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2009年07月31日

子育てを社会に返すことを検討するべきだ!

【記事】昨年度の児童虐待、過去最多4万件超す 0歳児が5割弱

 朝日新聞(2009年7/14)より以下抜粋

○全国の児童相談所が08年度に対応した児童虐待は、過去最多の
4万2662件(速報値)に上ると、厚生労働省が14日、発表し
た。前年度より2023件増えた。子どもの安全確認のため、児童
相談所は08年度から強制的に立ち入り調査できるようになったが、
相談職員にはためらいもあるとみられ、実施は2件にとどまった。


○児童虐待の件数は、統計をとり始めた90年度から連続して増え
続け、10年前の約6倍に。厚労省虐待防止対策室は「虐待そのも
のが増加しているほか、虐待に対する認識が高まり、通報や相談が
増えている」とみている。

○また、07年1月~08年3月に虐待によって死亡したのは、
115件142人。心中・心中未遂を除く73件78人のうち、0
歳児が5割弱を占めた。母親に相談相手がいなくて孤立していたり、
精神的問題を抱えていたりするケースが目立った。

○昨年4月の改正児童虐待防止法施行により、虐待が疑われる親が
知事からの2度の出頭要求に応じない場合は、相談所が裁判所から
許可状を取れば、警察の援助を受けて強制的に立ち入り調査できる
ようになった。

○強制的な立ち入り調査を実施したのは2自治体2件で、子ども計
4人を一時保護した。うち1件は子どもを学校に通わせず、自宅ア
パートからは異臭がしていた。出頭要求などにも応じないため、大
家から借りた合鍵で解錠、さらに金属製のドアロックも切断し、子
ども3人を一時保護した。

○厚労省虐待防止対策室は「相談所職員のなかには強制的に立ち入
り調査することに躊躇(ちゅうちょ)もあると思うが、子どもの安
全確認・確保には効果があったと評価している。こうした制度の適
用も含め、虐待対策に取り組んでいきたい」と話す。(高橋福子)

*私からのコメント

◇一昔前の子育ては、家庭とその家庭を取り巻く地域の中で行なわ
れ、子どもは、地域の中で一人前の大人になっていくというものだ
った。


◇それが、ここ40年の間に変容し、子育ては、家庭の中と学校で
行なわれるものになってしまった。かつて、子どもは自分の子ども
と地域の子どもという性格をもっていたが、今では、自分の子ども
という性格だけになってしまったようだ。


◇今回の記事は、子育ての変容を物語っている。自分の子どもだか
ら、何をしてもいいのだ。そういう風潮がこの記事から読み取れる。
しつけという名を借りて、親のストレス解消を行なっているか、子
どもの犠牲になっている親として子どもに復讐しているような状況
だ。


◇こういう児童虐待を減らすためには、子育てを地域に開いたもの
にしていくことだ。隣近所の支援体制をどう回復するかを考えるこ
とだ。子どもは社会の子どもという側面があることを私たちは、も
う一度思い出すことだ。


◇高齢化社会になって一番いいことは、地域に老人がいて、子ども
たちを見守っていてくれることだろう。子育てに対する考え方を今
こそ、変える時期に来ているのではないだろうか。子育てを地域に
返すことだ。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月30日

小学5年生 Lesson8-2

英語活動のサイトを見ていましたら、映像での授業紹介がありました。小
学校の先生の汗と努力とが伝わってくるものの、その映像では児童が英語
を使っているのは基本の会話パターンのときだけでした。


"Oh, yes.""That's nice.""Wow.""Really!"など、瞬間の感情表現や相づち
表現などが英語で使われていればもっと楽しく進められるのにと残念に思い
ました。

コミュニケーションの基本は何なのかを活動の中心に置くことを実践してい
けば児童の自然な声が響き渡ると思います。

◇今回は5年生のLesson 8の2回目です。

前回はShow and Tell実施のために、語彙を定着させるためのアクティビティ
を紹介しました。今回はそのShow and Tellの進行をやってみましょう。


≪ステップ1 準備≫

一週間の授業時間割表を作る。大きさは模造紙大がベストです。児童たちと
工夫をして作ってみましょう。クラスで1枚作成して共有しても良いですし、
グループで曜日毎に作成しても良いでしょう。クラスの人数や発表の仕方に
よって作成するものを工夫しましょう。(時間の制約がある場合には典型的
なものを一つ作成する、あるいは黒板に書くのでも良いです)

科目の名称は象徴的なイラストなどで表現しましょう。この辺りは児童の工
夫に任せるもの良いですね。

≪ステップ2-1 Show and Tellに必要な表現(簡易版)≫

Hello. (Hi!) friends.(everyone).
This is my (our) class schedule.
On Monday, I (We) study math, PE and Japanese.
Thank you.

≪ステップ2-2 Show and Tellに必要な表現(発展版)≫

Hello. (Hi!) friends.(everyone).
This is my (our) class schedule.
On Monday, I (We) study math, PE, calligraphy and Japanese
in the morning.
I (We) have lunch at twelve fifty.
I (We) study music and science after lunch.
Our science teacher is Mr. ○○.
He is very nice.
Thank you.


≪ステップ3 練習≫
グループワークで練習をしてそれぞれ確認しましょう。
自信が無い児童には、口頭で一緒に練習をしたり、グループで一行ずつ言っ
てもらったりしましょう。
その時は、グループの人数に応じて別例(文章後半参照)ようにセンテンス
を増やします。
次にグループから一名ずつ順に前に出て発表をします。


≪ステップ4 承認≫

◇発表をした児童に対して、聞く側が「よかった」と言って努力と成果を認
めましょう。学習意欲に関わるとても大切な場面です。
この時の教師の英語表現(Teacher Talk)は次のように言いましょう。

例1)( Do you have ) any comment?
例2)Do you think his speech was good?
例3)Please give him some comments.

生徒からの一口コメントの例
That's nice. ( I think his speech was nice.)
That's good. ( I think her speech was good.)
Great!   (I think his presentation was great.)
などです。

<別例:グループでの発表>
児童A:Hi. How are you? My name is A. This is B.
This is C and she is D. (全員を紹介する役目)
児童B(月曜日担当):On Monday, we study a math class.
児童C(火曜日担当):On Tuesday, we have a long homeroom meeting.
児童B(水曜日担当):On Wednesday, we have a long homeroom meeting.
児童D(木曜日担当):On Thursday, we have a science class and PE.
全:Thank you. (あいさつ)


次回は、6年生のLesson 9です。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月29日

「カオル」

残念ながら、天気が悪く、見られなかった人も多かったようだが、先日は
『日食』で日本中が盛り上がった。

46年ぶりの皆既日食。ここぞとばかりに張り切った人の中には、中学入試
の作成担当の先生もいらっしゃったに違いない。

「時事問題」といって、その年の事件や話題の出来事に絡んだ出題をする
中学校は多い。日食はその格好の材料だ。来春の入試は天体に関する問題
が増えそうな気がする。


時事と言えば、今年最大の国民イベント(?)が8月末に控えている。
衆議院議員選挙だ。前回の選挙から随分と経っている。国政にまつわる出
題もかなり多そうだ。


ただ、衆議院選挙は久しぶりだが、首相は頻繁にころころと変わっていた。
生徒たちは、首相が変わるたびに「漢字で首相の名前が書けるように」と
の意識があったようだ。


小泉純一郎首相から安倍晋三首相へ。わずか1年で安倍晋三首相から福田
康夫首相へ。そして同じく1年で麻生太郎首相へ。


こうやって振り返ってみると、さほど難しい漢字の首相はいない。安倍晋
三の「倍」と「晋」ぐらいがちょっとひっかかる程度か。


しかし、麻生太郎首相へ交代するときは生徒もやきもきしたようだ。こん
な会話を耳にした。


「ぜってー、麻生太郎のほうが、漢字が簡単だし、いいよ。ヨサノカオル
だったら無理!」


与謝野馨。与謝野さんには気の毒だが、これが無邪気ながら切実にして正
直な受験生の意見だった。


さて、来る総選挙。誰が首相になるのだろうか。受験生も気になっている
に違いない。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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7月15日号 他塾調査の視点

◆目次

■巻頭所感
■Pick Up教育ニュース&ポイント                   
■達人の小技:臆せず話す
■MBA特集:他塾調査の視点
■塾運営成功事例:「聴く」ということ
■誌上セミナーレポート:学習塾成功フォーラム2008Live1より  
~競争構造/社員のやる気

「塾経営サクセスネットMBA」142号を皆様にお届けします。
 
 今号の特集は「他塾調査の視点」です。他塾を知ることは、私たち
の仕事の質を相対化してくれることです。自分ではいいと思ってやっ
ていること、自塾では当たり前だと思ってやっていること、そういう自
塾の行動を、他塾の活動と比較して吟味することは大きな意味があ
ります。競合関係が強い地域では、ぜひ他塾調査をして自塾の強み
弱みをしっかり把握してください。

 私が一番最初に他塾調査をしたのは今から21年前の夏でした。町
田の国立学院予備校の受付に入って、ドキドキしながら小3の子ども
の親を装って話を聴いていました。この経験が、後々まで影響してい
ます。ぜひ、積極的にやってみてください。

 また、今号では、「セミナーレポート」で「社員のやる気」に関する箇
所を取り上げています。夏期講習に入る前に、社員のやる気を高め
ておいてください。社員の能力にはどこの塾も差がありません。ある
のは「やる気の差」だけです。社員がやる気になるような、職場環境
=上司環境=社長環境を意識して現場を盛り上げるようにしてくださ
い。

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

7月1日号 運営会議資料

◆目次

■巻頭所感
■Pick Up教育ニュース&ポイント
■達人の小技:夏休みの宿題チェック
■MBA特集:退塾を防ぎ、入塾を増やす運営会議資料
■チラシのヒント:「そのキャッチコピーで」           
■塾通信のネタ探し:「小学校英語について」

「塾経営サクセスネットMBA」141号を皆様にお届けします。
 
 今号の特集は、校舎運営を強化するための会議に関することです。
学習塾が複数校舎を運営し、その運営を強化していく時に重要なのが
会議です。会議でどのような資料が出てくるかで、実は、その学習塾の
強さがわかります。今回はその基礎編と言えるものです。現場の日々
の活動をしっかり把握し、その活動の評価をしっかりするために資料を
準備して会議に臨むことです。今号の特集を参考にしてより良い校舎
運営を行なってください。

 また、今号では、「チラシのヒント」でキャッチコピーを取り上げていま
す。どんなコピーが良いのか、9月生の募集のポスティングや冬期講
習のチラシ創りの参考にしてください。

 7月になりました。夏期講習の集客の大詰めになります。機会損失
のないように臨戦態勢で臨んでください。

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

2009年07月28日

☆子どもに家の手伝いをさせる!☆

◇長い夏休みが始まって、1週間過ぎた。横浜市の小学生は、サマー
スクールといって小学校で、勉強やらプールやらあるが、その他の地域では
どうだろうか。

◇夏休みだといっても子ども達は案外忙しいのではないだろうか。そんな
忙しい子ども達でも、夏休みには、ぜひ家の手伝いを一杯させてほしい。
子どもに他人から感謝される経験を味合わせることが今後のエネルギーに
なるからだ。ぜひ、親の感謝を子どもに浴びせかけよう。

◇それでは、どういう風に家の手伝いを頼めばよいのか。それは、簡単だ。
ごくごく自然にお母さんのやっていることを子どもに分担する。お父さんの
やっていることを子どもに分担する。それだけでいいのだ。子どもにやって
もらって、親が楽をしてしまうのは、子どもからすれば不公平だと感じる
から、そこだけ気をつけよう。

◇単発の手伝い
 お母さん:A君、洗濯物を取り込んでくれないかな?
  A君 :え~・・・。
 お母さん:お母さんは、今から食器を洗うから、A君は、洗濯物を取り
込んでくれるとお母さん、助かるんだけど。
  A君 :わかったよ。
 お母さん:ありがとう!助かるわ。

◇夏休みの手伝い
 お母さん:夏休みになって、1週間経ったから、A君に頼みたいことが
あるんだけど。いいかな?
  A君 :えっ?!何?
 お母さん:学校がある時は、A君も忙しいからお母さん遠慮してたんだ
けど、夏休みになったんだし、ちょっとは家の手伝いをして
ほしいのよ。
  A君 :なんで?!
 お母さん:いつもは、A君学校に行くので大変だから、食器を片付けない
でしょ。夏休みなんだから、朝・昼・晩の食事の後の片付けを
自分の分はしてほしいんだけど。どう?
  A君 :え~・・・。何で?いいじゃん、今まで通りで!
 お母さん:ちょっとは頑張ってみようよ。A君が手伝ってくれると、
お母さん、その時間に掃除も洗濯も余裕を持って出来るように
なるんだ。
  A君 :分かったよ。夏休みだけだよ。
 お母さん:ありがとう!嬉しいわ。

◇子どもに手伝いをさせることで、お母さんなりお父さんが、事ある毎に
感謝の言葉を伝えてほしい。子どもが他人の役に立っていると実感できれば、
それに越したことはないのだ。誰かの役に立っているという実感を一杯
味わってほしいものだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月25日

■ 他人にお願いをきいてもらう方法 ■

◇あなたの前に、ある人が道をふさぎます。「ここは通さん!」と。
しかし、あなたは、どうしても大切な用事を済ませる為に、目の前の
人に道を譲ってもらう必要があります。力づくでは到底敵いません。

さあ、あなたなら、どうしますか?

◇最初は「ここを通してください。」
「だめだ」
次に感情的に「ここを通しなさい!」
「だめだ」
次に懇願「お願いだから通してください。私の母が病気で・・・」
「だめだ」

◇そして、挫折感を十分に味わって立ちすくむといったところが一般的
な対応ではないでしょうか。
これは、ゲームに過ぎませんが、私達の対人関係でも、往々に起きて
いることではないでしょうか。

◇他者に自分のお願いをきいてもらいたい時、「私にとって大切だ!」
ということをさんざん訴えがちです。
「私にとってこんなに大切なことをあなたは察する義務がある」と言っ
ているようです。

これでは、お願いをきいてもらえる可能性は少ないですよね。

◇私のお願いをきいてくれることは、「あなたにとっても、大切なこと
です!」ということを伝える必要があります。

◇後輩、部下、生徒や子どもに、たとえどんなに優しくお願いしても、
メッセージが「私にとって大切であることを察しなさい」では、いう
ことをきいてもらえる訳がありません。

◇他者に向かって「君は私の言うことをきいてくれない」という前に、
「私のお願いを聞いてくれることは、あなたにとっても大切な意味が
ある」ということが伝えられているかどうかをチェックしてみましょ
う。

◇例えば、「あなたが言うことをきいてくれたら、私はうれしい。
(そして、私がうれしくなれば、あなたもうれしいでしょう)」

「そうだね!」と言ってきいてくれるか、「だからどうしたの?」と
言われるのかは、あなたの普段の行いにかかっているかも知れません。
が、くれぐれも懲りませぬよう。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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残念ながら日食が見られませんでした。次は、26年後。果たして、
生きて見られるか。
宇宙の息吹に比べ人間の一生の短いこと短いこと。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月24日

根本的に教育問題を考えることを勧めたい!

【記事】民主、来年度から「公立高無償化」 学費分12万円支給

 朝日新聞(2009年7/20)より以下抜粋

○民主党は、総選挙で政権交代が実現した場合、来年度からすべての
国公立高校生の保護者に授業料相当額として年間12万円を支給し、
事実上無償化する方針を固めた。私立高生の保護者にも同額を支給し、
年収500万円以下なら倍の24万円程度とする。高校進学率が98
%まで達する中、学費を公的に負担すべきだと判断したといい、
マニフェスト(政権公約)に盛り込む考えだ。

○民主党はかねて高校無償化を主張していたが、不況が深刻になり、
高校進学を断念したり、入ったものの中退したりする生徒が増える中、
具体案を詰めて優先課題に位置づけた。多くの企業が業績を落とし、
収入が減って不安が広がっており、所得制限をかけず支給するよう判断
したという。15日の「次の内閣」の会合でも衆院選の主要政策とする
ことを確認した。

○実現には年間約4500億円の追加予算が必要と試算しており、国の
事業の無駄を洗い出し、不要と判断したものを廃止・縮小することで
財源の確保は可能としている。

○他にも、中学生までの子どもがいる家庭に対し、月2万6千円の
「子ども手当」を支給する方針で、政権公約では来年度に半額支給から
スタートさせるとしているが、その財源確保策として配偶者控除を廃止
するため、妻が専業主婦で子どものいない65歳未満の世帯は負担増と
なる。

○親の年収が400万円以下の学生に生活費相当額の奨学金を貸すなど
の奨学金拡充、幼稚園や保育園の無償化推進なども検討しているが、
教育・子育て支援は一方で子どものいない世帯の負担増にもつながり、
議論になりそうだ。 (青池学)

*私からのコメント

◇今回の記事は、民主党の選挙対策用のメッセージなのか、本気でそう
思っているのか、私には判断がつかないが、政権交代を目指す党である
ならば、日本の教育制度自体を考えることを前提にして提案してもいい
ように思うがどうだろう。

◇公立高校の無償化の前に、高校全入をどう考えるのか。不適格者主義
を撤廃して、高校入学希望者を全員入学させるかどうかを考えるべきだ。

◇その次に、今回の民主党の提案のように、公立高校の学費分を支給
するとするか、公立・私立を問わず教育バウチャー(教育券)を支給
するような制度にするかを議論した方が良いと思う。私としては、義務
教育以降は、教育バウチャーを活用できるような、学校制度を考える
ことも必要だとは思うが。

◇また、ばら撒き政策ではなくて、教育内容充実に寄与する予算を徹底
的に考えて欲しい。受益者に直接ばら撒くよりは(短期的な効果には
なるが、長期的な効果には寄与しない)、教育制度の変更や、教育内容
の充実を成しえるための政策をぜひ提案して欲しいものだ。
何はともあれ、選挙対策としての教育問題にならないことを祈る。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月23日

小学5年生 Lesson8-1

各県の教育委員会のサイトにもそれぞれの英語活動資料が載り始めました。
皆さんとてもがんばっています。教師の皆さんがいろいろな工夫を凝らし
てがんばっていらっしゃることは想像に難くありません。

様々な困難があるかと思いますが、皆さんは一人で悪戦苦闘しているので
はありません。是非協力し合って子どもたちにとってよい学習環境を創造
していきましょう。

◇今回は5年生のLesson 8「時間割をつくろう」です。
このテーマは児童にとって非常に身近なトピックです。難しくはありませ
ん。ここではコミュニケーション活動の目標を
show and tellまたはpresentationに設定しましょう。

1、2時限は材料(語彙、音、表現、時間割)作り、3、4時限は発表の
場という形が簡潔だと思います。


◇国際理解教育として、中国・韓国・米国などの小学校での学習教科を登
場させていますが、それは配分として3、4時限目に組み込みましょう。
ALT(外国人講師)がゲストとして参加する場合には、彼らの国の学習
教科を紹介してもらいましょう。


≪ステップ1  語彙・表現≫
曜日Sunday, Monday, …… Saturday
教科 math, science, Japanese, social studies, PE, art and crafts など
序数 first, second, third, fourth, fifth, sixth まで
午前 in the morning、午後 in the afternoon
その他:lunch time, before lunch, after lunch, the first periodなど
表現:What subject, We have, Do you have? Who's your teacher?


≪ステップ2  語彙の練習≫

◇曜日を覚えるには、歌とカードゲームとハエたたき(Fly flatter)ゲー
ムなどがある。

◇歌はThe Days of the week の歌がある。まずは歌をうたって覚える。

◇曜日カードをカレンダー登場順に示して、何曜日かを問う。
What day is it?

1.順番にやっているうちにパターンが記憶される。
リズミカルに行うことや、dayの部分の発音はデーにならないこと。
[dei]です。Thursdayの発音も注意を促します。

2.順不同で言えるかどうか競争のようにスピーディに練習する。

◇カードのイラスト例
①:日本語で「月」「火」「水」「木」などの漢字一文字
(記号みたいなものなので、日本語の干渉はほとんど無いと思われる)。

②:月や火など曜日が象徴するイラスト。
(日は「太陽」、月は「月」など)

◇同様に教科名称をやはり絵カードを用いて覚える。


≪ステップ3  語彙を使ったアクティビティ≫

◇黒板に「曜日カード」と「教科カード」を順不同でとにかくめちゃ
くちゃに貼り付ける。児童に貼り付けさせる。

◇グループの代表者2名から5名(グループ数に応じる)が黒板の前
に出て、ハエたたきを持って待機。

◇先生または児童の誰かが、「曜日」、「教科」を英語で発声する。
指定のカードをハエたたきで捕まえる。カードが全部取られるまで続
けて、より多くの枚数をとったチームが勝ち。

◇児童は音を聞いて意味が合致するカードを探すために脳を機能させ
る。正解が証明されたところで音=意味を確実に理解する。教師も児
童が理解している度合いを測定することができる。


≪別のアクティビティ≫

◇クラスサイズが小さく全体でも20名程度であれば、2から3チー
ムでのタイム競争ができる。1チームしかできない場合はタイムトラ
イアルをする。

一方のAチームが黒板にめちゃめちゃにカードを貼り付けている間に、
もう一つのBチームは黒板を見ない。

Aチームの"Ready. Start."の合図で初めて黒板を見る。そしてAチ
ームは全員で、これも順不同で曜日や教科の名前を読み上げる。Bチ
ームはそれに従ってカードを集める。全部集まるまでのタイムを計測
する。


次回は、5年生のLesson 8-2です。


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「嘘」(後編)

○前回のあらすじ

塾で嘘をつくことには何の意味もない。例えば、テストの点数の虚偽申告、
やっていない宿題をやっていると言うなど。しかし、生徒は自分の得にな
らないことを知りながら、それでも嘘をつく。

生徒は、嘘をついても意味がない、自分には得がないことは充分に分かっ
ているはずだ。ならば、塾でなぜそんな嘘をつくのか。


おそらく、プレッシャーだ。それも「怒られる」という。


宿題をやってこなかった。先生に怒られる
テストの点が悪かった。お母さんに怒られる。
内申点が下がってしまった。先生にあれこれ聞かれる。


その場をしのぎきらねばならないというプレッシャーが、嘘がバレてしま
ったらもっと大事になるという理性的な判断をはるかに上回ってしまって
いるのだ。


ならば、彼らは、嘘をつきたくてついているわけではない。本当にどうし
ようもなく嘘をついているのだ。嘘をつく彼らを責める前に、僕たちが子
供に嘘をつかせるようなプレッシャーを与えていないのか、そこを考えて
みるべきなのかもしれない。

嘘で思い出したことがある。確か、高校生のときだ。


この時期であるから、反抗期も真っ只中。母親に対する言葉遣いなんか
も酷いものだった。もちろん、平気で嘘もついたし、バレたりもした。
その都度、母は「汚い言葉遣いを使うな」、「嘘をつくな」と小言を繰り
返した。とりわけ嘘をついたことに対してはかなりうるさく僕を怒った。


そんなある日、学校から帰ると、こたつの上にハガキが置いてあった。
家には誰もいない。


ハガキは、テレビ番組か何かのプレゼント応募をしようと思っているら
しいものだった。テレビ局と番組名が書いてある。母の筆跡だ。裏面に
はうちの住所と母の名前。そして、年齢が。


年齢が、27才、と書いてあった。


膝から崩れ落ちた。全く何の意味もない嘘。アホかと思った。
そのとき、だ。この人の言うことは一生聞かないでおこうと固く心に誓
ったのは。


子供よりもずっとたくさんオトナのほうが嘘をついてるんじゃないのか
と自分がオトナになって感じる昨今である。


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2009年07月21日

☆夏休みの目標を決めよう!☆

◇夏休みが始まった!子どもたちの夏休みは、どんな休みになるのだろう
か。

◇お勧めしたいのが、夏休みも学校のある日と同じような生活時間を守る
ことだ。朝起きる時間から夜寝る時間まで、ほとんど通常の学校のある日
と同じように生活することだ。まずは基本的な生活スタイルを変更しない
ことだ。


◇その次にお勧めなのは、週単位の行動計画と目標を決めることだ。

◇7月20日~26日・7月27日~8月2日・8月3日~9日・8月1
0日~16日・8月17日~23日・8月24日~30日のタームに区切っ
て、行動時間(たとえば、社会の勉強を何時間)・作業量(たとえば、算
数の勉強をテキストP1~P3)を決めて、それをコツコツこなすのだ。

◇当然、夏休みにしか出来ないことも予定として組み込んで、その時に
感じたことを文章に残すということもしてほしい。


◇計画を一つ一つこなすことで、小さな達成感を味合わせる夏休みにし
たい。そのために、行動計画を作るための動機付けをしっかり行なって
欲しい。

◇たとえば、1日5分の活用が、夏休み30日で2時間半(=150分)
にもなり、1日2時間の活用が、夏休み30日で60時間(=3600
分)にもなる。60時間というのは、小学校の算数でいうと約半年分習
うことと等しいのだ。こんなことをいいながら、ぜひ行動計画をつくっ
てほしい。


◇規律ある生活を子どもたちに送ってもらえるように、早い時期に計画
を立てるようにしたいものだ。

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2009年07月18日

■ 成功体験がやる気を引き出すか? ■

◇人のやる気を引き出す為にどうしたらよいか?という問いに、褒める。
成功体験と答える人が多い。確かに、褒められたり、成功した体験を
自信として、次の課題にチャレンジする気持ちがわくというのは納得
できるところです。

◇心理学者のアトキンソンが興味深い実験の結果を示している。やる気
のある人は、成功率50%の課題を選択し、やる気の低い人は、成功率が
100%に近い課題、あるいは成功率が0%に近い課題を選ぶ傾向にあると
いうのです。

この違いは、何でしょうか?

それは、「失敗に対する恐怖」が大きな要素だと言うのです。

◇やる気のある人は、単純に目標に向かって行動し、やる気の低い人は、
目標に向かう行動から失敗を恐れる行動の差だけしか、行動しないと言
うのです。最悪なのは、目標に向かう行動と失敗を恐れる行動が等しい
時です。客観的にみると何も行動しないように見えます。
つまり、一般的にやる気がないと捉えられる状態です。

だから、成功体験が大きくやる気につながるのは、そもそもやる気の
ある人である。やる気の低い人に、成功体験を積ませるという取り組み
は、お門違いかもしれません。

◇では、一般的にやる気のない人には、どんなアプローチをしたらやる
気を引き出せるのでしょうか?

カギは、失敗に対する恐怖の処理法である。

◇子どもの頃から、失敗するたびに、非難や冷たい視線、罰などを
与えられ続ければ、「失敗とは、自らを危機に貶める最悪の事態である」
と学習してしまいます。

◇やがて、「失敗しないようにしよう。」といういのが、彼らの信念に
なり、その結果が、成功率100%の課題か0%に近い課題(できなくて当然
であり、個人に責任が及ばない手法)を選択することになるのです。

◇あなたが、親や教師なら、失敗を責めることをできるだけ放棄する
ことが大切です。

◇そして、あなたが、親、教師、友人、同僚、上司であるなら、失敗を
恐れる必要のないこと、失敗を恐れることより、成功することの尊さを
文化や雰囲気としてしっかりと伝えることです。

◇コーチングでは、褒めるというスキルはありません。
その代わりに、認知と勇気づけがあります。そして、これは、失敗した
時にも使えるのです。

◇チャレンジした行動そのものを認め、プロセスの中で有効なものを
認め、不適切なプロセスは改善して次回の成功につなげる方法を探究
するのです。

◇兎にも角にも、失敗を責めたり、非難することを手放してみましょう。

失敗に対する恐怖が減れば減るほど、あなたの大切な人は本領発揮する
に違いありませんから。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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暑中お見舞い申し上げます。
今週、関東甲信越の梅雨が明けました。あけるという言葉どおり、梅雨の
雲が明き、青空が目にまぶしく感じます。30年前、完全にはエアコンが
普及していない頃でも元気一杯に、部活動、勉強をしていたことが嘘のよう
に、既に酷暑で気が遠くなりそうです。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月17日

公立中高一貫校が、必要なのか!

【記事】中高一貫、1期生評価は 伊奈学園中・高校 埼玉

 朝日新聞(2009年7/16)より以下抜粋

○埼玉県教育局は、03年度から中高一貫教育を導入した県立伊奈学園中・高校(伊奈町)について、今年3月に卒業した1期生と保護者に実施したアンケート結果をまとめた。6年間に及ぶ学校生活や部活動には卒業生の8割以上が満足していたものの、「進路にじっくり取り組めた」との回答は半数に満たなかった。高校受験にわずらわされない進路指導が目標の一つだけに、今後、指導のあり方を見直すなどする考えだ。(小林祝子)

 
○調査は昨年11月と今年3月、1期生と保護者各76人に行った。卒業生に「高校受験がないことで進路にじっくり取り組めたか」と聞いたところ、「そう思う」「ややそう思う」は計43.4%にとどまった。一方、「あまりそう思わない」「そう思わない」は同56.6%だった。同校は、「生徒の個性を伸ばし、進路実現を保障する中高一貫教育」を目指しており、設立の趣旨が必ずしも十分に生かされていない格好。具体的な授業内容になると、「『総合的な学習の時間』のキャリア教育は進路選択に有効でなかった」(計76.3%)、「『化学の先取り授業』の進度は適当でなかった」(計63.5%)など、否定的な回答がより目立った。
 
○ただ、保護者からは「将来の進路についてじっくり考えられた」(計71.5%)、「卒業後の進路に満足している」(計88.6%)など肯定的な回答が大半を占めた。このため教育局は「保護者とのギャップを見ると、生徒側には6年間のうちに中だるみなどの不安を感じるということがあるのかもしれない」と分析。今後も同様の調査を重ねながら、進路指導や授業内容の改善を図っていく考えだ。
 
○同校は高校に中学校を併設する形で開校した県内初の公立中高一貫校で、教育局によると、高校入試をしないことで生まれた時間を使う数学や化学の先取り学習▽理解しやすさを重視し、中学と高校の教育課程の一部入れ替え▽ボランティアや職場体験など体験的学習――などの授業が特徴。1期生76人のうち50人以上が今春、大学に進学した。

*私からのコメント

◇公立中高一貫校は、最近の流行だ。全国でどんどん開校している。しかし、この公立中高一貫校は、何のために、開設されているのだろう。このことを問うことを私たちは、あまり真剣にしてこなかったが、教育的な文脈で、そろそろしてもいいのではないだろうか。

◇教育行政の側から言えば、公立中高一貫校は、公立と私立の大学合格競争の大きな助っ人ということだ。大学実績で水をあけられた公立高校の巻き返しの切り札だ。私立中高一貫校に負けないエリート教育を実現するためのものだ(例外的な学校は、あるけれど)。この目的の建前として、記事にもあるように、「高校受験にわずらわされない進路指導」ということが挙げられているのだ。

◇公立中高一貫校が、もし本当に私立中高一貫校に対抗しようとすれば、それだけ投資をしなければならない。教師研修も教育プログラムも数々の教育プロセスにお金をかけなければ、難しいのだ。そして、その投資効果を保証するためには、どうしても小学校から中学校に上がる段階で、選抜をしなければならない。これは、自明なことだ。それを文科省は、明らかに誤魔化している。適性検査という名の下に生徒を選抜しているのに、そうではないと言い張っている。こんな欺瞞的なことで、教育システムを運用していいはずはない。このことを先ず問題にしたい。

◇そして、もう一つ問題にしたいのが、入試という通過儀礼の設定時期だ。私立中学の入試は、あえて言えば年収700万円以上の親の子どもが行なうものだから、特殊なことだし、もし私立中学に入学すれば、教育サービス的に言って、公立中高一貫校よりもいろいろな仕掛けがあるから、通過儀礼的な要素が随所に見られる可能性があるが、公立中高一貫校の場合は、この記事にもあるようにそれほど期待できないかもしれない。とすれば、「高校受験にわずらわされない進路指導」の名の下に、入試という通過儀礼を前倒ししていいのだろうか。思春期(=反抗期=自律期)に自分の進路選択にあれこれ悩むことは、非常に大きな人生の学びになるのではないだろうか。入試が、通過儀礼だといわれるのは、今までの自分を振り返って、新しい自分を求めようとするきっかけに入試がなるからだ。そういう機会を奪うことはないように思うが、どうだろうか。一部の限られた中学受験(公立中高一貫校の入試は、適性検査)が、公立中高一貫校の設立ラッシュで、どんどん広まっていくことが、いいことなのか、真剣に考えてみてもいい時期ではないだろうか。

2009年07月16日

小学6年生 Lesson8

先日、都内の小学校で、英語活動の研究授業を見学させていただく機会に
恵まれました。この小学校は、全校挙げて先生全員で英語活動に取り組ん
でいらっしゃいます。

授業の運びも、担任の先生とJEの先生の息もぴったりとあって見ていて
楽しいばかりでなく、児童全員が笑顔いっぱいで大きな声で活動に参加し
ていました。とても刺激になる研究授業でした。

今後も一層気合を入れて、支援をさせていただこうという意欲をかき立て
られた研究授業でした。


◇今回は6年生のLesson 8です。タイトルは「オリジナルの劇を演じて
みよう」です。かなりハードルが高い単元ですが、学習の効果が著しく
あがる単元でもあります。今回は劇をつかった活動で、学習効果が最大
限に上げらる方法を説明します。


◇小学校英語活動では、文字を指導しませんからオリジナルの劇のシナ
リオを英語で書くわけにはいきません。日本語で書いたものを英語に直
しても、一週間に一度の活動では記憶は続きません。

ですから、英語ノートで紹介されている「おおきなかぶ」の物語を使っ
て、最後に登場人物をアレンジすることにしましょう。オリジナルとい
う言葉に惑わされてはいけません。


◇学習効果が上がる理由の一番は、英語を学ぶ基本がここにあるからで
す。外国語を身につける第一歩は、徹底的に聞いてそれを真似る(mimic)
ことです。

集中してinputすることで、少なくともここに登場する語彙・表現を確
実に覚えることができます。しかも劇にはストーリーがあり、台詞は場
面、状況をつなげている文脈から、必然的に発せられる意味を持つ表現
です。

これを覚え、状況が判って使うことで、生きた会話表現として身につき
ます。これが、学習効果を挙げている基盤になっているのです。


◇暗記(記憶)によって知識を吸収し、脈略のある場面で使うことで、
英語会話の擬似体験をすることができるので、運用力が身につくのです。


◇徹底してCDを聞かせ、それを行動(動作)とともに覚えるように指
導しましょう。


◇最初は、聞き流します。次にどのような言葉をキャッチしたかをみん
なに聞いてみましょう。(スキミングという手法です)


◇数回から十数回聞いたら、次にシャドーイングです。

シャドーイングとは、英語を聞きながらそっくりそのまま音読すること
です。お手本が読んだ0.5秒くらいあとを、追うようにして読むことで
す。難しいですが、しっかりと覚えこんだかどうかを実体験できます。


◇これができるようになる一歩前の段階として、カラオケの要領で、音
を鼻歌のように口ずさみながら、重ねていくという作業があります。小
学生の音感は大人よりも格段と研ぎ澄まされているので、比較的楽にで
きるでしょう。


◇リズムやスピードがついたら、最初はボソボソでも良いですし、飛ば
し飛ばしでも良いですから、シャドーイングをしていきます。


◇繰り返し繰り返してやってみましょう。五感を緊張させて、クラス全
体でリズムに乗ってきたら、大層楽しい状況が生まれます。


◇運営としては、一人が失敗しても笑って再度頑張れるような雰囲気づ
くりが必要ですし、苦手な児童は周りも助ける状況が必要です。

クラス全体で、連続大縄跳びにチャレンジするようなものです。真剣だ
から楽しくなるのです。


◇これができれば、文字を使わなくても、演技は下手だとしても楽しい
寸劇「大きなかぶ」が完成します。

次回は、5年生のLesson 8です。

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      ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月15日

「嘘」(前編)

先日、ある雑誌社の方が来訪され、弊社の代表に取材を行った。「子供の嘘」
が主なテーマだったこともあり、その後も、弊社では、そのことがしばらく
話題になった。

試しにインターネットで検索してみると、かなりの「嘘」に出会うことが出
来た。


宿題をやっていないのに、やったと言った。

行ってもない旅行へ家族で行ったと友達に言いふらした。

先生に渡すはずのものを「渡した」と言っていたのに実際には渡していなか
った。

など、様々な事例があり、お母さんの苦悩が伝わってくるものも少なくなか
った。

僕も生徒の嘘を何度も経験した。

「宿題をやったのに、ノートを家に置いてきた」という生徒。後日確認した
らやっていなかった。

返却された模擬テストの解答用紙の答えを書き直して、「合ってるのに×に
なってる!」と持ってきた。

小テストの点数を虚偽申告した。

学校の内申点を本当の点数よりも高目に申告した。

遊んでいて遅刻したのに、学校の先生に呼ばれていたからという理由にした。


もちろん、このような嘘は自分にとって全く得にはならない。塾の先生に
虚偽の点数を申告して、どこかの学校に入学できるのであればその嘘には
本人にとって意味はある。


しかし、実際は、虚偽の点数を報告することで、学力を向上させるための
指導の機会を逸しているわけだから、何の得にもならない。そればかりか
嘘がばれて怒られるという結果にもなる。


彼らもそのことは充分に分かっているはずだ。ならば、塾でなぜそんな嘘
をつくのか。


おそらく、プレッシャーだ。


○次回へ続く。
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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月14日

☆暗黙の理想とは☆

◇私たち親は、子どもに素晴らしい人間になってもらいたいと思っているが、
その思いが強ければ強いほど、裏目に出る場合が多い。子どもに理想を
求めすぎて、子どものセルフ・エスティーム(自己重要感)を低下させて
しまうのだ。

◇「こうなってほしい」、「ああなってほしい」、「こういう行動を取るべきだ」
等々、色々な要求を子どもにするから、子どもが出来ていないことがあると
ついつい叱ってしまって、承認することが出来ないのだ。そういう理想を
私は、暗黙の理想と呼んでいる。

◇暗黙の理想を説明する時によく出す例だが、中学校の定期テスト
(中間テスト・期末テスト)の1週間前にどのくらいの時間、家庭で勉強
してほしいだろうか。

◇お母さん方に聞くと、2~3時間が、圧倒的に多い。もし仮に3時間、
勉強をしてほしいと思っているとすれば、この3時間が基準となって、
子どもの勉強時間を評価することになる。

◇そういう評価基準が、暗黙の理想だ。だから、子どもが30分勉強したと
しても、3時間(=180分)を基準とすれば、全然勉強しないことになる
のだ。

◇30分でも子どもは、勉強したのだから、このことを認めてほしい
はずだ。しかし、暗黙の理想に無自覚だとそれが、認め難いものになる
のだ。このことに気をつけてほしい。

 お母さん:テスト前なのに勉強しないの?
 A君   :やったよ。
 お母さん:えっ!?何分?
 A君   :30分!
 お母さん:何言ってるの?30分じゃ全然やったことには
ならないわ!もっとやりなさいよ。
 A君   :えっ!?分かったよ。やるよ。
    (30分経過)
 お母さん:もう終わったの?
 A君   :えっ?!だって1時間もやったよ。
 お母さん:何言ってるの?もう少しやりなさいよ。もう少し!
 A君   :なんで?!もういいよ。
 お母さん:もう少しやりなさいよ。ここまでやったんだから。
     (30分経過)
 A君   :終わった!もういいよね。
 お母さん:切りが悪いわね。もうちょっとやったら。
後30分ぐらい!
 A君   :なんで?もういいよ。
 お母さん:何言ってるのよ。もうちょっとやれば、2時間やったことに
なるじゃない。頑張りなさいよ。
 A君   :分かったよ。
     (30分経過)
 A君   :終わったよ!もういいよ。休憩だ!
 お母さん:いつもこのぐらいやりなさいよ。

◇結局、A君は、2時間勉強を頑張るのだが、暗黙の理想がお母さんには
あるから、A君の努力は、お母さんの暗黙の理想に到達しない限り、承認
されないのだ。

◇「頑張ったね」とは、なかなか言ってもらえないのだ。暗黙の理想が
高いと勉強に対する動機付けは、なかなか行われ難くなってしまうのだ。

◇それにしても会話の中のA君は、我慢強く勉強を頑張った。2時間勉強
してもお母さんは、A君の努力を認める発言がなかった。これが、
暗黙の理想がいけないところなのだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月13日

■ 顔は心のディスプレイ ■

◇向かい合う二人に、お願いをした。相手の話を絶対聞きたくないと
強く心で感じながら、相手に対面してほしいと・・・。

◇参加者の皆さんの顔は冷たいか、すごく恐ろしい顔になり、部屋の中
が異様な雰囲気になりました。

◇次に、相手の話を絶対に聞きたい!聞かせて欲しいと強く心で感じな
がら、相手に対面して欲しいと・・・。

◇参加者の皆さんの顔は、温かくやわらかい顔になり、誰もが朗らか
な顔になっていました。中には、大きく手を拡げ相手を迎え入れるよう
なジェスチャーをされる方もいました。部屋は沢山のコミュニティーが
誕生した明るい雰囲気に包まれました。

◇私達の表情や態度は、心の影響を多大に受けます。誰にも見えない
はずの心は表情となって表現され、その場の雰囲気にまで影響を与え
てしまうのです。

◇ですから、私達の顔は、人を近づけたり、遠ざけたりすることにも
大きく影響してきます。顔の構成より持っている顔で、どんな表情を
するかでコミュニケーションが活発に行われるかどうかが決まるのです。

◇顔の構成は、単なる無機物と同じです。その無機物に生命を吹き込
むのは、表情。そして、表情は心の現われ。

◇今、あなたはどんな表情をしていますか?

◇その表情は、あなたが理想とする表情ですか?

◇あなたの表情は、目の前の人にどのような影響を与えていますかね~?

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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暑くって苦い顔をしていた私。前から足のご不自由な方が、ニコニコしな
がら歩いてこられました。歩く様子から、私達の何倍も歩くのがつらそうで
暑そうな様子に拘わらず。です。自分の顔も笑顔になっていたと思います。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年07月10日

小さいうちに失敗を教える!

【記事】中3男子、同級生にアイロン押し当てやけど負わす 福岡

 朝日新聞(2009年7/9)より以下抜粋

○福岡県川崎町の中学3年の男子生徒(15)が、同級生の男子(14)
の手足や背中にアイロンを押し当てて、2~3週間の入院治療が必要な
やけどを負わせていたことが9日、わかった。生徒は6日から入院して
いる。田川署は被害者の保護者から相談を受けており、捜査する方針。


 
○川崎町教育委員会によると、生徒は5日午前、同級生を自宅に誘い、
アイロンを同級生の手足や背中など5カ所に押し当てたという。同級生は
日曜日だった5日は午前10時まで、家にいるよう親に言われており、
生徒もそれを知っていた。生徒は「同級生の親から『うちの子が遊びに
来ていないか』という電話があり、ばれているじゃないかと思い、腹が
立ってやった」と話しているという。

○やけどを負った同級生は「お仕置きだと言われた」と説明していると
いう。町教委は「2人は幼なじみで仲が良く、いじめはなかった。
しかし、やけどさせた行為は重い。背景を調べたい」と説明している。
6日朝、被害者の母親がやけどに気付いて発覚した。

*私からのコメント

◇最近の子どもたちの事件は、小さい時にいろいろな失敗を学んで
こなかったことに起因しているとしか思えないことばかりだ。たとえば、
今回の記事の事件だが、もし、小さい頃にアイロンの熱さを体験して
いれば、多分こんなことはしなかったのではないだろうか。

◇「お仕置き」という言葉があるから、制裁の意味で、アイロンを押し
付けたのだろうが、多分、こんな大事になるとは思っていなかったはずだ。
とすれば、アイロンを押し付けたらどうなるかの実感が欠落していたと
しか言いようがない。

◇最近の子育ては、子どもの失敗を未然に防ぐことに終始している節が
あるが、子どもの時にしっかり、痛いこと、苦しいこと、つまらない
ことを体験させるべきだ。そして、そういう体験は、自分の失敗で
味わうべきだ。

◇自分ではどうしようも出来ないことを体験させることで、人間の限界
を知り、どうしようも出来ないことを知って、我慢も出来るし、人間の
有限も知るということを実感させることだ。

◇そういう体験を子どもたちに大人が保証することだ。最近、そういう
考えで子育てしている親が少ないように思う。ぜひ、子どもたちに
どうしようも出来ないことがあることを教えるようにしよう。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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■ 意味づけとしての命名 ■

◇私たちは、自分の名前を呼ばれれば、反射的に返事をしたり、振り
向いたりします。自分こそが、その名前の持ち主であり、他者と区別
される一つのツールだからです。

◇さて、私達の名前は原則、私達の気づかないところで命名されたもの
です。自分の名前がお気に入りであっても、そうでなくても・・・。

◇ところで、同じ草でも草花と呼ばれるのと、雑草と呼ばれるのでは、
だいぶイメージが違います。

◇花がついているだけで、きれいで、可愛いというイメージがします。
一方、草に、雑がついただけで、邪魔者、害になるものといったイメー
ジが湧いてきます。また、薬草といわれれば、雑草と同じ姿をしていた
としても、私たちに役立つもの、有益なものというイメージが湧いてき
ます。実際、素人には、雑草も薬草も区別がつきません。

◇ところで、「太郎さんは、雑草のような人だ!」と言う時、皆さんの
雑草に対するイメージが変わってきませんか?

◇太郎さんが、「邪魔者だ。」とか、「害になる。」というより、
「強い人。」とか「環境にも屈しない強い信念や行動力を持つ人。」と、
いった肯定的イメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

◇「雑草」を短い文章に組み込んだだけで、邪魔者よりは、
どんな土地にも根を張り育つ強い雑草のイメージが湧いてくるから
不思議です。

◇単語を文に組み込むことで、マイナスのイメージを覆す新たな意味が
加えられたからです。

◇役に立たない草をイメージして名づけられたであろう雑草だから、
その名称からはマイナスイメージが先行しますが、雑草の生命力は、
私達のメタファーによって引き出されます。

◇私達の周りにあるすべての物自体には、何も意味がありません。
意味づけはすべて私たち自身でおこなっているのです。
そして、その意味づけが自他に対する姿勢を表しているのです。

◇さて、あなたの周りにある何を何と命名しますか?
あなたが幸せになれる名前。あなたの周りの人も幸せになれる名前を
命名してみましょう。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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本日は、このメルマガの190号です。
なぜ切れの悪い数字を持ち出したか?
私の気になる番号だからです。百九十とは読みません。イクオと読みます。
そう、私の名前なのです。ただの番号ですが、私には不思議な番号なのです。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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「ひと言」(後編)


○前回のあらすじ

小学校のときのことだ。卒業式を数日後に控えたホームルーム。
先生が一人ひとりにみんなの前でメッセージをくれた。
そのひと言が今でも忘れられない。

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教室の一番右の列、前の席から順に一人ずつ、メッセージを語りだす先生。
クラスには40人の生徒がいる。僕は左から2番目の列。だいぶ後のほう
の順番だ。


クラスのみんながどんなことを言われていたのかは、全く覚えていない。
他の生徒のことよりも、どんなことを言われるのか、それが気になってド
キドキしていた。


宿題となっている日記を毎日書かなくて叩かれた。
ほぼ毎日と言っていいくらい忘れ物をしている。
いろいろさぼったり手を抜いたり、ろくなもんじゃない。


自分の番が終わってほっとする顔。
何を言われるのかと緊張する顔。

そして。


先生は、「荒木はねぇ」と始めた。それに続いた言葉は僕にはとても意外
なものだった。


「いろんな作業だったり、授業中の問題だったり、何かやったとき、人よ
り早く終わることが多い。その早く終わった分、さらに何かをやってほし
いと思ってる。そういう気持ちが足りないな」。


しっかりしろ、だとか、だらしないのを直せ、とか、そういう類の言葉が
来ると思っていた。でも、先生の言葉は、僕の能力を認めた上でのものだ
った。


しかし、その頃からひねくれ者だった僕は、素直にその言葉を受け止めら
れなかった。こんなふうに心の中で思ったのだ。


「この人は何を言ってるんだろう。人より早く終わらすのは、人より多く
遊ぶためでしょ!」と。


20年以上たった今でも覚えている先生の言葉。そのときの僕の心の中の
声。そして、さらなる何かができずに、いつも中途半端で終わっている大
人になった僕。


今になってなぜかふと思い出した、あのときの先生の言葉は「もっと踏ん
張れ!お前!!」という過去からのメッセージなのかもしれない。


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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月09日

2009年生徒・保護者対応セミナー参加者の声抜粋!

生徒・保護者対応セミナーは、コミュニケーション力の前提となるアドラー心理学を学び、さらに近年、教育界でも注目されているコーチングの手法もお伝えしながら、生徒(子供)、保護者との良好な関係を築くコミュニケーション手法を身につけていきます。


ここでは、このセミナーにご参加の方々の声を抜粋して掲載いたします。

■5月度テーマ「子供の行動を理解しよう/生徒の長所を発見する」


・生徒、保護者対応の最初の入口がよく分かった気がします。ほめる所を探すときに適切or不適切の基準をもつことはとても重要だと感じました。


・不適切な行動をとる子も、注目してもらいたくてやっているのだということが分かりました。ダメなことはダメときちんと伝えなければならないと思いました。


・他塾の方と接する機会はあまりないので、とても良い機会であると感じています。今まで自分で感じ取ってきたことを更に成長できるようにしたいと思っています。


・自分自身の固定概念にとらわれて別の視点から見るということを忘れていた。子供の行動に対して行う対応で今後の子供の行動パターンを決めてしまうおそれがあるということに気付くことができた。


・ロールプレイが多く、実践的で良かったです。他塾の先生の考え方等、非常に勉強になりました。


・生徒が良いことをしたら、それを伝えることが大切。子供の行動の裏にある目的を考えようと思いました。


・保護者面談が6月からあるので成果を出したいと思います。

6月度テーマ「聞き上手になろう/保護者の話の聞き方①」


・今回も勉強になりました。研修時のみでなく、毎日の行動に落として振り返ることが大切なので、その時間を作ろうと思います。ありがとうございました。


・話を聴く難しさと大切さを学びました。心の姿勢には注意していきたいです。特にクレームが予想される保護者との面談の際には話を聴く姿勢を作って臨みたいです。


・今回は2回目だったということもあり、又、ロールプレイが盛り上がったのでとてもリラックスして参加できました!自分が実際に生徒側に立つということは普段できないことなので、とても勉強になります。


・ケンカの仲裁に関しては今後も試す機会が多いので助かります。


・保護者面談が来週から始まるので、今回の聴き上手になるポイントを想像しながら活かしていきたいです。

7月度テーマ「子供を勇気付けよう/保護者の話の聞き方②」


・保護者面談においては表面に出ている言葉だけではなく、その裏にある真意(含意)を読み取るようにする。


・「ほめること」がモチベーションアップの一つであると思っていましたが、「対等な関係で行うこと」が重要ポイントであるということを伺い、新しい発見でした。


・勇気付けるために対等な立場で共感することの大切さを学びました。


・今回の内容は、勇気付けでやる気や行動を引き出せることが分かりました。褒めてるつもりでも、自分の態度で上から下の目線になれば意味がないことも理解できました。


・結果を褒めるのではなく、プロセスを褒めるということを頭では分かっているつもりでも意外にできていないんじゃないか?ということを再確認できました。


○生徒・保護者対応セミナーの詳細はこちら
http://www.management-brain.com/pro/communication.html

2009年塾人スキルアップセミナー参加者の声抜粋!

塾人スキルアップセミナーは、主に学習塾の新人教師、勤めて数年の教師の方々を対象に学習塾で働くことの意味、基本業務、授業スキルを全7回で学んでいただくセミナーです。講義だけでなく、ワークショップ、模擬授業を取り入れた実践的な場です。

ここでは、塾人スキルアップセミナーご参加いただいている皆様の声を抜粋して掲載いたします。


■5月度テーマ「学習塾仕事、塾人のミッション/学習塾の授業運営」


・生徒に「理解できた」と思える授業を提供するだけでなく、その部分を「ものにしよう」と意識を持ってもらえることも大切だとわかった。これまで漠然とした意識としてあったものの形を得られてすっきりしました。


・教える側が客観的な視点から考察されることにより、普段見えていないものを見ることができたり、気付かないところに気付けた。また、日々の目標設定もすることができた。


・「教育サービス業」というとこれまで漠としたものとしてとらえていましたが、今回でいくらかヴィジョンが明確になった気がしました。


・見えないサービスを、チラシ・ポスティング・面談など、見える形で伝えていかなくてはならないと改めて気付きました。


・(参考になった点)視点が講師から子供を塾に行かせる親の視点に変えさせていただいた点(講師の方の実際のお子様のエピソードなど)。また、ミッションを改めて確認し、その大切さに気付かされた点。


・生徒が期待しているところ、何を見ているのかなど、生徒の側から考えることができました。


・全てを具体化する必要があると感じました。生徒に教える内容から自分の持つ課題まで、一度書き下ろして具体化しようと思います。


・サービスは無形だということに改めて気付けた。どのようなサービスがあるか考えることが、教室を良くしていけることだと思えば、日々、自分のできることが増えると思えた。生徒をどのように変化させられるかを念頭に置いて行動しなくてはと思った。


■6月度テーマ「学習塾のコミュニケーションの実際、生徒対応/学習塾の授業運営」


・生徒の価値観が分かる情報を得るのは割りと得だと思うので自信がつきました。しかし、それをふまえて上で、迎合しないような絶妙な距離感をとれるか不安ではあります。


・受容、共感をぼんやりと理解することはできていたのですが、それを生徒に伝えるということが重要だと気付けました。まだまだ自身がひよっ子なので、やる気をださせるのが難しいと感じてしまうのですが、本日教えて頂いたことを意識したいと思います。


・「叱らないとほめられない」ということはそのとおりだと思いました。私は何でも許しているわけではないですが、大きな声では叱れません。大きな声をだすことだけが能だとは思いませんが、本気で言ってるんだということが伝わるように頑張りたいと思います。


・テストの結果等について悪かった場合についてはプロセスを聞いたりしてきたが、良かった場合には褒めて終わりになってしまっていた。しかし、成功体験の認識を持たせるためにも、良かった場合についても「どんな工夫をしたのか」「何が良かったのか」意識させたいと思いました。


・「やる気を引き出すコミュニケーション」で傾聴スキルのポイントが大変参考になりました。実際に練習して効果を見ることができたので良かったです。校舎にいる先生の中で自分が一番若いので生徒との心の架け橋になる機会は存分に活かしていきたいと感じました。


・子供の心をつかむための工夫が自分にはまだまだ足りないと強く感じましたので、今後の授業には、今回のセミナーの内容をより活かしていきたいと思います。


・今回は、ふだん頭を悩ませている叱り方について具体的に教えていただいたことがとても為になりました。ありがとうございました!!


■7月度テーマ「保護者対応~保護者面談・受付対応/学習塾の授業運営」


・本日これからの保護者面談に使えそうなこととして、目的意識を持った面談、提案できる面談、という考え方は大変参考になりました。


・保護者を「直接顧客」として意識することが、今までできていなかったので、もっと意識しようと思います。また、面談をどのように構成し、どのような話をしたらよいかが、具体的になって大変参考になりました。これっからは「自分を売る」ことをやってみようと思います。


・保護者面談では「自分を売る」ことが最終目標で、その結果、生徒の態度変容につながることを理解することができました。目的を持って面談に臨むことや最後に生徒を褒めることなどポイントを把握していきます。


・通常、自分が授業を受ける機会は全くないので、自分はどうしているか、など比較しながら観察できました。良いポイントを一つでも多く自分の授業に取り入れていきます。


・生徒だけではなく、保護者も直接サービスの対象となるので、その欲求を満たすようにしなければならないという点がとても参考になりました。


・先生が何を考えて授業をしているのかがわかり、自分の疑問が解消した。


・保護者の求めている本質を探るということを考えて、対応していくことの必要性、重要性がよくわかりました。生徒への授業が保護者へ伝わるようにしたいです。

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☆子どもを知ること!☆

◇子どものことを親はよく知っていると思っているが、果たしてそうだろうか。

◇親の前で見せる子どもの顔は、果たして本当の子どもの顔だろうか。友だち
の前で見せる子どもの顔、学校の先生の前で見せる子どもの顔、塾の先生の前
で見せる子どもの顔、近所の人たちの前で見せる子どもの顔、子どもには色々
な顔がある。そのどれもが本当の顔なのだ。

◇だから、私たち親は、子どものどんな顔でも想像がつくように、子どもの
ことを理解しておいたほうがよい。今回は、子どもを理解することについて
考えたい。

◇子どもでも大人でも、相手を理解するというのは、相手の文法(=ものの
考え方、ものの感じ方)を理解することだ。そのためには、相手をしっかり
観察し、相手の好きなことや嫌いなこと、習慣にしていること、思考パターン
や行動パターンを知ることだ。相手に興味関心を持つことだ。

◇たとえば、子どもが、問題を起こしたら、どうしてこんな問題を起こした
のだろうと、興味を持って子どもに聞いてみることだ。叱るために聞くという
よりも、興味を持って聞いた方が良い。その方が、子どもも話しやすくなる。

◇子どもが、友だちと喧嘩したのならば、こんな風に聞いてみるとよい。

 お母さん:B雄君と喧嘩したんだって?
 A君  :そうなんだ。
 お母さん:どうして喧嘩なんかになっちゃったの?
 A君  :B雄が急に殴ってきたんだよ。
 お母さん:なんでB雄君が、殴ってきたの?
 A君  :えっ!知らないよ。
 お母さん:B雄君に殴られる前は、あなたたちは、何をしていたの?
 A君  :別に。ボールを取り合っていたんだ。
 お母さん:そうなんだ。それで、B雄君に殴られたきっかけは、
ボールのことなの?
 A君  :B雄がボールを独り占めにしたから、僕が取り返して、
みんなに渡したんだよ。そうしたら、B雄の奴が、
殴ってきたんだよ。
 お母さん:どうして、あなたは、ボールをみんなに渡したの?
 A君  :え~・・・。だって、ボールでみんなが遊ぼうとしてたんだ。
みんなが困ってから。
 お母さん:そうなんだ。それで殴られたんだ。でも、B雄君にボールで
一緒に遊ぼうって言わなかったの?
 A君  :言ったけど、B雄が、ふてくされてしまったんで、無視して
たんだよ。そうしたら、奴が。

◇A君は、もしかすると正義感の強い子どもかもしれないし、B雄君が
ふてくされた原因がほかにあって、A君はもっと違う側面があるのかも
しれない。どちらにしても会話をしながらA君のものの考え方や感じ方を
知ろうとすることだ。

◇こんな会話の積み重ねが、子どもを知ることになるのだ。興味関心を
もって、子どもと接してみよう。子どもは、それだけでセルフ・エスティーム
が高まるはずだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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小学5年生 Lesson7

夏休みが近づいてきました。「何かがすぐそこまで来ている。」という表現に、“around the corner”という言い方があります。「その角に」という決まり文句です。「夏はすぐそこです。」は“Summer is just around the corner.”と言えます。


◇今回は5年生のLesson 7です。内容は平易です。英語表現も基本的には1セットです。“What’s this?” “It’s a jellyfish.”の組み合わせです。

◇中学生でも最初の段階で登場する表現です。中学校の授業ではWhat’s this? It’s a pen.などと言う表現を指導すると、「何でそんなわかりきったことを言うの?」「見ればわかるだろう。」と考えてしまう生徒が居ます。その通りです。現実に見たことが無いものを示して、「これはいったい何なの?」ということであれば、このような文句も出ないでしょう。それは、児童・生徒がその表現が実際の会話表現として機能していると考えるからです。

小学校英語では特にこのことを踏まえて例を考えましょう。ですからこの表現の導入作業がキーになります。決して機械的に指導しないことです。

≪ステップ1:導入準備≫
生徒が身に着けているものや手にしているものなどで教師には何だかよくわからないもの、また、その逆に教師が持っていて、児童にはわからないだろうと思われるものを用意しましょう。

≪ステップ2:導入≫
(生徒が机の上に〔口紅も模した消しゴム〕を置いていた)
教師:Oh, it’s a nice lip stick, isn’t it? (口紅を塗るまねをする)
児童:(あわてて)No! No!
教師:No? Then, what’s this? What’s this? WHAT is THIS?
(くどいくらいにはっきりと言う)
児童:Eraser. (または「消しゴムだよ」と言ったとしても。)
教師:Wow. Really? It’s an ERASER!
(ここで隣の児童の消しゴムを手にとって)
教師:This is an eraser.(口紅型を指して)Is it an eraser, too? 
(再度その児童に確認を促す。そして消しゴム意外のものを手にして)
教師:Then, what is this?
児童:A notebook.
教師:Yes. That’s right. (何か別のもので)What’s this?
このように続けます。二番目のものからは何でも良いので、10回位質問をして“What’s this?”“It’s a ○○.”を定着させます。

◇英語ノートには、魚や文具などの一部を示している絵が掲載されていますから、それを利用しても良いですが、魚と文具とを一緒に紹介されていて語彙の指導カテゴリーが不鮮明ですから、使うならば魚介類に絞りましょう。

◇また、英語ノートでは魚介類を紹介しながら海星(ヒトデ)などの漢字を紹介して漢字の成り立ちに興味を持たせようという意図があります。これは興味の的がずれる恐れがあるので、この流れからは避けた方が良いでしょう。

◇それよりもヒトデは英語で何というという表現、すなわち、「○○は英語で何と言いますか?」という表現を指導した方が今後の活動に役立ちます。この表現は特に外国人のALTとの活動では有意義です。

≪ステップ3:表現の発展≫
教師:What’s this?(くらげの絵を見せて)
児童:ku-RA-ge??????
教師:How do you say“KURAGE”in English? (児童に促す)
児童:How do you say“KURAGE”in English?
教師:It’ a JELLYFISH. J-E-L-L-Y-F-I-S-H. OK!
児童:Yeah!!!! It’s a jellyfish.


次回は、6年生のLesson 8です。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月03日

この条例にどんな意味があるのか!

【記事】小中学生の携帯所持規制 保護者に努力義務 石川県条例

 朝日新聞(2009年6/29)より以下抜粋

○小中学生に携帯電話を持たせないよう保護者に努力義務を課した石川県の「いしかわ子ども総合条例」の改正案が、29日開かれた6月定例県議会で自民会派などの賛成多数で可決された。県によると、携帯電話の所持を規制する条例は全国で初めて。来年1月から施行される。

○県議会で過半数の自民が中心に準備を進め、他会派とともに今月17日に議員提案した。条例改正案は「保護者は小中学生に、防災、防犯、その他特別な目的の場合を除き、携帯電話を持たせないよう努める」と明記した。罰則規定は設けていない。
 
○文部科学省の昨年12月時点の調査では、全国の小中学校の9割以上が学校への持ち込みを「原則禁止」としている。校内での携帯電話の原則禁止の動きは広く定着しているが、今回は校内外を問わず条例で所持を規制しており、さらに踏み込んだ。
 
○一方、県側も18歳未満が使う携帯電話のフィルタリング機能(有害サイトの閲覧規制)を強化する条例改正案を提案し、全会一致で可決された。携帯電話の事業者に対し販売の際にフィルタリングの目的について文書での説明を求め、希望しない保護者には理由を書面で事業者に提出するよう義務づけた。フィルタリング強化の条例は兵庫県でも7月に施行される。
 
○改正条例には、議員提案と県提案の両案の内容が盛り込まれる。県は保護者や学校関係者への説明会を開き、周知を図る。(菊地直己)


*私からのコメント

◇以前、このメルマガでも、学校への携帯電話の持ち込み禁止は、致し方ないことだと書いたが、それを拡大して日常でも子どもの携帯電話の携帯を禁止するというのは、いかがなものだろうか。


◇こんな余計なお世話を私たちは、受け入れないようにしたほうがよい。それよりは、子どもを一人前の大人にする義務を親に再認識してもらう方がよっぽど重要なことだ。


◇携帯電話の功罪で言えば、子どもにとっては功よりは、罪のほうが大きいかもしれない。携帯電話の罪は、学校裏サイトやメール依存症に見られる子どもと子どもの問題よりは、子どもと大人の問題の方が大きいのではないだろうか。


◇そうだとすれば、大人のモラルの問題を抜きにして子どもの携帯電話の日常における不携帯の努力は、強いられる筋合いではないはずだ。ましてや、子どもは、そのうち大人になる身だ。携帯電話の使用に関する教育は、どうすると言うのだろうか。


◇子どものうちは、不携帯を強いて、大人になったら、ご自由にどうぞ!というのでは、携帯電話のモラルは、確立できはしないだろう。今の大人と同じような人間を再生産するだけだ。


◇こんな条例を出すよりは、子どもを一人前の大人にする義務をもう一度、親も地域も再認識できるような仕組みを考えることだ。そのほうが、よっぽど子どもが、携帯電話がらみの犯罪に巻き込まれなくていいように思う。皆さんは、この条例をどう思うだろうか。

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 ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月02日

小学6年生 Lesson7-2

あっと言う間に7月です。日本では夏真っ盛りです。日本の夏、特に関東以南の夏は暑いというより、蒸し暑いと言えます。「蒸し暑い」を英語で表現すると“humid”と言います。「蒸し暑くて参ってしまうよ。」は“Humidity really gets me.”です。皆さん、蒸し暑さに負けずに英語活動を楽しみましょう。あと一分張りで夏休みです。


今回は「自分の一日を紹介しよう」のパート2です。アクティビティを1つご紹介します。

◇前号では、一日の行動に関する様々な語彙と表現を絵カードを用いて児童に指導をするというところまで進みました。さらに、世界の時刻を時計を用いて指導しましょうということもお伝えしました。

◇余談ですが、ある小学校の先生が、小学校2年生の算数で時計を紹介するのですが、アナログの時計が読めない児童が多いとお嘆きでした。このメールマガジンの読者の中に幼少のお子さまをお持ちの方がいらっしゃいましたら英語以前に次の習慣づけをお願いします。

①家の時計はアナログ時計にする。
②日常生活に時に関する話題を盛り込む。
<会話例>
「あの長い針が一番上まできたら、おやつにしましょうね」など。
「細くて長くて一番速く動いている針がもう一回ぐるっと回ったら、お風呂に入ろうね。」などのようにするのです。

余談なのですが、日常生活に言語と親子の会話も盛り込むことは、語学の基盤を作る上で非常に大切なことです。


≪ステップ1:伝言ゲーム≫
道具:時計または時刻を描いた絵カード
種別:グループ対抗ゲーム

◇5名から10名程度のグループを作る。対抗ゲームの開始。

◇グループの一名が例えば午前7時の絵カード(または時計)を隣の児童に示して、I wake( get ) up at seven. または、At seven. I wake ( get ) up. と宣言します。

◇隣の児童へバトンタッチ。隣の児童は違う時刻を示して、違う事柄を言います。その繰り返しで最後まで行きます。速く最後まで行ったチームが勝ちです。

◇レベルを上げると、最後の児童がその前の児童が示した時刻と行動を言います。最後まで行って、最初の児童に戻ってきたらゴールインです。


≪ステップ2:実際会話例≫
児童A:At seven. I get up. Your turn, “B”. ( It’s your turn, “B”.)
児童B:At eight. I go to school. Your turn, “C”.
児童C:At eight-thirty. I have a math class. It’s your turn,“D”.
………↓↓
最後まで行って戻る場面での会話
児童F:It’s ten at night. “E”goes to bed. All right?
児童E:That’s right. It’s nine. “G”takes a bath. All right?
児童G:Yes. It’s four. “H”goes to Jyuku.
……という具合です。

◇かなりレベルが高いアクティビティですが、トライしてみてください。児童は大人が思う以上に、負けず嫌いで、競うことが好きです。そして、「あと一歩」で手が届きそうなものには手に入れようと努力します。チャレンジをさせてください。


次回は、5年生のLesson 8

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年07月01日

「ひと言」(前編)

図抜けてできたというわけではない。ただ、ちょっとはできた。できる子
が三人ぐらいいて、その次ぐらいだったように思う。僕の小学校の頃の勉
強の話だ。

以前にも書いたが、小学5,6年ときの担任の先生は、体操の国体選手に
もなった体育会系の先生だった。生徒への指導も思いっきり体育会系だっ
た。


おそらく今なら大問題になっているようなことが日常的に行われていた。


忘れ物をして、授業を受けさせてもらえず廊下で正座させられた。ときに
渡り廊下の凸凹のコンクリートで正座させられたこともあった。


日記を書かなくて、書いていない日数の10日間分、10発平手で頬を叩
かれた。


先生に逆らって、廊下に机を出され、給食を1週間食べさせてもらえなか
った奴や、ゴミ箱を頭からかぶせられ、教室の後ろに立たされた奴もいた。


もっとも、宿題も忘れず、掃除もさぼらない人たちもたくさんいたわけで、
そういう仕打ちを受けたのは、自分のだらしない性格のせいではあり、ま
た、それでも最後まで、だらしないのは変わらなかったのだから、僕も本
当にしょうがない子供だった。


卒業式の日、先生は号泣していた。クラスのみんなも泣いていた。先生に
叩かれて何度も泣いていた僕だが、そんなみんなの姿を見て、その日だけ
はなぜか泣かなかった。「おぉ、みんな泣いてるよ!」と思ったのをよく
覚えている。


さて、卒業式を数日後に控えたホームルーム。先生が一人ひとりにみんな
の前でメッセージをくれた。そのひと言が今でも忘れられない。


○次回へ続く。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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