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☆子どもの世界を正常に戻すために、親は、情報の解説を!☆

◇朝日新聞3月28日付けの記事で「生徒が『先生を流産させる会』 い
すに細工、給食に異物」というものがあった。以下は、その記事の抜粋。

 愛知県半田市の市立中学校で、担任に不満を抱いた1年生の男子生徒十
数人が「先生を流産させる会」と称し、妊娠中の30代の女性教諭に対し、
いすのねじを緩めたり、給食に異物を混入したりしていたことが分かった。

 同市学校教育課によると、生徒らは今年1月から2月にかけて、教諭の
車にチョークの粉やのりなどを混ぜ合わせてふりまいたり、いすの背もた
れのねじを緩めたりしたほか、消臭や殺菌、食品添加物などに使われるミ
ョウバンを理科の実験の際に教室に持ち帰り、教諭の給食に混ぜたという。

 見かねた周囲の生徒が2月下旬、別の教諭に伝えて問題が発覚した。担
任がけがをしたり、体調を崩したりすることはこれまでなかったという。

 学校側が事情を聴いたところ、席替えの方法や部活動で注意されたこと
への不満を口にする生徒がおり、「先生に反抗しよう」という話が持ち上
がったのがきっかけだったことが分かった。学校はその後、保護者を呼ん
だうえで生徒を指導し、生徒らも反省の態度を示しているという。

                 ▲

◇子どもの世界が、どんどん悪い意味で大人化してしまっている。情報の
フラット化でそういう傾向にどんどん拍車がかかってしまうのだろう。


◇ニュースやドラマによる情報は、見るものに大きな影響を与える。子ど
もたちは、何の免疫もないまま、それらの情報を受け止めるから、社会で
起こっていることとして当たり前のことなのだと受け止めてしまう。大人
でもそういうところがあるのだから、子どもでは尚更だ。


◇だから、子どもが、社会的な情報を受け止める時には、親が、あるフィ
ルターの役目をすることだ。親が、注釈を付けて、情報を子どもに伝える
べきだ。


◇たとえば、家庭でテレビを見ている時に、いろいろとやってはいけない
ことを語るべきだし、上のような事件は、社会の中ではあってはならない
こと、またドラマで起こっている事件ならば、架空のことで、そんな事件
が、社会ではなかなか起こらないこと、そのような注釈が必要なのだ。ま
た、良いニュースや感動的なドラマなら、人生の教訓的な注釈もするのだ。


◇しかし、まだまだ子どもの世界が、捨てたもんじゃないと思ったのは、
「見かねた周囲の生徒が2月下旬、別の教諭に伝えて問題が発覚した」と
いう点だ。こういう生徒が、多くなっていくように、私たち大人達は、子
どもの世界に良いメッセージを発信していくことしかない。その意味でも、
親は、子どもに情報の意味づけをしていこう。


◇情報操作は、社会的には危険な行為だが、教育の中では当然行なわれて
然るべきことなのだ。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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