シュリ・ラーマクリシュナ
仕事と義務は、それ自体が目的ではなく、つねに、目的に至る道にすぎ
ない。目的は神である。
◇今日の言霊の「神」を読む人それぞれの「神(=目的)」にしてい
ただくと、この言霊は、分かりやすいのではないだろうか。私たちに
は、目的と手段がある。日常生活上の些細なこと、毎日繰り返される
色々なことは、大概は目的に至る手段だ。
◇たとえば、仕事は、それ自体が目的ではない場合が多い。人によっ
ては、仕事自体を目的にしている人もいるかもしれないが、大体は、
仕事を通じて何かを実現することが、目的のはずだ。人間の義務につ
いてもそうだ。人間の義務を遂行することを通じて何かを維持してい
くことが目的なのだ。
◇しかし、私たちの日常は、ともするとそういう手段が、目的のよう
に感じられ、その手段が私たちを縛り付けているように感じることが
多い。
◇こんな疑問が、ふと浮かぶことがある。「何のために仕事をしてい
るのだろう?」。こんな疑問が浮かぶ時は、大概は、自分が手段と目
的を混同して、疲れ切っている時だ。そんな時に、ふと疑問が浮かん
で、冷静さを取り戻させてくれる。目的を忘れて、手段に埋没してい
た自分を、ちょっとした疑問が、救ってくれるのだ。
◇私たちには、人それぞれの目的がある。その目的に向かって、手段
を遂行していく時に、その目的と手段を混同してはいけないが、だから
と言って、明確に割り切ってもダメだ。手段と目的が、渾然一体となっ
ていない限り、目的を追い求め続けることも出来ないはずだ。バランス
が、重要なのだ。情熱と冷静さの間を行ったり来たりすることだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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