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« ■ 成長の第三歩 ■ || 「モデル」(後編) »

☆子どもが勉強しない理由を知る☆

◇子どもが勉強しない理由は、実に様々だとは思うが、その理由を聞き
出して、勉強しない原因を取り除くことが出来れば、子どもは勉強に
向かうようになるかもしれない。

◇その原因を分析する枠組みが、NLP(神経言語プログラミング)の中には
ある。それは、ニューロロジカル・レベルモデル(ロバート・ディルツ)
で、その一部を紹介すると(メルマガなので、図表がつかえないが、
ピラミッドになっている)一番上が、自己認識、その下が、信念・価値観
、次が、能力、次が、行動、一番下が、環境だ。

◇下から説明をすると、
 ・環境とは、その人が生活している歴史及び地理的な環境。
 (どこで機能したか)
 ・行動とは、その人の具体的な行動や活動。
 (何をしたか)
 ・能力とは、その人のノウハウ。
 (どのように行動や活動をしたのか)
 ・信念・価値観とは、その人が行動をした理由。
 (与えられた環境である行動をしたのはなぜか)
 ・自己認識とは、その人の自分のアイデンティティーの捉え方。
 (上記のことをした人とは、誰だろう)

◇自己認識を除いてこの4つの項目が、「なぜ勉強しないんだ?」と質問
した時の、子どもの答えに対して、参照枠を提供してくれるものだ。

「どうして勉強しないんだ?」と言う質問に対して、子どもは、

 A:「家だと弟がうるさくて勉強できない」       環境
 B:「どうやって勉強したらいいかわからない」     行動
 C:「だって、俺、馬鹿だからやっても無駄なんだよ」  能力
 D:「しょうがないよ。親の遺伝だから」        価値観
 
という答えが返ってきたら、先のモデルのどの段階に当てはまるのかで、
勉強をしない(=何かが障害になって勉強が出来ない)原因が分かる。

◇A君の答えである「家だと弟がうるさくて云々」というのは、家では
勉強する環境にはないということだから、親としては、「図書館で勉強
したら」とか「学校でちょっと残って勉強すれば」というアドバイスを
するのだ。A君が図書館や学校で残って勉強するようになったら、A君
の問題は、解決となるはずだ。
 
◇B君の答えならば、勉強の仕方を教えることだが、C君の「だって、
俺、馬鹿だからやっても無駄なんだよ」という答えであれば、C君の
過去の成功体験を思い出させることが、いいアドバイスになる。最後の
D君ならば、両親と同じ必要はないことをアドバイスすることだ。
 
◇私たちは、自己イメージに左右されながら、生きている。その自己
イメージを変えると行動も変わるものだ。その自己イメージを形成して
いるものこそ、このモデルの下位項目だ。ぜひ、意識して子どもたちの
言動を受止めて欲しい。そして、その下位項目に沿ったアドバイスを
心がけて欲しい。

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