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« 小学6年生 §1-1 || イプセン »

マハトマ・ガンディー

歴史を持たぬ国民がもっとも幸福だ。

◇今日の言霊は、どういう意味だろうか。歴史を持たない国民が、な
ぜ幸せなのだろうか。私たちは、京都や奈良、鎌倉に行けば、日本っ
て凄いなあ!とつくづく歴史の重みを感じることが出来る。今まで続
いてきた伝統芸能を見れば、それはそれで、自分のルーツを見たよう
で、感慨深い。


◇歴史があることに、私たちは、なんとなく誇りを持っているような
ところがある。だから、歴史を持たないことが幸せに繋がるとは、な
かなか実感できない。


◇しかし、それは、私たちが、観光というか、実生活以外でそう感じ
ていることかもしれない。実際、その地で暮らしてみれば、色々と縛
りがあって、歴史を重荷に感じることもあるのかもしれないのだ。


◇ガンディーのこの言霊は、イギリス植民地下のインドでの発言だか
ら、国家と国家の歴史的なしがらみや宗教間の歴史的なしがらみでの
文脈からのものだろう。だから、今の日本の安穏とした状況の中では
比較にならないのかもしれないが、日本にも歴史があることで、未
来に向かって足かせになっている状況は多分に想像がつく。


◇たとえば、ビジネスで言うところの、過去の成功体験だ。過去の成
功体験があるお陰で、時代に対応するための施策が徹底しないとか、
自分自身の手法を時代に合わせて変化させられないとか、そういうこ
とだ。歴史があるお陰で、未来に向かって衰退する状況を作ってしま
うということだ。

◇もし、そうならば、歴史がないほうが、柔軟に対処できて、この時
代を生き残れるかもしれない。そういう意味で、「歴史」がないほう
が、幸せなのだ。未来を縛ることを強要する歴史ならば、私たちは、
そんな歴史はいらないかもしれない。私たちは、歴史に縛られない
ように、歴史を客観視する目を持つことだ。


◇歴史は、都合のいいように作り変えることが出来るものだ。だから、
その権利を自分自身で持っておくことだ。そうすれば、歴史は、自分
を縛ることはないだろう。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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