厳しくて優しい教師が、人気講師になる!
『はじめに』
◇最近、顧問先の教師から、生徒の叱り方で、相談を受けることが多
くなった。生徒心理も昔とは大きく違って、なかなか難しいところが
あるが、それとともに、教師自身が、親や学校の先生から叱られた経
験が少ないものが出てきた。今回は、生徒指導の心構えのようなこと
を考えたい。
『生徒の中に教師が入っていく時は!』
◇以前にも書いたが、6月に開校した塾が、ゼロ更新をしていて、9
月の私のセミナーに来て、9月の途中から顧問先(経営サポート会員)
になった。チラシの作り方とか、コース設計を全て変えてもう一度、
ポスティングをやり直したら、10月には6人になり、徐々に拡がっ
て現在9人になった。若い塾長の奮闘ぶりは、皆さんも想像に難くな
いところだろうと思うが、先日、生徒指導のことで、電話があった。
◇生徒の言葉遣いについてのことだった。その若い塾長曰く「自分が
なめられているように思うが、どうも生徒の言葉遣いが悪い。学校の
先生に対して話している内容も聞くに堪えないのだが、注意をしたほ
うが良いのか、最近の風潮だから大目に見ていいのか、どうすればよ
いのか」と。
◇この若い塾長は、授業中も大目に見てしまうことが多いそうだが、
これはおかしいだろうと言うようなところは、さすがに注意するそう
だ。しかし、最近どうも、自分が生徒になめられはじめているように
感じるのだそうだ。
◇同じような相談を顧問先の若い教師からもこのところ受けるが、そ
れは、小さなことを見過ごしているか、あるいは見逃しているからそ
うなるのだ。
◇たとえば、教師の質問に対して、生徒が真面目に対応しているので
あれば、ちょっとぐらいおかしい言葉遣いでも注意する必要はないが、
適当に応えているような場合は、しっかり注意をしたほうが良い。小
さなことだからと言って、大目に見ていると、どんどん小さな悪いこ
とが蔓延して、最後は、教師の指導が生徒に届かなくなる。だから、
最初からしっかり注意をすることだ。
◇塾の教師は、人気商売であることは確かだが、その人気を支えるの
は、実はしっかりした指導だ。その指導を効果的に行う下地(=規律)
を作る教師が、やはり人気が高いのだ。生徒に迎合しても、最初は寄
ってきてくれるが、結局は、生徒から見切りをつけられるようになっ
てしまう。
◇最初に甘い顔をしては駄目だ。基本的には、教師が、生徒の中に入
っていく時は、厳しい教師として入って、最後は、厳しいけど優しい
教師という評価にならなくては駄目なのだ。
◇たとえば、ニューヨークの地下鉄の落書きが消えたのは、なぜか知
っているだろうか。徹底的に落書きを消して、落書きを許さなくした
からだ。これが、重要なことなのだ。教室の落書き、教室の破損、生
徒の姿勢、生徒の言葉遣い、生徒の遅刻、生徒の宿題忘れ、こういう
小さなことを徹底的に注意していこう。小さなことが守れるようにな
れば、きっとその教室は、生徒が増えるはずだ。
『経営者の視点』
◇「神は細部に宿る」を社員に徹底させよう。そして、生徒に迎合す
るような教室運営をチェックし、生徒指導をしっかりやるように促そ
う。入会阻害要因としての在籍生も存在するはずだ。その生徒をしっ
かり指導できないのならば、退学勧告をしてもいいというところまで、
社員に伝えよう。社員のプライドを維持してこそ、良い教室運営が出
来るのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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