☆子どもを知ること!☆
◇子どものことを親はよく知っていると思っているが、果たしてそうだろうか。
◇親の前で見せる子どもの顔は、果たして本当の子どもの顔だろうか。友だち
の前で見せる子どもの顔、学校の先生の前で見せる子どもの顔、塾の先生の前
で見せる子どもの顔、近所の人たちの前で見せる子どもの顔、子どもには色々
な顔がある。そのどれもが本当の顔なのだ。
◇だから、私たち親は、子どものどんな顔でも想像がつくように、子どもの
ことを理解しておいたほうがよい。今回は、子どもを理解することについて
考えたい。
◇子どもでも大人でも、相手を理解するというのは、相手の文法(=ものの
考え方、ものの感じ方)を理解することだ。そのためには、相手をしっかり
観察し、相手の好きなことや嫌いなこと、習慣にしていること、思考パターン
や行動パターンを知ることだ。相手に興味関心を持つことだ。
◇たとえば、子どもが、問題を起こしたら、どうしてこんな問題を起こした
のだろうと、興味を持って子どもに聞いてみることだ。叱るために聞くという
よりも、興味を持って聞いた方が良い。その方が、子どもも話しやすくなる。
◇子どもが、友だちと喧嘩したのならば、こんな風に聞いてみるとよい。
お母さん:B雄君と喧嘩したんだって?
A君 :そうなんだ。
お母さん:どうして喧嘩なんかになっちゃったの?
A君 :B雄が急に殴ってきたんだよ。
お母さん:なんでB雄君が、殴ってきたの?
A君 :えっ!知らないよ。
お母さん:B雄君に殴られる前は、あなたたちは、何をしていたの?
A君 :別に。ボールを取り合っていたんだ。
お母さん:そうなんだ。それで、B雄君に殴られたきっかけは、
ボールのことなの?
A君 :B雄がボールを独り占めにしたから、僕が取り返して、
みんなに渡したんだよ。そうしたら、B雄の奴が、
殴ってきたんだよ。
お母さん:どうして、あなたは、ボールをみんなに渡したの?
A君 :え~・・・。だって、ボールでみんなが遊ぼうとしてたんだ。
みんなが困ってから。
お母さん:そうなんだ。それで殴られたんだ。でも、B雄君にボールで
一緒に遊ぼうって言わなかったの?
A君 :言ったけど、B雄が、ふてくされてしまったんで、無視して
たんだよ。そうしたら、奴が。
◇A君は、もしかすると正義感の強い子どもかもしれないし、B雄君が
ふてくされた原因がほかにあって、A君はもっと違う側面があるのかも
しれない。どちらにしても会話をしながらA君のものの考え方や感じ方を
知ろうとすることだ。
◇こんな会話の積み重ねが、子どもを知ることになるのだ。興味関心を
もって、子どもと接してみよう。子どもは、それだけでセルフ・エスティーム
が高まるはずだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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