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2009年09月30日

「頑張れ!」

教師なら、いや、教師でなくても、口癖のようになってしまっている言葉
「頑張れ!」。

生徒を励ましたり、勇気付けたりするときに、必ずと言っていいほど「頑
張れ!」と言った。


しかし、今なら思う。「頑張れ!」って言われて頑張れる生徒と、そうでな
い生徒がいるってことを。「これ以上、何をどう頑張るんだよ!」と心の中
で叫んでいた生徒だってたくさんいただろう。


一つ、ある思い出がある。


漢字練習帳を毎回、チェックしていたのだが、ある小学6年生の女の子の
ノートが本当に一生懸命練習してあって、「テストで満点取るぞ!」とい
う意気込みがビンビン伝わってきた。


それを見て僕がそのノートに書いたひと言は「頑張ってるね」。


「これからもこの調子で頑張ろう!」なんて書いていたのだが、そのとき
は、その生徒の努力を心の底から認めてあげたかったのだろう。


「わっ、『頑張ってるね』って書いてある!」とその子は、赤字で書かれた
短いフレーズに笑顔になった。


頑張ってる人、これ以上頑張らなくてもいい人。そういう人もいるんだろ
うなと感じる昨今。


「頑張れ!」は「頑張れない」かもしれない。

2009年09月29日

☆やりたくないことをどうするか!☆

◇最近の親と昔の親の違いは、子どもに対しての強制力にあるかも
しれない。今の親は、極力強制力を子どもに行使して何かをやらせるのを
避ける。子どもが嫌だといえば、嫌なものをしても仕方がないということ
で、それ以上は、強制しない。

◇最近の親は、随分と物分りがよくなった。昔の親は、子どもが嫌だと
言っても、親がやらなくてはならないと思うものは、無理やりにでもやら
せた。随分と強引に子どもに色々なことをやらせていたように思う。

◇この育て方の違いは、人生に対しての障害物を用意するかしないかと
いうことだ。子どもに対して親がある種の障害物になって、人生には
やりたくないこともやらないといけない時があるんだと学ぶ機会になるか
ならないかだ。私は、子育ては、社会に出てからの生き方、歩き方を
教えることだと思っているので、このことは大切なことだと思う。

お母さん:宿題やったの?
 A君 :え~・・・。まだだよ。
お母さん:いつやるの?
 A君 :え~・・・。やりたくないなあ?
お母さん:そうなんだ。やりたくないんだ。
 A君 :やらなくていいかな。
お母さん:先生と約束していなければやらなくていいじゃない。
 A君 :約束してないよ。勝手に先生が宿題出したんだから。
お母さん:出した時に、「僕はやってきません!」って宣言したんでしょ。
 A君 :えっ!するわけないじゃん。
お母さん:じゃあ、約束したのと同じだよね。学校の宿題は、そういう
もので、あなたは、今までそうやって、宿題をやってきたんだから。
 A君 :え~・・・。やりたくないなあ。
お母さん:約束は守る!ということで、宿題はやる。どうしてもやりたく
なければ、その理由をお母さんに話す。その理由に約束を破ってもいい
だけの理由があれば、その時は、やらなくてもいい。そういうこと。
 A君 :分かったよ。やればいいんだろう。
お母さん:そうやればいいのよ。約束は、簡単に破っちゃ駄目なのよ。
今度から、学校で、宿題が出されたら、「僕はやりません!」って、
宣言してきなさい。そうすれば、お母さんは、何も言わないわ。
 A君 :・・・。

◇こんなお母さんがいたらちょっと怖いかもしれないが、たまには毅然と
した態度で、接することが大切だ。駄目なものは駄目!を子どもに
分からせることが非常に重要なことなのだ。

2009年09月28日

■ 成長の第一歩 ■

◇公園で、小さな子供が小さな自転車と格闘していました。親に支え
られながら、一生懸命自転車に乗れるように練習をしているのです。

◇誰でも、生まれたときから自転車に乗れたわけではありません。
多かれ少なかれ練習をして技術を獲得しています。

◇大人になったから乗れるものではありません。そもそも、自転車に
乗りたいと思わなければ、練習などしませんから、乗れるようには
なりません。これは、どんな技術の獲得にも言えることです。

◇私たちが、新しい技術を身につけるためには、まず身につけたいと
いう思いがなければ始まりません。

◇子供のころであれば、お兄ちゃん、お姉ちゃん、親のように・・・
もう少し成長すれば、先輩や先生のように・・・
更に成長すれば、先輩、上司、師匠のように・・・
究極は、自分が理想(歴史上の偉人、ヒーロー)と思う姿になれる
ように・・・

◇自分は完璧だ!何も新しい技術を身につける必要がない。と思い込
んでいる状態を無意識的無能状態といいます。この状態にあれば、
自分自身はもしかしたら幸せかもしれません。しかし、自分の潜在的な
能力を封印してしまっているかもしれませんし、知らず知らずのうちに、
他人に迷惑をかけているかもしれない。

◇無意識的無能状態を脱して可能性を広げるには、まずは意識的無能
状態にならなければなりません。これは、ある分野において自分が
未熟であると知っている状態です。

◇無能であることを自覚するからこそ、私たちは新しい知識や技術を
身につけて無能を克服し、望む姿を獲得する機会となるのです。

◇無能は、絶望ではなく、むしろ希望なのです。

◇あなたがありたい姿から逆算して、どんな無能を意識していますか?
意識が私たちの成長の第一歩ですから。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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長い間、冷房付けから自然の風がすがすがしい季節になってきました。
連休はいかがでしたか?連休が終わったと思ったら、今日は週末です。
町では、運動会花盛り。子供たちの元気な姿が秋のすがすがしさを増幅
させてくれます。

2009年09月25日

教育は政治的に中立ではいられない!

【記事】歴史教科書で意見応酬…横浜市議会

読売新聞(2009年9/17)より以下抜粋

○神奈川県横浜市教育委員会が「新しい歴史教科書をつくる会」のメン
バーらが執筆した「新編 新しい歴史教科書」(自由社)を一部の市立
中学校で2010、11年度に使用する歴史教科書に採択したことにつ
いて、15日の市議会定例会の一般質問で、市議から批判的な意見が相
次いだ。林文子市長は「教科書採択は教育委員会の権限」と答弁した。

○民主党の五十嵐節馬市議は、「なぜ、強引に採択したのか理解できな
い。教科書の採択をやりなおすべきだ」とただした。
 
○共産党の大貫憲夫市議は「来年、アジア太平洋経済協力会議
(APEC)を開催する横浜にふさわしくない」と訴えた。一方、自民
党の黒川勝市議は「教科書の採択は、政治の影響の外に存在する教育委
員会が決めるものであり、政治の場での議論にはそぐわない」と述べた。
 
○田村幸久教育長は「採択後には市内のみならず、全国から抗議や激励
を数多く受けた」と話した。
 
○この教科書は、市教委が8月4日の定例会で、市内全18区のうち
港北、青葉など8区の市立中学校で使用することを採択している。

*私からのコメント

◇横浜市の教科書採択については以前にも触れたが、今回は、この記事
の中の自民党市議の発言を取り上げたい。記事の中の「教科書の採択は、
政治の影響の外に存在する教育委員会が決めるものであり、政治の場で
の議論にはそぐわない」という発言だ。

◇なぜ、この発言を取り上げるかと言うと、教科書採択問題は、はたし
て政治から中立的な問題なのかという点。さらに、教育内容は、政治か
ら中立的になりえるのかという問題を考えたいからだ。

◇横浜市の今回の教科書採択問題は、もともと中立的なものではなかっ
た。十分に、前市長の中田氏の政治的な姿勢が影響を与えていた。だか
らこそ、今回、市議会で質問等が出たのだ。このことを先の発言は隠ぺ
いするものに感じられる。正直に政治の場で教育を議論すればよいのだ。

◇国の政治体制からは中立であるべき教育だが、その形成過程では、ど
うしても政治的な影響を抜きにはできないのだ。都合よく、理想主義を
持ちだして、政治的な意図を隠ぺいする必要はないのだ。それよりは、
教育内容を公開の場で議論して、国民にも情報をしっかり流すべきだ。

◇学校制度は、国家のイデオロギー装置だと言われてもう40年近くが
立つのだ。教育が政治的に中立ではありえない現状がある。その現状を
覆い隠す議論よりは、そういう現状があることを知って、その限りにお
いて、教育を政治から中立的なものに出来るかを考えたほうがよいのだ。

◇国家体制に影響されない教育なんてないのだ。そのことを私たちは、
知って、その認識の上で教育を議論することだ。教育について綺麗事を
言っている政治には気をつけることだ。私たちは、2002年の教育改
革でそのことを経験しているのだから。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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高学年生指導の実際-3

◇「天使にラブソングを:Sister Act」という英語をご存知でしょうか。
Whoopi Goldberg主演の映画です。そして続編の「天使にラブソング2:
Sister Act 2」(こちらには歌手のLauryn Hillが出演)も合わせて一度
ご覧ください。歌を歌う楽しさと聖歌でもこんなに楽しくなるのかという
驚きを知ることができると思います。参考になります。

◇今回は教室にあるものを利用して、英語の語彙と表現を覚える
アクティビティを紹介しましょう。

◇英語ノートとの関連では小5のレッスン7のWhat's this? や小6の
レッスン7など物の名前や動作を学ぶ単元ではどこでも利用可能です。
また、児童の日常生活にもとても密着しているものです。

◇さて、教室に見えるものを何でも想像してください。それを使って指導
をしてみましょう。何にしますか。そうですね黒板消しにしましょうか。

◇黒板消しを児童に見せて
教師:What's this?
児童:(簡単だぜ)It's an eraser? 
ここでa eraserとかeraserというミスをしたら、その瞬間に修正して
ください。
教師:What's this shape? と言って指でなぞりながら平面での長方形部
分を見せます。
児童:????
教師:It's a rectangle.
児童:It's a rectangle.
教師:Is this part soft or hard? と言って黒板を拭き取る部分を指す。
児童:It's soft.
教師:That's right. Then, what color is this soft part?
児童:It's blue.
教師:Exactly. Then, what color is this part? と言って背中の部分
を指す。
児童:It's orange.
教師:Absolutely. Then what do you do with this tool?
児童:????
教師:We can wipe(clean) the blackboard.
児童:Ah! We can wipe(clean) the blackboard.
教師:What do you do after wiping(cleaning)?
児童:Hit the eraser.
教師:Hit???? "Hit"is doing like this. と言って黒板消しで自分
の頭を叩くまねをする。児童の意図は黒板消しをはたいてきれいにする
ことだとわかっているので、We clean the eraser.
児童:Oh! We clean the eraser.
教師:Then what do you use to clean the room? と話を発展させる。
児童:Mmm. We use a mop.
教師:Yes, that's right. We use mops. And what do you call this? 
と言ってほうきの絵を描く。
児童:A bloom.
教師:What can(do)you do with a bloom.
児童:???
教師:We(can)sweep the floor.
児童:We(can)sweep the floor.
教師:Could you bring me a bloom? (Go and get a bloom.
And bring it here, please.)
このような一連の対話と通して、What do you do with it?というのを
教えます。後は生徒同士(グループ活動)で文房具や、教科書や何でも
身の回りに彼らが持っているものや見つけられるものを持ち出して相互
に質問をし合うことができます。

◇さて、このアクティビティが進行しているときに児童にとっての目的
は何でしょう?英語の単語を覚えることでしたか?それだけでは
ありません。その道具を使って何ができるのか、どんな機能があるのかを
考えることでした。

◇そして、回答をするときに使われた言語が日本語ではなくて英語だった
ということです。英語がコミュニケーションの手段としてきちんと機能
したのです。そのことに児童が気づくことはとても大切です。

◇しかも出題者は回答を出しにくいものを懸命に探すようになります。
自分は知っていて、相手が知らないことを問題にすることは快感に近い
ものがありますね。英語を学ぶことではなく、相手が答えにくい問題を
だすために英語を考える行為をするので、相当な力がつきます。
もちろん、5、6年生の知的好奇心をくすぐっているのです。

さらにこんな表現も教えてしまいましょう。You know what?
(ねえ知ってる?)という表現です。

児童A:You know what?
児童B:What?
児童A:This is a pencil. What can you do with this?
児童B:We can write.
児童A:Boo. I can pick my nose.
児童B:No, way!
ここまできたら相当なものですが、可能性はあります。チャレンジして
ください。

「野球少年」(後編)

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○前回のあらすじ

イチロー選手の9年連続200本安打のメジャーリーグ新記録達成のこ
とだ。

記録達成のおかげで、改めて、イチロー選手についていろんな逸話が紹
介されている。その中で、とても興味深く、超一流の思考について感動
した話があった。

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僕は、野球少年としては、極めて「ダメ」な部類だった。バットにボー
ルが当たることは稀で、たまに奇跡的にバットとボールが出くわし、コ
ロコロボールが転がってゆくと、心の中で必ずこう叫んだ。

「抜けろっ!」

それがフライのときは、「落とせ!」とか「落ちろ!」だった。


こんな少年と比べて申し訳ないが、これが高校野球であったり、プロ野
球であっても、打者にとってヒットが欲しいという気持ちは同じであろ
う。「抜けろ!」とか「落ちろ!」とか「捕るな!」とか思って当然だ
ろう。


で、イチロー選手。彼は打った瞬間、

「捕れ!」

と思うとのこと。普通とは全く逆の思考である。


どうして、この話に僕が非常に感動したのか。実は、これと全く同じ思
考の超一流選手の話を聞いたことがあるからだ。


その選手の名は、タイガー・ウッズ。ゴルフに疎い僕であってもその名
を知っているくらい、凄い選手だ。


彼の思考はこうだ。


例えば、首位争いをしている相手のパット。コンと打って、カップに向
かってゴルフボールがコロコロと転がる。


さて、普通なら、その状況でどのように思うか。おそらく、「入るな!」
と心の中で叫んでもおかしくはないだろう。その一打が、自分が首位に
立つかどうかを左右するのだから。


ところが、タイガー・ウッズは、その状況でこう念じるそうだ。

「入れ!」と。


イチロー選手と全く同じなのがお分かりいただけるだろう。自分の打球
を「捕れ!」と思い、相手のパットを「入れ!」と念じる。


「捕れ!」と思って、相手が捕球する。「入れ!」と念じて、相手のパ
ットがカップに入る。


一方、「捕るな!」と思って相手が捕球する。「入るな!」と念じて、
相手のパットがカップに入る。


前者と後者。プレーする際の精神的差はどれほどだろうか。


僕が感動したこの話。誰かに聞いてもらいたくて、このメルマガに書い
てしまいました!

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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☆子どもの価値観にアクセスする!☆

◇私たち親は、子どもを分身だと思ってしまうところがあるから、自分と子
どもの価値観は同じものだと思ってしまう。しかし、子どもは子どもなりの
価値観を徐々に形成していくものだ。親の影響は当然あるし、親と同じよう
な価値観を持つが、だからと言って全く同じというわけではないのだ。

◇だから、私たち親は子どもの価値観をできるだけ知ろうとすることが重要
になる。子どもを受容するということは、子どもの価値観を受容するという
ことだ。子どもが、親は自分を受容してくれていると実感できれば、セルフ
・エスティームが向上する。ぜひ、子どもの価値観を知るように努力してみ
よう。

お母さん:最近何をやっているのが、一番楽しいの?
 A君 :え~・・・。何だろうな?
お母さん:昔は、野球をしているのが、一番楽しいって言ってたじゃない。
 A君 :そうだね。今は野球じゃないね。何だろう?
お母さん:お母さんから見ると、サッカーの話をしている時が、A君は楽し
いそうだけど。
 A君 :そうだね。最近は、サッカーかな。
お母さん:なんで野球からサッカーに変わったの?
 A君 :なんだろうな。サッカーは、ボールの流れで自分がどんどん動か
なきゃいけないでしょ。野球は何か待っているのがつまんなくな
っちゃったんだよね。
お母さん:そうか。A君は、自分で積極的に動きたいんだね。
 A君 :まあね。

◇以前の趣味が、永遠と続くことはないから、子どもの趣味を関心を持って
知っていこう。そうすることが、子どもの価値観を知る手立てとなる。ぜひ、
子どもの価値観に関心を持って子どもと接してほしい。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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■ 決断 ■

◇子育て中において、子供が親にさまざまな要求をしてきます。
忙しいときの常套句が「後でね。」たいていの場合、この言葉は子供に
通用しないことが多いので、よく私は、「いつ」なのかはっきり伝えま
しょうと、お伝えしています。何時だとか何分後とか長い針が6を指し
たらとか・・・

◇子供たちは、「後でね」の言葉を疑っているのです。「後でね」は、自分
たちの要求を親が反故にすることをうすうす察しているのです。


◇ところで、私たちは、自分の決断においてもよく「後でやる」とか
「よく考えてからやる」言う言葉を内言(心の中の言葉)や実際に口に
することが多々あります。文字通りの意味は「今は手をつけないが後で
する。」ということですね。

さて、あなたは、どれくらい後でやっているでしょうか。

◇「後で」と言った途端に忘れてしまうことも多々あります。
これは時間が経って忘れるということもありますが、「後で」を
「やらない!」という意味で使うことと混同してしまうからではないで
しょうか。


◇「後でやると言いながらやっていないじゃないか!?」と他者に
指摘されて、いやな思いをした経験をお持ちではないでしょうか。
「最初からやる気はなかったのに・・・。」
あいまいな「後で」は人間関係も悪くしてしまうこともあります。

◇そして、他人を裏切ること以上に、自分自身に決断を曖昧にして
いるところに「後で」の大きな問題があります。後でやるということ
で、安心して、大切なことを先延ばししていることも考えられるから
です。

◇今、やりたくないのなら、「今はやらない!」と決断するか、本当に
やる気があるなら「何月何日にやる!」というように期日を決めると、
忘れないようにメモしておこうという行動も生まれます。

◇それでも「後で」にこだわる人には、
「何があれば決断できますか?」
「今すぐ行動にするために足りないものは何ですか?」
「今は何に専念しますか?」と
問うってみましょう。

大切なことを先延ばしする癖から脱することができるようになりますよ。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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今日からシルバーウィークのスタートです。
21日が敬老の日、23日が秋分の日です。22日は連休の谷間の国民の休日
と土曜日、日曜日のコラボレーションによるものです。
連休として楽しむもよし、一日一日の意味を感じながら過ごすもよし。
良い休日をお過ごしください。

2009年09月20日

9月15日号 個別指導教室の授業改善策

◆目次

■巻頭所感                 
■Pick Up教育ニュース&ポイント             
■達人の小技:授業中のモチベーション向上                    
■MBA特集:個別指導教室の授業改善策                      
■塾運営成功事例:イベントをやってみよう!
■誌上セミナーレポート:生徒が集まるチラシ作り(東京)より  
~質疑応答から 

「塾経営サクセスネットMBA」146号を皆様にお届けします。
 
 今号の特集は、「個別指導教室の授業改善策」です。個別指導は過当競争
の時代に入ってきましたが、形態の魅力をさらに高めるために、個人に対す
る密着度合いをどんどん増すことが重要です。そして、集団指導に負けない
授業力が必要になってきました。

 今号の特集は、個別指導における授業の基本形を提示していますが、これ
は、講師間格差を解消することが個別指導にとっては重要なことであるから
です。規律ある個別指導教室になってはじめて、学習環境が整備され、授業
における緊張感が出、そして成績が向上するのです。そのための基礎的な解
説を今号では行ないました。ぜひ、特集を参考に貴塾の個別指導の状況をチ
ェックしてください。

 また今号の「塾運営成功事例」では、イベントに関するものを取り上げま
した。イベントの重要性は、言うまでもありませんが、他塾の成功事例を刺
激として、貴塾でも優れた実践例を挙げてください。

 また誌上セミナーレポートでは、セミナーでの質疑応答が抜粋されていま
す。大変珍しいレポートです。ぜひ、お目をお通しください。ヒントになる
部分もあるかと思います。

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

2009年09月18日

日本の教育をどうするのか?

【記事】家計負担、高等教育で突出 OECD調査

 朝日新聞(2009年9/14)より以下抜粋

○教育への日本の公的支出は、28カ国中27番目――。8日発表された
経済協力開発機構(OECD)の09年版「図表でみる教育」は、日本の
教育に対する公的支出の水準の低さと、家計負担の大きさを、あらためて
浮き彫りにした。一方で、進学率の高さなどの教育成果を評価する項目も
あった。

○日本で06年に、国や地方自治体の予算から教育機関に出された公的支
出の割合は、国内総生産(GDP)比3.3%で、トルコの2.7%に次
いで低かった。00年以降の日本は、最下位か、下から2番目に定着して
しまった感がある。

○一方で、教育支出に占める私費負担の割合は33.3%で、OECD平
均の15.3%を大幅に上回って最高水準だった。特に、家計負担の割合
が21.8%と、韓国に次いで高く、他国を大きく上回った。その割合は、
就学前(38.3%)と、大学などの高等教育(51.4%)が突出。高
等教育において、日本は「授業料が高く、奨学金などの学生支援態勢が比
較的整備されていない国々」のグループに分類された。

○結果を聞いた塩谷文科相は「日本の教育費は家計に『おんぶにだっこ』
してきた。教育の必要性を訴えてきたが、財政の問題が一番大きい。忸怩
(じくじ)たる思いだ」と述べた。

○報告書の中には、日本の教育への参加率や成果を評価する項目もあった。

○07年の高校の卒業率は93%で、OECD各国平均の82%を大きく
上回り、ドイツ、フィンランド、ギリシャに次ぐ4位だった。男子と女子
の卒業率の差は2%で、各国平均の9%より小さいことも特徴になってい
る。大学・短大などへの進学率は76%で、平均の71%を上回った。4
歳以下の児童の在学率も平均より高い。

○15歳児を対象にした06年の「生徒の学習到達度調査」(PISA)
で、経済・社会的背景に恵まれない生徒が「成績優秀者」に占める割合は
34.9%。比較できるデータがある28カ国中、ポーランドに次いで高
い水準だった。

○また、日本の先生の授業時間は小、中、高校の各段階で平均時間より短
いものの、勤務時間は1960時間(07年)とデータがある17カ国中
で最も長かった。小学校の学級規模は1クラス28.2人と、平均
(21.4人)よりも多く、この傾向をOECDの分析担当者は「日本の
教育は、1クラス当たりの子どもの数が多いため、教育予算を抑えること
ができている」としている。

○また、民主党が公約で、先生の数を増やして、少人数学級を進める方針
を打ち出していることについて、分析担当者は「方向性としては正しい」
と指摘している。

*私からのコメント

◇日本の教育は、大きな岐路に立たされている。従来通りのマスプロダク
ト型の教育でいくのか、少人数制のパーソナル型の教育でいくのか、大き
な分かれ目に来ている。

教育立国を成し遂げてきた日本は、ある種成功体験があるから、なかなか
従来型の教育から抜けきれない部分もあるが、21世紀になってもう一度
日本の教育の形を考えるべきだ。今回の記事は、そういう側面からして、
参考になる。

◇また、教育の私事性の問題が、大きく私たちの教育に影を落としている
が、私事性の問題の出所がこの記事からよくわかる。それは、日本の教育
が家計の負担に負っているということだ。多分、韓国も教育の私事性の問
題を抱えていることだろう。

自分のためだけの勉強という感覚は、個人的な家計からの教育投資によっ
て、どんどん増していくものだ。公的資金をどう教育に使うのか、教育を
受けた結果をどう社会に還元していくのか、そういう議論が日本の中で
もっと活発にされてもいいように私は思うがどうだろうか。


2009年09月17日

高学年生指導の実際-2

先週号で牡蠣を話題にしましたが、ディズニー映画「不思議の国のアリス
"Alice in Wonderland"」に "The Walrus and the Carpenter"というセイ
ウチが牡蠣を騙して食べてしまうお話があります。

その場面にMarchのカレンダーが描かれていて、"R"を見た牡蠣の長老が危
険を察知する場面があります。牡蠣の季節とRのことを知っているとアニメ
一つでも楽しさが増します。このような興味付けは高学年だからこそでき
ることではないでしょうか。

◇さて、5,6年生が楽しめるアクティビティ「その2」も歌とチャンツ
です。先週の予告どおりに、Hokey Pokeyを歌って踊りましょう。高学年
では歌はおろか踊るなんて「絶対に無理よッ!」と思っている先生がいた
ら、児童の実力を見極めていない証拠です。

◇児童は乗れば一瞬にしてダンサーや芸能人に変身します。芸人になる児
童も居ますが、これもOKでしょう。

◇例えば皆さんはマイケルジャクソンのMoon Walkはご存知ですよね。世界
中の子どもも大人も「カッコいい!」と感動して真似をしますよね。若者
でストリートダンサーもいっぱいいますよね。格好よくまじめにやればよ
いのです。

◇先生が照れながら、「ダッサイ踊り」を見せるから児童はやりたくなく
なるのです。見た目にダサいものを自分がやっているのを人から見られる
ことを想像するから、やりたくないのですよね。子どもは素直です。

◇では本題のHokey Pokeyです。この歌はLarry LaPriseというアメリカ人
が1940年代に作曲した歌で、大人から子どもまで良く歌われ、踊られてい
ます。

◇まずは大きなサークルを、可能であればクラス全員が入れるだけのサー
クルを、ロープで作ってください。

◇それで歌って踊るだけです。楽しくするには、これもアップテンポで
しかもジャズのリズムで音楽をつけられれば最高に楽しいものになります。

◇You Tubeの以下のサイトでは、アニメーションですが、とても楽しい歌
と踊りが紹介されていますので、チェックしてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=UDmCSvqhhoI

◇児童が乗ってくれば、身体のパーツをいろいろ変えてやってみます。
曲の最初に"elbow"と叫ぶと全員でYou put your right elbow in.
You put your right elbow out.と歌い続けていくことができます。

◇Body Parts だけでなく、"a notebook"と叫ぶとどうなるでしょう。
You put your notebook in. You put your notebook out.
You put your notebook in and shake it all about. となりますね。
いろいろなものを使って、さまざまな工夫ができます。

◇これらの英単語を叫ぶ人は教師である必要がありません。かえって児童に
やらせた方が良いです。それは児童が考えて発信しなければいけないという
必然性にぶち当たるからです。

◇このように5年生、6年生の持っているメンタリティや知的好奇心を利用
することで、アクティビティに能動的に参加できるのです。


2009年09月16日

「野球少年」(前編)

グローブも持っていた。バットも買ってもらった。ボールも何個かあった。
僕の親父は野球が好きで、阪神ファンで、息子の僕にそれらを買い与えた。

放課後、一度、家へ帰り、道具を持って、校庭に小学校のクラスの男子が
集合した。それぞれの子供たちの親父もやっぱり野球が好きで、息子達に
グローブだの、バットだのを買い与えていた。


そういう放課後のちびっ子野球は、僕が小4のときが一番盛んだった。小
5になると、野球の上手な子供たちは、地域の少年野球団に入るからだ。
僕は、というと「キャプテン翼」と運命的な出会いをし、小5でサッカー
に走った。


小4のクラスでは、野球の一番上手なクニヒコ君が僕らのリーダーだった。
みんなは「クンちゃん」と呼んでいた。


クンちゃんは、なぜか、阪急ブレーブスの大ファンで、だから、クラスの
男子はみんな阪急ファンになった。今思えば、随分と渋い少年たちだ。巨
人の江川ではなく、阪急の山田のほうが、その何十倍もヒーローだった。


僕らは4年3組で、1組が宿敵だった。放課後の校庭での野球対決では、
みんなが一組打倒に燃えていた。もちろん、審判がいるわけではない。大
人もいない。アウトかセーフで随分ともめた記憶もある。


勝ったからといって何があるわけでもないのだけれど、負けたら、1組
より「格下」ということになってしまう。それはどうしても避けねばな
らない。1組との戦いは、まさに少年たちの意地とプライドをかけた一
大決戦だったのだ。


これが2組になると、そんなことはなく、彼らは「僕ら弱くてすみませ
ん」みたいな態度で初めからやってくる。でも、すごく和気藹々。1組
のような緊張感もぴりぴり感もない。ヒット一本で大喜び。こっちもレ
ジャー感覚で野球を楽しんだ。


当の僕はというと、野球はまったく下手クソだった。打てない、守れな
いで、みんなをイライラさせた。ライトで8番。そこが定位置。まぁ、
それでも、出場を許されていたのだから、ぎりぎりセーフだったのだろ
う。


クンちゃんの優しい性格もあってのことだと思う。「ナイスバントだった
ぞ!」なんて、こっそり耳元で褒めてくれたりする。10歳にして、とて
もデキタ男だった。


そう、こんな僕でも、一度は「野球」を通過している。贔屓のプロ野球
チームもあるし、年に数回は球場に足を運んで野球観戦を楽しむ。多か
れ少なかれ、野球というものに自然に触れている。だからこそ心の底か
ら「凄い!」と思った。

以上、長い長い前置き。で、ここから本題。


イチロー選手の9年連続200本安打のメジャーリーグ新記録達成のこ
とだ。


記録達成のおかげで、改めて、イチロー選手についていろんな逸話が紹
介されている。その中で、とても興味深く、超一流の思考について感動
した話があった。


○次回へ続く。

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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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☆子どもにしっかり意見を言わせよう!☆

◇子どものセルフ・エスティームの向上を目指すのであれば、子どもの意見
を親が受容することが大切だ。いつもいつも子どもの意見を親が否定してい
たら、子どもは、「自分のことをお父さんもお母さんも重要だと思っていな
いのだ!」と思うはずだ。これでは、セルフ・エスティーム(自己重要感・
自己有能感)は、向上しない。

子どもの意見をしっかり言わせて、親がその子どもの意見をしっかり受け止
めることだ。ただし、誤解してはいけないことがある。それは、子どもの意
見を何でもかんでも受け入れろということではない。許容できる範囲は、受
け入れ、許容できない範囲の意見は、理由を話して訂正し、親の意見を返す
ことだ。

お母さん:来週のシルバーウィーク、A君は、どういう計画を立てたの?
 A君 :え~・・・。立ててないよ。
お母さん:じゃあ、今週中に計画立てなきゃね。
 A君 :え~・・・。来週はB雄C雄と遊びに行くことになっているんだ。
お母さん:えっ?!聞いていないけど!勉強はしないの?
 A君 :勉強はするよ!でも三人で遊びに行く約束したんだ。
お母さん:なんでそんな約束するのよ。お母さんに断りもなく!
 A君 :いいだろう!僕が誰と約束しても。大体お母さんは、すぐに僕の
やることを駄目だ駄目だというけど、どうしてなんだ!
お母さん:そんないことないじゃない。
 A君 :そんなことあるよ。いつもいつもそうだよ。

◇お母さんは、A君から遊びに行く約束を聞いた時に、先ずはそのことを一
旦受け止めて、それから休みの計画について考えさせるようにすればよかっ
たのだ。お母さんの意に沿わないことでも一旦は受け止めることだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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■ 緊張 ■

◇よく「緊張してうまくいかなかった」という話をよく聞きます。

◇なぜ、緊張するのでしょうか?そこで、私は緊張を便宜的に簡単な式
で表してみました。

◇緊張=主観的ことの重要さ/主観的自信のなさ【式1】
いかがでしょうか。しかし、これだけなら誰でも緊張する可能性はある
ことは説明できても、緊張の緊迫感が今ひとつです。

◇そこで、強度の緊張を説明するために、
緊張=(成功強迫)2/成功確率【式2】としてはどうでしょう。
心臓がばっこんばっこん打ち、言葉がしどろもどろになる感覚が説明
できそうです。

◇何が何でも成功しなければならない。という信念を持っていると、
分子が恐ろしく大きな値になり、緊張は絶頂に達することになります。

◇緊張を和らげるためには、「成功しなければならない。」を「成功
したらいいなぁ。」に変えることが大切ですね。そうすれば、成功
欲求はあっても強迫に至らないので、分子が小さくなり、緊張は和ら
ぐ筈です。

◇「そんなに簡単にいかないよ。」という声が聞こえそうですが、
極端な緊張で必然的に失敗を導くなら、たとえ失敗したとしても、
人生が終わることはない(もちろん誠意を持って対応した場合に限り
ますが・・・)情報をたくさん集めることの方が有益です。実際、
あなたが過去におかした一つの失敗で人生が終わったことはないはず
です。

◇更に分母の値も小さくすることもできます。
準備におけるあなた自身の努力を振り返ることです。
「こんなに準備をしたら、これ以上は残念ながら今の自分では限界で
ある。」と思う。更に、成功したときの周りからの賞賛や勇気づけ、
自分自身の達成感を思い出すのです。「あんなにうまくできたこと
がある。一度あったことは二度ある。自分にもうまくやれる資格が
ある。」という言葉が浮かんできたら、後は精一杯、誠意をもって
ことに臨むだけです。

◇緊張しっぱなしだった私も、こんな方法で、式2から式1に変え
適度な緊張感を持って取り組めるようになってきました。

◇ことを過大評価することから、客観的に見てみましょう。私たちに
やってくる課題は、解決できるから課題と意識できるのです。

◇はなからできないことは私たちの課題には昇らないですものね。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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ちょっと怖い態度のお兄さんが電車の座席に・・・。おばあさんが乗っ
てきた駅で、「どうぞ」と席を譲っているではないですか。普通そうに
見えるはずの人たちのできないことをこの風体の怖いお兄さんはしてい
ました。怖そうに見えない人ほど怖いかも・・・。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇

2009年09月14日

セミナー「生徒が集まるイベントの作り方」東京

2009年度MBAセミナー『1Dayグループコンサルテーション』
「生徒が集まるイベントの作り方」が、
9月13日東京会場で催されました。

盛況の内に幕を閉じられたこと、受講者の皆様に感謝いたします。

9.13-1.gif


当日はグループディカッションも活発で、
今、現在、どんなイベントが有効かを確認しあう場となりました。

どんなセミナーであったのか、
ご参加者いただいた皆様の声を抜粋します!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


●真剣に考えながら中土井先生のお話が聞けました。
今日の内容は少なくとも一つは実践します。

(個別指導)

9.13-2.gif


●1年ぶりのセミナー参加でしたが、今回も来て良かったです。
毎回、勇気がわき、仲間に聞かせてあげたい話ばかりでした。
ワークショップは最初は少々不安でしたが、
他の参加者の考え方を聞くことができ、ヒントをいただきました。

(集団指導)


●もっとたくさんの成功例を、できれば実物をみたいと思いました。
ちょっと欲張りですか! 講義はとても勉強になりました。

(集団指導)


●「イベントでは即効性のあるもの」と考えていたが、
接点を増やすことで入会につながるという視点を学びました。
生徒・父母との価値観の共有が、ポイントになるのですね。

(少人数指導)


●まだ学習塾の職員としての経験が浅い私ですが、
中土井先生のすべての話が参考となりました。
少しでも実践に生かしていきたいです。
また、学習塾の規模の大きさでイベントに対する考え方が
違うことに触れられて良かったです。

(個別指導)


●色々なイベントがあるんだなと実感しました。
自分にはない発想が多く、とても勉強になりました。

(集団指導)


●イベント実施の目的が再確認できました。素直にうなづける話が
多く、スーッと身体に沁みこんできました。

(個別指導)


●イベントを考える上で生徒にどうアプローチして何を目的にするか
を考えることがとても大切だと気付きました。

(個別指導)


●イベントをやる目的をしっかり持ち、実施することが大切だと分か
りました。今後はシリーズ化してイベントをやっていきます。

(個別指導)


9.13-3.gif

●ワークショップがある事で、理解の度合いが明確になるので、常に
頭を使い充実したセミナーになりました。
現場力をさらに引き上げられるよう今日のお話をしっかりと自社の
プログラムに落とし込みたいと思います。

(集団)

●他塾・他の人の考え方、やり方がわかってとても興味深いものと
なりました。広い範囲からイベントについて考えることができました。

(集団・個別)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「生徒が集まるイベントの作り方」は
今後、大阪、名古屋、福岡で順次、開催されます。

■日程・会場■

大阪会場 ●9月27日 (日曜日)新大阪丸ビル本館
名古屋会場●10月4日 (日曜日)名古屋都市センター
福岡会場 ●10月25日(日曜日)福岡県中小企業振興センター
〔定員制〕

ご興味がある方は、
http://www.management-brain.com/oneday/をご覧ください。

お問い合わせは合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツまで
電話番号 045-651-6922

mailadm@management-brain.co.jp

2009年09月11日

指導性を放棄していなければ良いのだが!

【記事】中高一貫九段校で1割が高校段階進まず 転学勧められる

 朝日新聞(2009年9/5)より以下抜粋

○中高6年間で一貫教育をする東京都の千代田区立九段中等教育学校で、
中学段階を終えた1期生の生徒のうち、1割強に当たる18人が高校段階
に進まず、他の学校に入学していたことがわかった。「学習態度に問題が
ある」などとして、別の高校への進学を勧めた生徒が多く含まれていたと
いう。

○九段中等教育学校は、千代田区が都立九段高校を都から譲り受け、06
年に開校した。同校によると、同年の入学者選抜で合格した「入試1期生」
は昨年4月時点で160人が在籍していたが、今年4月、高校段階に当た
る後期課程に進む際、18人が外部の学校に進んだ。

○学校側は、これらの生徒の多くについて「授業中にノートをとらなかっ
たり、学校が求める補習に参加しなかったりなど学習態度に問題があった」
としている。

保護者を交えて面接し、「高校で授業についていけず、留年の可能性も
ある」などと話して外部進学を選択肢として示したという。高木克校長は
「いずれの場合も保護者を含めて納得した上での選択だった」と言う。

○九段中等教育学校の転学者の多さの背景には、独自の入学選抜制度も
ある。同校は1学年の定員160人を80人ずつ、千代田区民と、区民
以外の都民の2グループに分けて募集する。

09年度の入学者選抜の倍率は「区民枠」1.7倍に対し、「都民枠」
10.0倍と大きな差がある。高校段階に進まなかった18人のうち、
区民枠が16人を占めるという。

○公立の中高一貫校は、私学志向が強い大都市圏を中心に、「公立復権」
のてこ入れ策として相次いで設立されている。既存の高校に付属中学を
新設する例が多いが、九段のように「中等教育学校」とし、一つの学校と
して一体的に教育する学校も全国で20校ある(08年4月現在)。

進学指導に力を入れているところが多く、九段中等教育学校も、中高6年
の学習内容を高2でほぼ終わらせる。予備校による土曜講座なども設けて
いる。

○東京都教委によると、都立の中高一貫校で高校段階に進んだ生徒がいる
学校は4校あるが、今年度、内部進学せずに外部の学校に入った生徒は
全部で5人程度にとどまるという。

都教委都立学校教育部は「6年間での教育が前提であり、仮に学力差が
あってもきめ細かな指導で対応している」と話す。

○千代田区教委の内藤千春・統括指導主事は「6年間の一貫教育の学校
として、大きな課題と受け止めている。習熟度別の授業など、個々の生徒
に応じた指導を充実させたい」としている。

○公立の中高一貫校をめぐっては、入学選抜の問題が難しく、難関化して
「とても小学校の学習内容では対応できない」「公立の教育のあり方から
外れている」といった批判が出ている。文部科学相の諮問機関・中央教育
審議会も検証を始めている。(宮本茂頼)

*私からのコメント

◇この記事を読んだだけでは、学校側の指導性がどのくらいあったのかは
分からないが、もしこの記事程度の指導であるならば、ちょっと疑問に思
える。

記事の中には「授業中にノートをとらなかったり、学校が求める補習に参
加しなかったりなど学習態度に問題があった」とあるが、どのくらい中1
の段階で指導が行なわれたのだろうか。

◇記事の中で入学選抜制度の特殊性を指摘しているが、転学者18名中
16名が区民枠(低倍率枠)の入学者だ。当然、適性検査(入学試験)で
区民枠(1.7倍)と都民枠(10.0倍)の合格基準は違っていただろ
うから、その合格者の中での格差は、倍率の格差からすれば、相当だった
はずだ。

ということは、中1の段階から学習における要注意生徒は、ある程度想定
できたはずだ。だとすれば、3年間の指導で、改善することも可能だった
のではないか。そういう疑問が浮かぶ。

◇もう一つ疑問を挙げれば、「『高校で授業についていけず、留年の可能
性もある』などと話して外部進学を選択肢として示した」とあるが、こう
いう説明でいいのだろうか。

もし、3年間の指導があれば、高校の授業についていけずというよりは、
私どもの指導の限界だというべきではないだろうか。勉強だけでこういう
勧告にはならないはずだ。しかし、勉強が原因で色々な問題が起こったの
かもしれない。そういう認識を学校側は、持った方が良いと思う。

◇公立中高一貫校の高校接続については、今後もこのような問題が起こる
はずだ。公立中高一貫校に大きな期待を持たない方が良いと思う。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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高学年生指導の実際-1

9月から4月までは、"September, October, … March, April"と綴ります。
全てに"R"が入ります。このことと"Oyster"のRとをかけて「牡蠣」の美味
しい季節と言われます。


実際"R"が入らない5月Mayから8月Augustの期間に牡蠣は産卵期に入り
食用には適さないとされているようです。最近では春から夏にかけて旬を
迎えるイワガキもあるので、年中「旬の牡蠣=Oysters in season」が楽し
めます。

◇さて、5、6年生が楽しめるアクティビティ「その1」は歌とチャンツで
す。高学年になると歌うことを嫌がる児童がいますから、高学年では高学年
生が楽しめる歌を探すことが教師の仕事になります。

そのポイントはリズムです。アップテンポのリズムほど楽しめます。同じ歌
でも、作成している出版社によって異なるアレンジがありますので探しまし
ょう。

◇それに加えて、チャンツです。リズムに乗ってセンテンスを覚えるためで
すが、リズムに乗って英語を言うこと自体が楽しいと思います。うまくなる
には、ラップで歌っているイメージを創れば良いのです。

◇5、6年生になれば、格好つけてラップで英語を話すことは気に入りそう
ではありませんか。

◇もう一点は、競争心を利用することです。公教育の現場では競争は禁句か
もしれませんが、子どもは競うことが大好きです。それが他の人と競わなく
てもCDのスピードと競うということでも良いでしょう。

◇実例として、body partsを覚えることがターゲットだとすれば、まずは、
黒板に身体全体と顔や脚などの部分の絵を張り出して、次のようにやって
みましょう。

教師:(ラップのリズムで)
Hey, boys and girls. Look at this picture. What's this?
What's this? What do you call this in English?
生徒:(ラッパーのように)
Hi! Mr. Asai. It's a nose. It's a nose. We call this a nose.
とやってみてはいかがでしょう。

◇わからないときは、
生徒:I don't know. I don't know. Tell me, tell me what that is.
ですね。

◇次は歌です。これはHead, Shoulders か Hokey Pokey の歌がピッタリ
です。英語ノートCDにもこの歌は入っていますが、はっきり言って
つまらないです。

市販の物にはこの歌を何度も繰り返し、だんだんと歌の速度が速くなる
アレンジの物があります。こちらを推薦します。楽しい材料です。

◇児童にとっては、最初は「エーッ、ジェスチャーつけるの~ッ!」という
かも知れません。無視して元気良く踊り始めます。目いっぱいまじめに
大げさにやってください。速さが変わってしかもそれがしつこいので、文句
を言いながらでも児童は楽しみます。

目的は音楽に合わせて速く身体を動かすことであり、速く口を動かすこと
です。児童にとってはそれが楽しいので、英語は口を動かしていううちに
定着します。

口を動かさない児童がいてもリズムで身体を動かす動作を通して英語は定着
します。

◇単純でつまらなそうなHead, Shouldersでもこのようにすると楽しいもの
に変化します。

ティームティーチングで一人がキーボードを使えるのであれば、速くしたり
遅くしたり児童の状況を見ながらスピードを変えながら楽しむこともできま
す。

◇次回はHokey Pokeyの歌を使ってみんなで踊る方法を紹介します。読者の
みなさんも一週間で楽しい技を編み出してみてください。

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2009年09月09日

「ドラえもん」

あなたが初めて買ったマンガは何だろうか?


僕が、物心ついて、初めて買ったマンガは「ドラえもん」だ。近所の
知り合いの本屋さんで百円玉をいくつか握り締めて買いに行ったのを
覚えている。

しかも、なぜか6巻。どうして1巻でなく6巻だったのか。今では許
せないが、子供のころは、こんな買い方をよくしていた。子供だった
から、としか理由のつけようがない。


ドラえもんが大好きだった。小学生のときは、その後も、何冊も単行
本を購入した。百円玉を握り締めて。


(話はそれるが、この原稿はパソコンで書いているのだが「どらえもん」
と平仮名で打って、変換すると、ちゃんと一発で「ドラえもん」と、
「ドラ」はカタカナ、「えもん」は平仮名のまま変換された。こんなと
ころに「ドラえもん」の偉大さを感じてしまう。)


生徒たちとドラえもんの話をしても、もちろん、通じる。15以上も年の
離れた生徒たちと同じマンガで盛り上がれるのだから、スゴイことだ。


で、やはり話題になるのは、どの道具が欲しいのかということ。人気は
やっぱり「タイムマシン」と「どこでもドア」。


「タイムマシン」は、異世代への興味だろう。未来よりも、過去に行っ
てみたいという声が多かった。歴史で習ったことが本当かどうか確かめ
たい、戦国武将に会いたい、という声があった。


「どこでもドア」なら、世界のいろんなところにすぐに行けるからとい
う極めてオーソドックスな理由が多かったが、「遅刻しそうなときにすぐ
に学校に行けるから」という中3の女の子の意見はちょっぴり微笑まし
かった。


子供だけでなく、大人の我々も「どんな道具が欲しいのか」考えること
はないだろうか。僕は断然「もしもボックス」なのだが、友人に聞くと
「四次元ポケット」という反則ワザの答えが返ってきた。


で、先日、インターネットを見ていたら、「ドラえもんのどの道具が欲し
いのか」という大人対象のアンケートを見つけた。


その中で「タイムマシン」と答えた40代の女性の理由が印象的だった。


「過去に戻って亡くなった両親に会いたいから」


あなたは、どの道具を使ってみたいですか?


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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年09月08日

☆親の態度が、子どものセルフ・エスティームに影響を与える!☆

◇子どものセルフ・エスティームを向上させるためには、親のアプローチが
重要だということで、子どもとのコミュニケーションに注目してきたが、
ここで、その前提である親の態度について触れておきたい。

◇子どものセルフ・エスティームを上げようと思えば、当然、親のセルフ・
エスティームも高くなっていなければならない。だから、日常的に交わされ
る子どもとの会話の中で、親の他人に対する姿勢や自分自身に対する言動が、
自然と子どもに反映してしまうことになる。


◇だから、嘘でもいいから元気で明るくいること、自分自身を卑下したよう
な発言はしないこと、他人を疑うような発言を極力避けることだ。また、
肯定的な発言を意識的に繰り返すこと。何があっても大丈夫だと思っている
こと。正しいことは正しいと主張すること。間違っていることは間違って
いると主張すること。このような態度を親は取るように努力することだ。


◇親としての自信のなさを子どもに見せないようにしょう。子どもの前では、
堂々と振舞うように努力することだ。そのために、毎朝、鏡に向かって自分
の一番良い顔の確認をし、今日一日元気でいくぞ!と気合を入れることだ。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年09月07日

■ 効果的な説得 ■

◇先日セミナーのワークショップのデモンストレーションで、コーチン
グを意識した説得を披露しました。私が好きなワークの一つで、参加者
のAさんのご協力を得て行いました。

私:「今度の日曜日釣りに行きましょうよ!」
A:「いやーやめておきます。」
私:「なぜですか?」
A:「子どももいるし、何かと忙しいので・・・」
私:「大海原にボートで漕ぎ出したら、気持ちいいですよ。大きな魚を
釣ったら気分は最高ですよ。是非いきましょうよ!」
A:「いやー。いろいろあるので、やめておきます。」

◇そして、Aさん気分はいかがですか?と聞くとAさん曰く、
「もううるさい。放っておいてくれ!」という感じでした。
会場から笑い。

◇次に
私:「今度の日曜日釣りに行きましょうよ!」
A:「いやーやめておきます。」
私:「残念ですね。ところで、普段のお休みは何をしているのですか。」
A:「小さい子どもがいるので、虫取りをしたり、砂場で遊んだり
します。」
私:「そうですね。子どもって、虫だとか動いているものを見たり
触ったりするのが楽しそうですものね。」
A:「そうですね。」
私:「Aさんは、お子さんを大切にされていて、お子さんが喜ぶこと
なら何でもして差し上げたいと感じられているようですね。」
A:「えーそうですね。」
私:「船に乗って、釣れた魚をお子さんがご覧になったらきっと大喜び
されるでしょうね。」
A:「(笑顔で想像しています)」
私:「今度の日曜日、お子さんを連れて、釣りに行きませんか?」
A:「行きましょう。是非、連れて行ってください。」

◇Aさん曰く、「まんまと乗せられた感じですね。本当に行こうと
いう気持ちになりました。」と、後者のやり取りの中で、ご自分は
断ろうと思いながら、心が動いてしまうのが歯がゆいようでした。

◇これは、ワークショップでしたが、Aさんもお子さんも大喜びして
いる様子を想像して私がワクワクしてしまいました。

こんな説得ができたら楽しいですよね。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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総選挙の結果を皆さんは、何を見て、何を思い、何を感じましたか?
私は、あらためてこの世に「絶対と永久がない」ということをしみじみ
感じました。きっと誰にでもチャンスは訪れるのです。そして、おごり
は、身を滅ぼすのです。
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都道府県に順位を付けることにどんな意味があるのだろう?

【記事】学力テスト、地域差埋まらず 秋田、福井、富山は今年も好成績

 読売新聞(2009年8/28)より以下抜粋

○文部科学省は27日、第3回全国学力テストの結果を公表した。小学
6年、中学3年の計約222万8000人が対象。


 
○市町村別の成績公表など橋下徹知事のもとで対策を講じてきた大阪府
は、小学国語Bが昨年の45位から34位に上昇した。上位グループは
中学生の国語・数学のBで、秋田、福井、富山の3県が昨年に続いて
ベスト3に入った。小学生の下位グループは沖縄県、北海道など昨年と
同じ自治体が目立ち、地域差が埋まらない傾向がうかがえた。
 
○テストは小学生が国語・算数、中学生は国語・数学。いずれも基礎
知識を試すA問題と応用力をみるB問題があり、4月21日、全国一斉
に実施された。
 
○都道府県別では、秋田県が小学生の国語B(平均正答率60・4%)、
算数B(同63・7%)でいずれもトップ。同県は第1回のテスト以来、
両科とも3年連続で1位となった。福井も3年連続でベスト3入り。

○大阪府は昨年2月に就任した橋下知事が改革に取り組み、小学生は
算数Bも昨年の34位から27位になったが、中学生は国語・数学とも
下位グループを抜け出せなかった。
 
○中学生の国語・数学のBは、大阪府とともに、沖縄、高知県が昨年に
続いてワースト3だった。

*私からのコメント

◇全国学力テストがいまだに行なわれている。税金の無駄使いだと本当
に思う。教育におけるテストの意味は色々あるだろうが、この全国学力
テストの意味はなんだろうか。

テスト結果の分析をして、次の学年の指導に生かすということなのだろ
うが、もしそれだけならば、テストを受けた児童・生徒は、大変迷惑な
話だ。テストは受けた児童・生徒へのフィードバックをしてこそ、
テストを受けた甲斐があるというものだ。

この児童・生徒はここが弱いから、こういう指導をしようとか、こう
いう補習をしようとか、フィードバックをすることだ(児童・生徒に
とってはちょっと迷惑かもしれないが)。その徹底をぜひ、してほしい。

◇ところで、都道府県のランキングを付けて、どんな意味があるのだろ
うか。こんなランキングを付けるから、事の本質を見逃してしまうので
はないだろうか。

各都道府県の教育委員会は、問題を見てうちの児童・生徒は、この問題
は解けるはずだとか、この問題は難しいだろうとか、判断するだけで
いいのではないだろうか。

この問題は、こういう風に教えなければ、多分児童・生徒は解けない
かもしれないとか、こういう風に教えているからこの問題の正答率は
低いのだとか、この問題については、出来ても出来なくてもいいとか、
そういう分析をして、指導に生かすことだ。

テスト結果を競争の道具にしないようにした方が良いと思う。こんな
ことが続けば、全国学力テスト対策のような授業になりかねない。
こんなことが起こったら、本当にバカな事態になってしまう。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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高学年生指導の留意点

異常気象は英語でabnormal weatherと表現すると以前お伝えしました。
最近は「集中豪雨」という状況が頻繁に観測されていますが、いくつか
表現がある中でlocalized downpourが分かり易いと思いますので、覚えて
使ってみてください。downpourは豪雨ですが、まさに土砂降り的な
ニュアンスを感じますね。


「英語の学習は身の回りから。」これはどの年代の初級学習者に必須のルール
だと思います。皆さんも自分の身の回りの目に付くものから、「英語でこれは
何と表現するのかな?“How do you say ○○ in English?”」と自問して
みてください。

◇さて、今回からみなさんと「高学年指導」について少し考えていきたいと
思います。

◇5年生、6年生は歌を歌わない、寸劇のようなアクティビティをしない
などのお悩みをお持ちの先生方は少なくないと思います。

◇その理由はさまざまでしょうが、一つ明確なことは活動内容と年齢との
関係でしょう。5、6年生は11歳、12歳です。この年齢の子どもは
徐々に具体的内容から離れても理論的操作の思考ができるようになる年齢
であり、精神的にも能力的にも大人にぐんと近づいています。幼稚なこと、
格好悪いと感じることなどに「ダッセーェ」と言って寄り付かなくなり、
幼稚な歌やダンスなどは気色悪いと感じるでしょう。

学習能力の面でも私立中学受験問題(テレビ番組「平成教育学院」などで
紹介されている難問です)を考えることができる能力を持っています。
そこに稚拙な英文のパターンプラクティスなどを入れると、「つまらない」
「覚えてどうなるの」など文句の一つも言いたくなるわけです。

◇「初歩」だから、「児童英語」だから…、という理由で、子どもたちの
メンタリティを考慮しないアクティビティや幼児や低学年向きの
アクティビティを組むと、子どもたちの意識はどんどん離れていきます。

◇だからと言って、中学校での文法ベースのシラバスを組み立てて授業と
して英語を指導することは本末転倒です。

◇そこで、これから数回に分けて、5、6年生が楽しめるアクティビティ
を紹介していきます。是非試してください。

◇そのキーは、タスクを中心としたアクティビティです。言い換えれば、
英語を学ぶということを目的にするのではなく何か楽しいことを行うため
に英語を必然的に使わざるを得ない状況をつくるということです。そして、
そのアクティビティに必要な要素は「格好よくできる」こと、「競技性や
競争が入る」こと、「できたらよいな」と思わせること、「知的好奇心を
刺激する」ことです。

◇では、次回から登場するさまざまなアクティビティにご期待ください。

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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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2009年09月03日

「登校日」

彼は、やってきた。いったいなぜ?


ある私立高校での話だ。高校2年生のA君という生徒がいる。彼は、素行
が悪く、教師からも目をつけられていた。

そして、ある日、学校での喫煙が見つかった。悪びれるわけでもなく、反
省するでもなく、逆に教師に悪態をついた。


A君は、「登校謹慎」という措置を受ける。毎朝、7時半に登校し、教室
ではなく、別室で特別指導を受ける。


彼は、最初の2日、7時半に登校した。3日目に遅刻した。謹慎が解け
る6日目、彼は学校には来なかった。そして学校はそのまま夏休みとなる。


この学校は、県内の他の学校と比べても、毎年、少なくない数の退学者を
出していた。教師の誰もがA君も、このまま退学するだろうと思っている。


そして、夏休み中の登校日。わずか、60分のホームルームだけのこの日、
A君は学校に顔を出した。登校謹慎中でさえ休んだのにもかかわらず。


気まぐれか。暇つぶしか。それとも。


わざわざ、なぜ登校日にやってきたのか。彼に、そんなことを誰も聞くこ
とはできない。しかし、『学校にやってきた』という彼の行動が、物語っ
ている気がする。


彼は、学校を辞めたくない。このまま通いたい。


もしかすると、彼自身でさえ、この気持ちに気付いていないかもしれない。
無意識にある「学校へ行きたい」という思いが彼を行動させた。考えすぎ
だろうか。


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    ◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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☆セルフ・エスティームを高める生活習慣☆

◇8月19日日経新聞の夕刊に次のような記事が載った。

 『外で遊ぶ・早く寝る子、「自尊感情」高い傾向 福岡県調査』

 外でよく遊び、早く就寝する子どもは、自分に価値があると感じる「自尊感
情」が高い傾向にあることが、福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で
分かった。自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は「夢をもって前向きに生きるために必要な自尊感情が、生活習慣や遊
びの中で育つことが裏付けられた」と話している。


 福岡県は昨年12月から3カ月、県内の小学4年と6年、中学2年と3年を対
象に「何をやっても失敗するのではないかと思う」「友達と同じくらいいろい
ろなことができる」など10項目の設問で自尊感情を評価、併せて普段の生活を
調べた。

 その結果、小学生では外で1時間以上遊ぶ児童の42%が自尊感情が高いとさ
れたのに対し、1時間未満しか遊ばない子では29%にとどまった。同様に午後
10時までに就寝する児童では45%を占める一方、夜更かしをする児童では34%。
中学生も同じ傾向だった。


◇この記事の調査だが、詳しく見る手立てが今のところないので、なんともい
えないが、基本的に自尊感情の高い子どもは、外でよく遊ぶ傾向がある。それ
は、自尊感情が高いからよく遊ぶのか、よく遊ぶから自尊感情が高くなるのか、
その因果関係ははっきりしないが、自尊感情の高い子どもは、生活習慣がある
程度確立されているようだ。


◇セルフ・エスティーム(自己重要感・自己有能感・自尊感情)を高めていく
ためには、生活を規則正しいものにした方がいい。


◇それは、規則正しい生活をすることで、他人の視線も評価もプラスになるか
らだ。誰も規則正しい生活をして他人に叱られることはないからだ。


◇そして、友人や知人と一緒に時間を使う方がセルフ・エスティームは高まる。
それは、みんなの中の一員として認めてもらえる可能性が高くなるからだ。


◇みんなと協同して遊びをするようになれば、それだけ他人からの関心や評価
を受けやすくなる。誰かとつながっているという実感をもって、過ごすことが
できるからだ。


◇勉強勉強とうるさく言わないでたまには、子どもが遊ぶことを保証してあげ
よう。子どもたち同士の協同行為を促すことがセルフ・エスティームを高める
ためには、必要なことなのだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年09月01日

9月1日号 ポスティング再考

◆目次
■巻頭所感
■Pick Up教育ニュース&ポイント
■達人の小技:フォローの位置付け
■MBA特集:ポスティング再考
■チラシのヒント:夏期講習のチラシから
■塾通信のネタ探し:学校の先生と生徒の認識の差について

「塾経営サクセスネットMBA」145 号を皆様にお届けします。

夏期講習が終わりました。9月在籍生は、大幅に増えたでしょうか。
講習ごとに在籍生が飛躍的に伸びていくことが、塾経営のポイントで
あることは言うまでもありません。しかし、そうは問屋が卸さないとい
うことで、今号の特集を「ポスティング再考」としました。少しでも集客
に寄与する、塾の告知に関するものにしました。

ポスティングは賛否評論あります。効果はどうなのか、そこまでして
集めなくっちゃならないのか、色々な意見があることは承知していま
すが、集客の観点から考えてみると、必要なものであると私どもは
考えます。また、副次的な効果という意味でも。ぜひ、今特集を参考
にして、貴塾の塾告知をあり方をもう一度再考してみてください。

また、今号では、「チラシのヒント」で弊社が作ったチラシを解説して
います。ポスティング用のチラシや冬期講習のチラシ作りの参考にし
てください。

早いもので今日から2009 年度の後半戦に突入します。この9月―
12 月が、来年を形作る重要なタームです。業務計画をしっかり作っ
て、来年度の準備をしてください。

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表 中土井鉄信

☆セルフ・エスティームを高める生活習慣☆


◇8月19日日経新聞の夕刊に次のような記事が載った。

 『外で遊ぶ・早く寝る子、「自尊感情」高い傾向 福岡県調査』

 外でよく遊び、早く就寝する子どもは、自分に価値があると感じる「自尊感
情」が高い傾向にあることが、福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で
分かった。自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は「夢をもって前向きに生きるために必要な自尊感情が、生活習慣や遊
びの中で育つことが裏付けられた」と話している。


 福岡県は昨年12月から3カ月、県内の小学4年と6年、中学2年と3年を対
象に「何をやっても失敗するのではないかと思う」「友達と同じくらいいろい
ろなことができる」など10項目の設問で自尊感情を評価、併せて普段の生活を
調べた。

 その結果、小学生では外で1時間以上遊ぶ児童の42%が自尊感情が高いとさ
れたのに対し、1時間未満しか遊ばない子では29%にとどまった。同様に午後
10時までに就寝する児童では45%を占める一方、夜更かしをする児童では34%。
中学生も同じ傾向だった。


◇この記事の調査だが、詳しく見る手立てが今のところないので、なんともい
えないが、基本的に自尊感情の高い子どもは、外でよく遊ぶ傾向がある。それ
は、自尊感情が高いからよく遊ぶのか、よく遊ぶから自尊感情が高くなるのか、
その因果関係ははっきりしないが、自尊感情の高い子どもは、生活習慣がある
程度確立されているようだ。


◇セルフ・エスティーム(自己重要感・自己有能感・自尊感情)を高めていく
ためには、生活を規則正しいものにした方がいい。


◇それは、規則正しい生活をすることで、他人の視線も評価もプラスになるか
らだ。誰も規則正しい生活をして他人に叱られることはないからだ。


◇そして、友人や知人と一緒に時間を使う方がセルフ・エスティームは高まる。
それは、みんなの中の一員として認めてもらえる可能性が高くなるからだ。


◇みんなと協同して遊びをするようになれば、それだけ他人からの関心や評価
を受けやすくなる。誰かとつながっているという実感をもって、過ごすことが
できるからだ。


◇勉強勉強とうるさく言わないでたまには、子どもが遊ぶことを保証してあげ
よう。子どもたち同士の協同行為を促すことがセルフ・エスティームを高める
ためには、必要なことなのだ。

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