「娘とお父さん」
前々から、疑問に思っていたことがある。どうして、あんなにまで「頑な」
なのだろう。過日、テレビを見ていて、偶然、その場面に出くわした。
あるバラエティ番組だったと思うのだが、ある男の子が、付き合っている
彼女のお父さんに挨拶をしにいくというドキュメントをやっていた。二人
とも大学生だったと思う。別に今すぐ結婚するわけでもないのだが、きっ
ちり挨拶したいというなかなか男気のある「カレ」だと思う。
ところが、こういう話にはお決まりの、お父さんがかなりの強敵だ。娘が
男と付き合うのがどうも納得いかない。面白くない。
ただ、最後は、「付き合うんだったら、いい加減なことしないで、最後ま
でしっかり面倒みてください」みたいなニュアンスでカレのことを認めた
お父さん。
こんな真面目なカレなら全然問題ないのになぁ、そんな抵抗あるものなの
かなぁ、と思った僕はきっと当事者じゃないからだろう。
1歳になるとっても可愛い娘さんをお持ちの知人がいる。そのお父さんだ
が、「『娘さんをください』って男が来たらどうしよう、ゼッタイ断るな」
なんて、今から言っている。もちろん冗談なのだが、言葉の端々から、冗
談ばかりでないものが伝わってくるから面白い。
で、お父さんたちへの疑問。娘さんがいらっしゃるということは、当然、
結婚してらっしゃるわけで、結婚まではお付き合いの期間があったわけで。
つまり、自分だって、「カノジョ」のお父さんにいい顔されなかったり、
「お前なんかに娘はやれん!」なんて言われたことだってある人もいるは
ず。目の前の娘のカレシは、かつての自分だったりするわけだ。
それなのに、娘の「カレシ」というだけで拒絶反応を起こすのだろう。も
ちろん、とんでもない男もいるだろう。それならばしょうがない。でも、
そんな若い男たちばかりではないのも事実だ。自分だって通ってきた道。
もっとおおらかになってもいいんじゃないかと。
以上が、前々から感じていた疑問だ。でも、と思う。こんなこと言ってる
ヤツが一番、頑固オヤジになったりするんだろうな。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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