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他の教科を利用して英語表現を覚えよう

◇前回は「身の回りのもの」から英語の語彙と音を伸ばすモチベー
ションを高めようという内容をお届けした。

今回はこれを学校内のしかも他教科にまで踏み込んでみよう。文部
科学省も方針として英語活動と他の教科とを関わらせることに言及
している。


◇小学生が無理なく興味が持てる内容と、英語との関わりを見つけ
てくれれば、英語活動も一層目的達成に近づいていくはずである。
それには前回の「身の回りのもの」などをどんどん英語にしていく
行動、言い換えれば、身の回りの世界や日常というカンバスを英語
色でペイントをしていく行動が第一歩である。


◇英語ノート小学5年生のLesson8に時間割を使おうというテーマ
がある。この時がチャンスであるが、それまで待つこともなく実行
ができる。


◇まずは具体的なものから、そして動作へと進めていくのは前回と
同様。

体育ならばP.E.音楽ならばmusicと教科名を英語で言う。
単語→表現という流れで行こう。

「今日は音楽の授業があります。」
"We have a music class today."

「給食の後には体育があります。」
"We have PE after lunch."

などは、簡単な表現だが、毎日使えるので定着が容易な表現だ。


朝の集いなどがあれば、日直さんが前に出て、
"Today we have PE, music, Japanese language, lunch and science."
と宣言すれば楽しい。


◇さらに教科内容に入りこむ。算数などは簡単である。洋の東西を
問わず内容に大きな変化がない。だから初心者には付き合い易い。
5×3=15などの掛け算も、
Five times(multiplies) three equals(makes) fifteen.
と言って楽しむ。


計算が目的ではないので、誰でも暗算できる簡単なものから入って
いくと、「大きな数字はどういうの?」と意欲が湧いてくる生徒が
出てくる。


◇このような行動は一見すると断片的な学習指導のように思われる
人がいるかもしれないが、語彙の習得、音の習得、表現の習得とい
う語学能力(linguistic competence)を認知経路にしたがって身
につけていくように工夫している。


◇教師がきちんとゴールを見据えて、環境を作っていけば子どもた
ちは好きなものから身に付けてくれる。そして語彙を増やし表現を
増やすことが日常と関連が深ければ深いほど、英語をコミュニケー
ションの道具として考えられるようになるのである。英語を学ぶ目
的が使う目的になってくるからである。


◇次回は、「他の教科を利用して・・・」の第2弾で、絵本の利用
に話しを進めてみたいと思う。

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     ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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