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身近な人をどのくらい理解できていますか?

◇前回までに、事実関係を聞くこと、そして、それが引き金となって、
相手のメッセージの核心を聞く機会に触れられることをお伝えしました。

◇核心とは、どういうことなのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

私「Aさんの趣味は何ですか?」
A「ドライブかな・・・。それから音楽も好きです。」
私「ああそうなんですか」

◇・・・で終わってはいけません。

私「どんなドライブをしたときが印象的でしたか?」
A「友人と一緒なのも楽しいけれど、一人で好きな音楽を聴きながら
走る時が楽しいですね」
私「その時、どこをどのように走っていますか?」
A「ちょっとスピードを上げて、どんどん他の車を追い抜いて、
スピーカーからはロックが流れ、震えているって感じかな。」
私「どれくらいのスピードで走っているのですか?最低100Kmかな、
クルマと一体になって踊っているって感じかな。」

◇さあ、ここまで聞くと、最初にAさんが答えたときと比べて、
Aさんに対する印象は変わりましたか?それとも同じですか?

◇印象が変わらなかった方は、ドライブ、音楽について似た感覚を持
っている人かもしれませんね。「一人」「スピード」「ロック」
「踊る」といった単語から、躍動感、エネルギーが感じられます。

◇もし、Aさんに対する第一印象が、礼儀正しく、誠実そうで、おと
なしい感じだったとすると、Aさんの話を聞けば聞くほど驚きと違和
感に包まれることになりますね。

◇これが、核心に触れる機会をつくる聞き方なのです。もし通常の話の
聞き方であったら、私達はAさんを誠実でおとなしい人と決めてかかる
ことになります。

◇よく、事件がおきると、容疑者の近隣の方や関係者が、
「こんな事件にかかわるようには感じられませんでした。」
なんてコメントをしているのをよく聞きます。

◇その度に、私は、自分の周囲の人たちを何処まで理解できているの
かと自省の念に駆られます。(勿論、身近にも、身近でなくとも犯罪
に関連する人がいてはこまります。)

みなさんは、身近な人をどれくらい理解できていますか?

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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日本の経済を支えてきた自動車販売が急激に落ち込んでいるようです。
私が若い頃は、18~20歳に成れば、誰もが教習所に通い免許を取得し、
自動車がデートの最重要アイテムだった時代は終わりを告げているよう
です。
「諸行無常のひびきあり・・・」を実感する今日この頃です。ということ
は、生きている限り、私達にはチャンスがありそうです。きっと何度も!

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