社員研修体制を整える!
『はじめに』
◇業務のプライオリティーは、緊急度と重要度のマトリックスで考え
ることだとよく言われる。緊急であるかそうでないのか、重要である
のかそうでないのか。緊急であって重要であるものが1番で、緊急で
あって重要でないのもが2番で、緊急ではないが、重要なものが3番
だ。4番は、緊急でも重要でもないものだ。
◇この順位は、現場ではその通りだが、現場を離れた本部では、2番
と3番が逆転するかもしれない。いずれにしても、優先順位を定めて、
業務を進めていくことが重要なのだ。今回は、その優先順位の中で学
習塾における重要度の問題として、研修を考えたい。
『学習塾における重要度の課題は、人的資本に関するもの』
◇学習塾の商品は、基本的には、授業を行う人材だ。授業は商品を提
供する機会=ステージだ。だから、この人材を人財にするためには、
まずは、採用問題、研修問題を重要視しなければならない。
◇私どもでは、顧問先の採用面接も、研修も引き受けているから、そ
れなりに人材=人財に関しては、十分な配慮があるが、それでも、私
どもだけでは不十分で、自社で研修制度を確立して、常時研修体制を
整える必要がある。
◇まずは、研修の種類だが、テクニカルスキル研修=教務研修・教授
研修とヒューマンスキル研修=コーチング研修や管理職研修だ。これ
らの研修を階層別に行うか、そうしないかは、規模によって違うが、
このような研修を年間を通じてしっかり行うことだ。
◇たとえば、4月・6月・9月・11月・1月・3月の2週目の水曜
は教務研修、3週目の木曜は管理職研修、4週目の火曜は教授研修で、
時間は10:00~12:30。さらに5月・7月・10月・12月・
2月の2週目の水曜はコーチング研修で時間は、10:00~12:
30といった感じで計画を立ててみる。研修講師は自社で賄えるとこ
ろと外部に頼むところがあるだろうが、やってみることだ。
◇ちなみに、14年前に、私が、人事研修として年間で30数講座の
研修計画を中萬学院で初めて立てた時は、私が全ての講座で講師をし
た。この経験は、随分と自分自身で勉強になった。コンサルタントと
して独立できたのも、研修講師役を務めたお陰だと思っている。
◇来年は、経済的にも非常に厳しい状況になる。低料金の戦略をとる
か、質的な向上を図って、ディープに顧客を囲い込むかで、生き残り
をかけなければならない時だ。どちらにしても、学習塾の最大の経営
資源である人材=人財育成に力を入れないと、顧客の吟味に耐えられ
ないことになる。着々と準備を進めていこう。
『経営者の視点』
◇業界最大手の一つ「佐鳴予備校」が、大幅な値下げをし、欧州塾
(鴎州塾)が、安価の塾を別ブランドで立ち上げる。既に鈴鹿英数
学院は、ナイスという安価な塾を別ブランドとして立ち上げて、3
年が経っている。大手はいち早く色々な戦略を考え実行しようとし
ている。緊急の課題として、自塾は何をやるのか、重要な課題とし
て何をやるのか、整理して、来年を迎えよう。学習塾業界が、本当
の意味で淘汰の時代になるかもしれない。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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