小学5年生 Lesson7
夏休みが近づいてきました。「何かがすぐそこまで来ている。」という表現に、“around the corner”という言い方があります。「その角に」という決まり文句です。「夏はすぐそこです。」は“Summer is just around the corner.”と言えます。
◇今回は5年生のLesson 7です。内容は平易です。英語表現も基本的には1セットです。“What’s this?” “It’s a jellyfish.”の組み合わせです。
◇中学生でも最初の段階で登場する表現です。中学校の授業ではWhat’s this? It’s a pen.などと言う表現を指導すると、「何でそんなわかりきったことを言うの?」「見ればわかるだろう。」と考えてしまう生徒が居ます。その通りです。現実に見たことが無いものを示して、「これはいったい何なの?」ということであれば、このような文句も出ないでしょう。それは、児童・生徒がその表現が実際の会話表現として機能していると考えるからです。
小学校英語では特にこのことを踏まえて例を考えましょう。ですからこの表現の導入作業がキーになります。決して機械的に指導しないことです。
≪ステップ1:導入準備≫
生徒が身に着けているものや手にしているものなどで教師には何だかよくわからないもの、また、その逆に教師が持っていて、児童にはわからないだろうと思われるものを用意しましょう。
≪ステップ2:導入≫
(生徒が机の上に〔口紅も模した消しゴム〕を置いていた)
教師:Oh, it’s a nice lip stick, isn’t it? (口紅を塗るまねをする)
児童:(あわてて)No! No!
教師:No? Then, what’s this? What’s this? WHAT is THIS?
(くどいくらいにはっきりと言う)
児童:Eraser. (または「消しゴムだよ」と言ったとしても。)
教師:Wow. Really? It’s an ERASER!
(ここで隣の児童の消しゴムを手にとって)
教師:This is an eraser.(口紅型を指して)Is it an eraser, too?
(再度その児童に確認を促す。そして消しゴム意外のものを手にして)
教師:Then, what is this?
児童:A notebook.
教師:Yes. That’s right. (何か別のもので)What’s this?
このように続けます。二番目のものからは何でも良いので、10回位質問をして“What’s this?”“It’s a ○○.”を定着させます。
◇英語ノートには、魚や文具などの一部を示している絵が掲載されていますから、それを利用しても良いですが、魚と文具とを一緒に紹介されていて語彙の指導カテゴリーが不鮮明ですから、使うならば魚介類に絞りましょう。
◇また、英語ノートでは魚介類を紹介しながら海星(ヒトデ)などの漢字を紹介して漢字の成り立ちに興味を持たせようという意図があります。これは興味の的がずれる恐れがあるので、この流れからは避けた方が良いでしょう。
◇それよりもヒトデは英語で何というという表現、すなわち、「○○は英語で何と言いますか?」という表現を指導した方が今後の活動に役立ちます。この表現は特に外国人のALTとの活動では有意義です。
≪ステップ3:表現の発展≫
教師:What’s this?(くらげの絵を見せて)
児童:ku-RA-ge??????
教師:How do you say“KURAGE”in English? (児童に促す)
児童:How do you say“KURAGE”in English?
教師:It’ a JELLYFISH. J-E-L-L-Y-F-I-S-H. OK!
児童:Yeah!!!! It’s a jellyfish.
次回は、6年生のLesson 8です。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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