「ジンカンセイについてのブツゴ」
I先生が言う。
「メールアドレスからメールアドレスかと思っちゃったよ」
一瞬、何のことか分からず「どうしたんすか?」と聞き返す。I先生は、
名刺を見ながらパソコンにメールアドレスを打ち込んでいた。
その名刺には、『mailaddress:abc@efgh.co.jp』と書いてあったのだ
が、本来なら、「abc@efgh.co.jp」がメールアドレスなのだが、
『mailaddress:abc@efgh.co.jp』という文字列全部をメールアドレス
だと思い、パソコンに打ち込んだらしい。
「ボーっとしてんな。高校生の頃、『ジンカンセイ』って読んだの思い出し
たよ」とI先生。
「ジンカンセイ?」
「保健の授業かなんかで『教科書読め』って当てられて、なんで俺が読まな
きゃいけないんだよ、って腐りながら読んでたら『ジンカンセイ』って読ん
じゃったんだよ」
「それってもしかして、『人間性?』」
「そう!馬鹿だよね(笑)」
さて、その『ジンカンセイ』で思い出した。
小学生5年生に熟語の組立てという授業をやっていて、僕も似たようなこと
をやっちまったことがある。確かに、あのときはとんでもなく疲れていて、
脳ミソが白濁していた。
「はい、じゃぁ、次の問題。・・・・・『ブツゴ』はどんな組立て?」
ほんの一瞬、教室沈黙。
「先生、それ、『ものがたり』でしょ・・・」
山口君の一言。
「物語」。これを僕は『ブツゴ』と読んでしまったのだ。
本気の間違いすぎて、生徒は誰も笑わず、むしろドン引きだった。
本当に情けないジンカンである。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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