ロバート・コンクリン
あなたが他人に対して尊敬と思いやり、そして暖かい心を抱いていれば、
それは気温や空気の香りのようにまざまざと相手に伝わります。
そしてあなたの人間関係は肯定的なものとなります。
◇今日の言霊は、誰でもが頭で理解できることではないだろうか。他
人に対して思いやりの気持ちをもって接すれば、必ず他人も自分に思
いやりある態度で接してくれるはずだ。そう理解することは、それほ
ど難しいことではない。
◇しかし、現実はそう簡単ではない。もし、自分が信用の置けない他
人に対して思いやりのある態度で臨む時、私たちは、もしかして相手
は思いやりのある態度で自分に接してくれないのではないか、という
疑問が浮かんでしまうからだ。
◇自分だけが、思いやりのある態度で相手に接しても、相手がそのこ
とを理解して自分に接してくれなければ、損をする。そんな風に考え
てしまうものだ。だから、頭で分かっていても実行するには、難しい
ところがあるのだ。
◇実は、この考えは、今日の言霊とは相容れないものだ。ギブ&テイ
クの考え方だからだ。自分が思いやりある態度をしたのだから、相手
もそうしてほしいというのは、自分が与えたのだから、相手も与え返
してほしいということだ。身勝手な考え方に近い。
◇今日の言霊は、そうではなくて、自分は誰に対しても思いやりのあ
る態度で接すること、そうすることが、自分なのだという自己決定だ。
相手がどうであろうとも、全面的に自分自身をそう決めてしまうこと
だ。そうしなければ、ご都合主義になってしまう。相手の出方次第で
自分の態度を決定するということと同じだ。
◇人間に対して絶対的な肯定観を持つか持たないか、私たちの人間観
が問われているのだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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