武者小路 実篤
笑われるのを恐れるよりは心にないことを云ふのを恐れなければいけない。
◇今日の言霊は、小さい頃の私の行動そのものだったように思う。
私は、基本的に今もそうだが、思ったことは、いつも口にしてき
た。笑われるかどうかということは、ほとんど気にしていなかっ
た。それよりは、自分が感じたこと、考えたことをドンドン発言
してきた。
◇小学校時代の私は、まさにそうだった。しかし、中学校に入っ
てからは、ちょっと事情が違ってきた。自分で感じたこと、考え
たことは、発言するが、笑われるかどうかをちょっと気にしてき
た。そして、高校時代になるとその傾向はさらに強まり、笑われ
ないかどうかを考えて、発言するようになった。多分、社会化し
てきたのだろう。
◇そして、40をとうに超えた今の自分は、また小学校時代に戻
りつつあるように思う。笑われるかどうかを基準にしなくなった。
しかし、小学校時代と明らかに違うのは、自分の発言の影響を考
えるようになり、自分が発言するタイミングを考えるようになっ
たことだ。社会化がなされようとしているのだ。
◇私たちには、言わなければならないことが必ずあるはずだ。そ
の言わなければならないことを自分の評価を気にして抑え込もう
としないほうがよい。他人が、どう思おうが、上司がどう思おう
が、言わなければならないことを言うことだ。それが、自分の責
務だ。それが、自分の人生における責務なのだ。そうすることが、
胸を張って生きるということかもしれない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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