り
切ることは出来ない。しかし。不況はチャンスでもある。コツコツや
って来た塾に未来は、味方するはずだ。チャンスを活かそう。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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