携帯電話からの自律を!
【記事】大阪・公立の小中高、携帯禁止…橋下知事方針
読売新聞(2008年12/4)より以下抜粋
○大阪府の橋下徹知事は3日、来年3月までに政令市(大阪、
堺両市)を除く府内の全公立小中学校で携帯電話の持ち込みを
禁止する方針を明らかにした。
○府立高校では校内での使用を禁止する。携帯サイトの利用を
きっかけにした犯罪やいじめの増加などを受けたもので、文部
科学省によると、携帯電話の校内への持ち込みや使用を都道府
県単位で禁じるのは初めて。
○橋下知事は、この日の記者会見で「学校に携帯電話は必要な
い」と強調。「携帯電話への依存度が高くなれば、学習時間が
短くなる」と学力向上策でもあると説明した。
○府教委は近く、禁止方針を各校に通達。通学時の安全確保な
どのために必要な場合は、保護者側と協議の上で持ち込みを認
め、下校時まで学校側で預かるなどの対応を検討する。
○府教委が今年7月に府内で調査したところ、公立小学校の
88%、公立中学校の94%が携帯電話の持ち込みを禁じてい
る一方で、9割超の府立高校が授業中以外は使用を認めていた。
*私からのコメント
◇今回の橋本府知事の携帯電話の学校持ち込み禁止は、当然の
ことだ。記事にもあるように、小中学校の約90%が、持ち込
み禁止をしている現状なのだから、それほど、驚くことではな
いが、この禁止令が、注目される現状に、驚きを感じる。学校
単位の決定では、今は生徒や保護者が言うことを聞かないのだ。
だから、こんな決定が、注目されるのだ。
◇元来、学校は教育機関だから、強制力を必要とするものだが、
ここ30年来、どんどん学校の強制力が殺がれてきた。その結
果は、最近の子どもや保護者の傍若無人な振る舞いが、如実に
表している。
◇信じたくはないが、多分、携帯電話を授業中に操作し、メー
ルを行い、全然授業に集中しない生徒が、数多くいるのだろう。
学校の指導力がない現状で、橋本府知事が、今回の決定を行う
のは、それは、それで致し方ないことだ。出来れば、学校単位
で地域の実情に合わせて指導方針を決定してほしいところだが。
◇今回の決定で、一つ注文したいことがある。それは、学校か
ら携帯電話を追い出して、それで一件落着としてほしくないと
いうことだ。携帯電話でのコミュニケーションのあり方を徹底
的に教えてほしい。コミュニケーションツールとしての携帯電
話のあり方をこの際、徹底的に学校で教えることだ。このこと
をぜひ、お願いしたい。
◇メール依存症のような状況が、大人にも子どもにもある。本
当にコミュニケーションしているのかどうなのか、全く分から
ない状況が、どんどん蔓延している。そんな社会をもう一度、
しっかり見つめ直すきっかけに、今回の橋本府知事の決定をし
たいものだ。携帯電話からの自律を私たちは、しなければなら
ない。そういう方向性の一つであると今回の件を捉えたい。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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